
「芝生広場を維持」「樹木の保全」…これが基本的確認だった
2004年3月の「広坂通り・中央公園」再生整備計画策定PI委員会報告書」について検討しました。PI委員会は2003年7月に設置され、4回の審議(7/22,9/11,11/20,3/17)をへて、「広坂通りと中央公園が風格のある空間として再生されることを期待する」という提言がまとめられました。
(1)17人の委員と10人の行政オブザーバー(石川県と金沢市の職員)で構成されていました。17人の委員、特に4人の「公募委員」がどのように選ばれたのかが明記されていません。
(2)3ページ目には、「計画策定の進め方」が図示されています。それによれば、「行政(検討情報提供)→PI委員会→県民に情報公開→県民の意見提案→PI委員会→行政」という流れです(図1)。
「PI委員会から県民に情報公開がなされ、県民の意見が反映される」はずでしたが、この過程がすっぽりと抜け落ちて、県民を除外して、行政とPI委員会によって「提言」としてまとめられ、これを議会が承認して成立するというシステムです。
(3)会議が4回(7/22,9/11,11/20,3/17)おこなわれていますが、第2回委員会では、事務局(行政)から3案が出されました。芝生広場に関しては下記の通りです。
A案 金沢公園などで新たなイベント空間も整備されていることから、現状のイベント空間を維持する。芝生広場の芝生の更新をおこなう
B案 イベント広場や賑わい空間を石張り等で舗装する
C案 イベント広場や賑わい空間、芝生広場も石張り等で舗装する
(4)第3回委員会(11/20)で3案を検討し、基本プランの「最終とりまとめ案」が出されています。
★芝生広場エリア…芝生の更新をおこない、イベント、軽運動や憩いなどの多目的な利用ができる芝生広場を維持する、イベントに対応(踏圧に強い)でき、緑の期間が長く、維持管理が比較的容易な芝生に張り替える。表土入れ替えや暗渠管敷設などの抜本的排水改良(図2)をおこなう。
★近代文学館に隣接するエリア…樹木の保全を基本とする、一部樹木の間引き・剪定をおこなう
★仙石通り側エリア…仙石通り沿いの一部樹木の間引き・剪定をおこないほどよい見通しの確保(→仙石通りからの自動車などの騒音増大が懸念される)

(5)この「最終とりまとめ案」を受けて、「PI委員会の提言」となっています。
中央公園については、「都心部の憩いと集い空間の再生~既存樹木や施設の保全・有効活用と新たな魅力空間の創造~」と、抽象的な提言ですが、「最終とりまとめ」では、「①芝生広場は舗装にしないで、芝生広場を維持する、②樹木の保全を基本とし、間引きは一部に限る」とされています。
(6)委員の公募が不透明で、約束の情報を公開もせず、県民の意見も聞かずに出した「提言」ですが、B,C案の舗装方針は否定されています。しかし、石川県はPI委員会の「提言」さえ無視し、その後も県民に情報公開もせず、県民の意見も聞かないで、樹木の大量伐採、芝生広場の舗装に踏み切りました。県民が納得するはずがありません。
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2004年3月の「広坂通り・中央公園」再生整備計画策定PI委員会報告書」について検討しました。PI委員会は2003年7月に設置され、4回の審議(7/22,9/11,11/20,3/17)をへて、「広坂通りと中央公園が風格のある空間として再生されることを期待する」という提言がまとめられました。
(1)17人の委員と10人の行政オブザーバー(石川県と金沢市の職員)で構成されていました。17人の委員、特に4人の「公募委員」がどのように選ばれたのかが明記されていません。
(2)3ページ目には、「計画策定の進め方」が図示されています。それによれば、「行政(検討情報提供)→PI委員会→県民に情報公開→県民の意見提案→PI委員会→行政」という流れです(図1)。
「PI委員会から県民に情報公開がなされ、県民の意見が反映される」はずでしたが、この過程がすっぽりと抜け落ちて、県民を除外して、行政とPI委員会によって「提言」としてまとめられ、これを議会が承認して成立するというシステムです。
(3)会議が4回(7/22,9/11,11/20,3/17)おこなわれていますが、第2回委員会では、事務局(行政)から3案が出されました。芝生広場に関しては下記の通りです。
A案 金沢公園などで新たなイベント空間も整備されていることから、現状のイベント空間を維持する。芝生広場の芝生の更新をおこなう
B案 イベント広場や賑わい空間を石張り等で舗装する
C案 イベント広場や賑わい空間、芝生広場も石張り等で舗装する
(4)第3回委員会(11/20)で3案を検討し、基本プランの「最終とりまとめ案」が出されています。
★芝生広場エリア…芝生の更新をおこない、イベント、軽運動や憩いなどの多目的な利用ができる芝生広場を維持する、イベントに対応(踏圧に強い)でき、緑の期間が長く、維持管理が比較的容易な芝生に張り替える。表土入れ替えや暗渠管敷設などの抜本的排水改良(図2)をおこなう。
★近代文学館に隣接するエリア…樹木の保全を基本とする、一部樹木の間引き・剪定をおこなう
★仙石通り側エリア…仙石通り沿いの一部樹木の間引き・剪定をおこないほどよい見通しの確保(→仙石通りからの自動車などの騒音増大が懸念される)

(5)この「最終とりまとめ案」を受けて、「PI委員会の提言」となっています。
中央公園については、「都心部の憩いと集い空間の再生~既存樹木や施設の保全・有効活用と新たな魅力空間の創造~」と、抽象的な提言ですが、「最終とりまとめ」では、「①芝生広場は舗装にしないで、芝生広場を維持する、②樹木の保全を基本とし、間引きは一部に限る」とされています。
(6)委員の公募が不透明で、約束の情報を公開もせず、県民の意見も聞かずに出した「提言」ですが、B,C案の舗装方針は否定されています。しかし、石川県はPI委員会の「提言」さえ無視し、その後も県民に情報公開もせず、県民の意見も聞かないで、樹木の大量伐採、芝生広場の舗装に踏み切りました。県民が納得するはずがありません。
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