
小松基地の歴史と現状を知る小冊子
『今こそ、不戦を誓う ―小松からアジアの友へ―』
内容:155頁 代金:600円+送料310円
注文はこちら→【郵便振替口座番号:00710-3-84795 口座名:アジアと小松】
はじめに
今から80年前の1941年、小松基地の前身・海軍飛行場建設に着手し、私の叔父たちが動員され、スコップと鍬で完成させた。敗戦で、元の農民(農地)に帰るべき飛行場用地はそのまま米軍に接収され、1951年朝鮮侵略戦争の一翼を担い、その後自衛隊基地とされ、かつての植民地支配と戦争への反省もなく、日々増強されながら今日に至っている。
1951年小松市民と金沢大学生の抵抗、1961年基地拡張反対の住民闘争、1975年ファントム訴訟が始まり、未だ「勝利」の二文字を得られてはいないが、70年間のたたかいの蓄積は日帝の戦争政策を拒む人々の堡塁となってきた。
1978年小松基地問題研究会を結成し、微力ながらも小松基地批判を発信し続け、43年が過ぎた。小松基地の地政学上の位置、その軍事的役割、とくに住民の熱意について、次の世代に伝えるべく、この小冊子を企画した。
2021年2月
目次
【一】朝鮮侵略の戦闘機を飛ばすな ――1頁~
はじめに
第一 戦時期 ――2頁~
(1)食糧増産から軍事基地建設へ/(2)強制連行してきた朝鮮人を動員
第二 戦後反基地闘争 ――4頁~
(1)第6航空団設置/(2)第2次拡張とF104J配備/(3)F4ファントム配備と「10・4協定」/
(4)45年つづく差し止め訴訟
第三 攻撃訓練の強化 ――7頁~
(1)小松基地の位置と戦力/(2)質量ともに増える日米共同演習/(3)G空域での訓練強化/
(4)緊急着陸
第四 基地機能の強化 ――9頁~
(1)防空要塞化、新管制塔/(2)アグレッサー部隊の小松移転/(3)滑走路かさ上げと二本化/
(4)F35導入計画
第五 小松基地による生活破壊 ――16頁~
(1)騒音被害/(2)空から落ちてくる/(3)人口の停滞/(4)地価の低迷/
(5)居住地を奪う基地
後序 ――26頁~
【二】基地周辺住民たちの熱意 ――29頁~
【三】第5・6次訴訟傍聴報告 ――49頁~
【四】資料 ――78頁~
①小松基地日誌(戦前~二一世紀)――79頁~
②小松海軍基地建設 ――88頁~
③10・4協定 ――92頁~
④小松基地の戦力 ――102頁~
⑤スクランブルリスト ――106頁~
⑥日米共同演習リスト ――107頁~
⑦緊急着陸リスト ――111頁~
⑧事故リスト(墜落、物品落下など) ――116頁~
⑨滑走路2本化動向 ――117頁~
⑩小松基地周辺の住環境 ――126頁~
⑪石川県内の軍事施設 ――130頁~
⑫「北朝鮮空爆を極秘研究」 ――135頁~
⑬小松基地司令=田母神俊雄の場合 ――136頁~
⑭領土ナショナリズムと大和堆問題 ――139頁~
⑮論考「戦後30年の小松」(1976年)――147頁~
⑯小松基地問題研究会小冊子・全目次――150頁~
『今こそ、不戦を誓う ―小松からアジアの友へ―』
内容:155頁 代金:600円+送料310円
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はじめに
今から80年前の1941年、小松基地の前身・海軍飛行場建設に着手し、私の叔父たちが動員され、スコップと鍬で完成させた。敗戦で、元の農民(農地)に帰るべき飛行場用地はそのまま米軍に接収され、1951年朝鮮侵略戦争の一翼を担い、その後自衛隊基地とされ、かつての植民地支配と戦争への反省もなく、日々増強されながら今日に至っている。
1951年小松市民と金沢大学生の抵抗、1961年基地拡張反対の住民闘争、1975年ファントム訴訟が始まり、未だ「勝利」の二文字を得られてはいないが、70年間のたたかいの蓄積は日帝の戦争政策を拒む人々の堡塁となってきた。
1978年小松基地問題研究会を結成し、微力ながらも小松基地批判を発信し続け、43年が過ぎた。小松基地の地政学上の位置、その軍事的役割、とくに住民の熱意について、次の世代に伝えるべく、この小冊子を企画した。
2021年2月
目次
【一】朝鮮侵略の戦闘機を飛ばすな ――1頁~
はじめに
第一 戦時期 ――2頁~
(1)食糧増産から軍事基地建設へ/(2)強制連行してきた朝鮮人を動員
第二 戦後反基地闘争 ――4頁~
(1)第6航空団設置/(2)第2次拡張とF104J配備/(3)F4ファントム配備と「10・4協定」/
(4)45年つづく差し止め訴訟
第三 攻撃訓練の強化 ――7頁~
(1)小松基地の位置と戦力/(2)質量ともに増える日米共同演習/(3)G空域での訓練強化/
(4)緊急着陸
第四 基地機能の強化 ――9頁~
(1)防空要塞化、新管制塔/(2)アグレッサー部隊の小松移転/(3)滑走路かさ上げと二本化/
(4)F35導入計画
第五 小松基地による生活破壊 ――16頁~
(1)騒音被害/(2)空から落ちてくる/(3)人口の停滞/(4)地価の低迷/
(5)居住地を奪う基地
後序 ――26頁~
【二】基地周辺住民たちの熱意 ――29頁~
【三】第5・6次訴訟傍聴報告 ――49頁~
【四】資料 ――78頁~
①小松基地日誌(戦前~二一世紀)――79頁~
②小松海軍基地建設 ――88頁~
③10・4協定 ――92頁~
④小松基地の戦力 ――102頁~
⑤スクランブルリスト ――106頁~
⑥日米共同演習リスト ――107頁~
⑦緊急着陸リスト ――111頁~
⑧事故リスト(墜落、物品落下など) ――116頁~
⑨滑走路2本化動向 ――117頁~
⑩小松基地周辺の住環境 ――126頁~
⑪石川県内の軍事施設 ――130頁~
⑫「北朝鮮空爆を極秘研究」 ――135頁~
⑬小松基地司令=田母神俊雄の場合 ――136頁~
⑭領土ナショナリズムと大和堆問題 ――139頁~
⑮論考「戦後30年の小松」(1976年)――147頁~
⑯小松基地問題研究会小冊子・全目次――150頁~