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小松基地問題研究会

2019年シタベニハゴロモ調査最終報告

2019年11月11日 | 自然
2019年シタベニハゴロモ調査最終報告

 昨年(2018年)春、金沢市M1丁目でシタベニハゴロモの幼虫を発見し、その後7月下旬からニワウルシ(シンジュ)に多数の成虫を見つけた。

 8月直前から11月上旬まで、散歩がてらに、ハエ叩きを持って、毎日、朝夕2回巡回し、成虫を駆除し続けた。ハエ叩きが届く高さ2.5メートルより下に止まっている約1000匹とアパートの壁面などに産みつけられた卵塊多数を駆除した。

2019年観察記録
 今年も、6月上旬にシタベニハゴロモの幼虫を発見し、7月31日に最初の成虫を発見した。毎日巡回して、ハエ叩きの届く限りの成虫を駆除し続け、11月10日に終了した。

 両年の1週間ごとの駆除集計結果と3日ごとの集計グラフを見ると、今年の発生は昨年に比べて1ヶ月ほど後ろにずれているようだ。

 

 昨年はかなり駆除したつもりでいたが、今年は昨年の約1.8倍、11月10日現在で1823匹を駆除した。

 ハエ叩きの届かない2.5メートル以上にいるシタベニハゴロモは無事カップリングして、卵を産み付けているだろうから、来年は今年以上に発生するだろう。

 11月に入って、ニワウルシ(シンジュ)の近くに建つアパートの壁面をチェックすると、昨年を上廻る卵塊が産みつけられていた。



 蜂が攻撃したり、カマキリが捉えていたり、クモの巣に架かっているのを見たが、体重があるので、少しバタバタすると脱出しているようで、小さな昆虫では捕食は難しいようだ。鳥たちが捕食しているのだろうか。

 10月1日付けの商業新聞には、内灘でもシタベニハゴロモが発見されたと報道され、生息地域が拡大しているようだ。来年は、今年以上に発生するのだろう。昆虫の繁殖力に完敗だ!


 
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