
たたかう沖縄の映画3本
沖縄の友人から『速報 辺野古のたたかい 2015.1~3』、『泥の花』のDVDをプレゼントしてもらった。「チョイさんのブログ」「琉球新報」「沖縄タイムス」などで、日々沖縄・辺野古の様子を見てきたが、これらの映像もぜひ見てほしい。また、三上知恵監督の『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』も劇場公開される。
「粛々」と言いながら、強引に進める辺野古新基地建設にたいして、全国的な反対運動として「辺野古基金」が創設された。共同代表に宮崎駿(映画監督)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、佐藤優(元外務省職員)、菅原文子(菅原文太の妻)、石川文洋(報道写真家)、宮城篤実(前嘉手納町長)などが名を連ね、政府・米軍にたいする包囲が始まった。本土から辺野古新基地建設反対に合流しよう。(以下、コピペです)
『速報 辺野古のたたかい 2015.1~3』(DVD 38分1000円)
―沖縄の最前線を伝える森の映画社の沖縄ニューズリールNo.10
1月の海上作業の再開と共に、海でも陸でも、抗議する市民への弾圧が強まる。
船に乗り込み、カヌーに飛び乗り、転覆させる海上保安庁。暴力的な拘束で、カヌーメンバーにも船長にも、負傷者が続出。
ゲート前でも山城博治さんが不当逮捕される。
大浦湾一杯に広げられたフロートとオイルフェンス。
夜陰にまぎれて持ち込まれる巨大な作業台船。
45トンにもなるコンクリートブロックを投入し、海を破壊する防衛省。
3900人が集まった瀬嵩浜の県民集会の翌々日、翁長沖縄知事は沖縄防衛局に対し、作業の停止を指示する。
馬乗りになる、飛び乗る、海に沈める、引きずる、羽交い絞めにする。

『泥の花』 (じんぶん企画 2014年制作 DVD 90分3000円)
辺野古のたたかいから
辺野古でのキャンプ・シュワブゲート前での抗議活動、海上でのカヌー隊による抗議活動は今も続いている。戦争をくぐりぬけてきたお年寄りや、学生、県外からかけつけた人など、様々な人々が様々な形で武器をもたない生身の体で、「生存権」をかけた闘いを続けている。
沖縄の歴史から学ぶもの
約40年前に、辺野古の海の近くの金武湾を埋め立てて、巨大な石油化学コンビナート(CTS)を作る計画があった。母なる海を守るために立ちあがった「金武湾を守る会」は、沖縄の住民運動の原点であると言える。「自分の命は自分で守る」、「一人一人が代表」、「共同の力」など、沖縄が翻弄されながらもつかみとったものの上に今の辺野古の闘いがある。
トラウマからの脱却
かりゆしグループCEO平良朝敬さん、稲嶺名護市長、新基地建設に反対する2人の代表の話から、 「基地がなくては沖縄はダメだ」というトラウマから開放される沖縄の新しい未来がひらかれてくる。
辺野古の新基地建設とは
沖縄の基地負担軽減は虚構である。辺野古の海を含む沖縄本島東海岸からは、自衛隊と米軍との密接なつながりと、「戦争のできる国」づくりを猛烈にすすめる日本の姿が見える。

