アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

小説「蒼穹の月」(2)

2019年08月16日 | 尹奉吉義士
小説「蒼穹の月」(2)                      小説であり、虚実こもごもであることを御了承下さい (二)上海(一九三二年四月) 故郷を離れる  尹奉吉は一九三〇年三月六日(二三歳)、「丈夫出家生不還」と書き遺して家を出た。この遺書は中国戦国時代の刺客荊軻(けいか)が秦の始皇帝を殺害するために出発する直前に「風蕭々兮易水寒 壮士一去不復還(風蕭々として易水寒く 壮士ひとたび去 . . . 本文を読む
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