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アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

20250118『強制連行・強制労働 追悼碑を守ろう』を作成中

2025年01月18日 | 戦後補償(特に不二越強制連行)
乞うご期待! 
『強制連行・強制労働 追悼碑を守ろう』を作成中


はじめに「再録にあたって」より
 昨年、高崎市「群馬の森」に設置されていた「朝鮮人追悼碑」が不当に撤去され、金沢では「尹奉吉墓地使用許可取消訴訟」が提訴され、差別・排外主義が再び跋扈しはじめた。

 2014年に、「群馬の森公園」にある朝鮮人追悼碑の更新拒否、奈良県柳本飛行場の説明板撤去、長野市松代地下壕説明文の修正、長崎韓国人原爆犠牲者慰霊碑の設置拒否などが続発していた。2015年、強制動員真相究明ネットの協力のもと、全国に設置されている朝鮮人・中国人の強制連行被害者追悼碑・遺跡説明板の調査をおこなった。
 半年間の調査の結果、少なくとも283基の追悼碑・説明板があり、約130基の碑文・説明文が把握され、そのうち72基に「強制連行」「強制労働」「徴用」「労務動員」「獄中死」などと、強制連行・強制労働が明示されていた。これらの情報は『強制動員真相究明ネット ニュース』(第7号、2015/10/12須磨明投稿)に掲載された。

 それから七年後の2021年に、長崎韓国人原爆犠牲者慰霊碑の碑文中の「強制連行」を「本人の意思に反して徴用・動員」にやむなく変更して設置され、他方群馬の森では追悼碑が撤去された。
 金沢でも、2006年頃から尹奉吉碑撤去の動きがあり、2024年「尹奉吉墓地使用許可取消訴訟」が始まったのを機に、2015年の調査後に届いた全国の追悼碑設置情報を加えて、再整理した。

 2024年12月31日時点で北海道(37)、東北(21)、関東(54)、北信越(23)、東海(35)、関西(36)、中国・四国(23)、九州・沖縄(58)、合計287基を確認できたので、①2015年当時の解説、②追悼碑等の一覧表(追加版)、③追悼碑等の碑文・説明文、④追悼碑等の画像をここに再録する。

目次
強制連行追悼碑を守ろう ― 全国追悼碑等リストと碑文 ―

 【解説】強制連行追悼碑の調査結果から(2015年10月)
 【論考】強制連行追悼碑の撤去・碑文修正について(2015年11月)
 【論考】小池都知事、今年も関東大震災朝鮮人虐殺追悼拒否(2018年8月)
 【論考】『黒三ダムと朝鮮人労働者』(堀江節子著)を読む (2023年8月)
 【論考】佐渡鉱山のユネスコ世界遺産登録申請 整理メモ(2022年2月)
 【資料1】強制連行等追悼碑・慰霊碑・記念碑・説明板リスト(2024年12月改訂版)
 【資料2】追悼碑・慰霊碑・記念碑の碑文、説明板(2025年1月改訂版)
 【資料3】追悼碑・慰霊碑などの画像(2025年1月改訂版)

尹奉吉碑撤去攻撃をはね返せ
 【論考】尹奉吉碑撤去攻撃をはね返せ(2024年11月)
 【調査】尹奉吉はどこに埋葬されたのか(2024年12月)
 【年表・経過】保存・整備から継承へ、傍聴報告(2025年1月)

【画像】不二越女子勤労挺身隊の場合(1~6)
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