『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』(129分 監督 三上知恵)
沖縄県・東村高江のヘリパッド建設に反対する住民たちの声をすくい上げた「標的の村」の三上智恵監督が、2015年、アメリカ軍新基地建設のため埋め立てが進む辺野古の海で起こっている衝突を記録したドキュメンタリー。
2014年11月の沖縄県知事選で新基地建設反対の翁長雄志氏が勝利した後も、国策として海の埋め立てが続き、現場では住民による抗議活動とそれを排除しようとする警察や海上保安庁との衝突も起きている。そうした激しい対立の起こっている現実のほか、基地と折り合って生きる人々の思いや、苦難の歴史のなかで培われた沖縄の豊かな文化や暮らしも描き出していく。
タイトルは、辺野古のゲート前のフェンスに掲げられていた琉歌の一節から取られたもの。
沖縄の友人から『速報 辺野古のたたかい 2015.1~3』、『泥の花』のDVDをプレゼントしてもらった。「チョイさんのブログ」「琉球新報」「沖縄タイムス」などで、日々沖縄・辺野古の様子を見てきたが、これらの映像もぜひ見てほしい。また、三上知恵監督の『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』も劇場公開される。
「粛々」と言いながら、強引に進める辺野古新基地建設にたいして、全国的な反対運動として「辺野古基金」が創設された。共同代表に宮崎駿(映画監督)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、佐藤優(元外務省職員)、菅原文子(菅原文太の妻)、石川文洋(報道写真家)、宮城篤実(前嘉手納町長)などが名を連ね、政府・米軍にたいする包囲が始まった。本土から辺野古新基地建設反対に合流しよう。(以下、コピペです)
『速報 辺野古のたたかい 2015.1~3』(DVD 38分1000円)
―沖縄の最前線を伝える森の映画社の沖縄ニューズリールNo.10
1月の海上作業の再開と共に、海でも陸でも、抗議する市民への弾圧が強まる。
船に乗り込み、カヌーに飛び乗り、転覆させる海上保安庁。暴力的な拘束で、カヌーメンバーにも船長にも、負傷者が続出。
ゲート前でも山城博治さんが不当逮捕される。
大浦湾一杯に広げられたフロートとオイルフェンス。
夜陰にまぎれて持ち込まれる巨大な作業台船。
45トンにもなるコンクリートブロックを投入し、海を破壊する防衛省。
3900人が集まった瀬嵩浜の県民集会の翌々日、翁長沖縄知事は沖縄防衛局に対し、作業の停止を指示する。
馬乗りになる、飛び乗る、海に沈める、引きずる、羽交い絞めにする。

『泥の花』 (じんぶん企画 2014年制作 DVD 90分3000円)
辺野古のたたかいから
辺野古でのキャンプ・シュワブゲート前での抗議活動、海上でのカヌー隊による抗議活動は今も続いている。戦争をくぐりぬけてきたお年寄りや、学生、県外からかけつけた人など、様々な人々が様々な形で武器をもたない生身の体で、「生存権」をかけた闘いを続けている。
沖縄の歴史から学ぶもの
約40年前に、辺野古の海の近くの金武湾を埋め立てて、巨大な石油化学コンビナート(CTS)を作る計画があった。母なる海を守るために立ちあがった「金武湾を守る会」は、沖縄の住民運動の原点であると言える。「自分の命は自分で守る」、「一人一人が代表」、「共同の力」など、沖縄が翻弄されながらもつかみとったものの上に今の辺野古の闘いがある。
トラウマからの脱却
かりゆしグループCEO平良朝敬さん、稲嶺名護市長、新基地建設に反対する2人の代表の話から、 「基地がなくては沖縄はダメだ」というトラウマから開放される沖縄の新しい未来がひらかれてくる。
辺野古の新基地建設とは
沖縄の基地負担軽減は虚構である。辺野古の海を含む沖縄本島東海岸からは、自衛隊と米軍との密接なつながりと、「戦争のできる国」づくりを猛烈にすすめる日本の姿が見える。

『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』(129分 監督 三上知恵)
沖縄県・東村高江のヘリパッド建設に反対する住民たちの声をすくい上げた「標的の村」の三上智恵監督が、2015年、アメリカ軍新基地建設のため埋め立てが進む辺野古の海で起こっている衝突を記録したドキュメンタリー。
2014年11月の沖縄県知事選で新基地建設反対の翁長雄志氏が勝利した後も、国策として海の埋め立てが続き、現場では住民による抗議活動とそれを排除しようとする警察や海上保安庁との衝突も起きている。そうした激しい対立の起こっている現実のほか、基地と折り合って生きる人々の思いや、苦難の歴史のなかで培われた沖縄の豊かな文化や暮らしも描き出していく。
タイトルは、辺野古のゲート前のフェンスに掲げられていた琉歌の一節から取られたもの。