フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

甍は青く 苔むして

2018年05月24日 20時29分36秒 | 日記
さて、昨日の続き。

ともかくやってきた前橋市の嶺城跡。地図で見たとおりの場所に実際駐車場はあった。看板のところにはちゃんと花とか植わってて綺麗ですな。

ただまあ、場所的には駐車スペース、みたいな感じだわな。道路との段差もあるし。

このとおり、ちゃんと遊歩道ができてる。最近整備されたっぽいな、これ。

んで、本丸跡である。規模的にはまあまあ程度で、本丸跡自体は案外狭い。けれども連郭式とでも言える構造で、同じくらいの郭が5つくらい並んでいる。

本丸の際がちゃんと1段高くなって残っているあたりもポイント高いと思うわ。

んで、ここの跡の白眉とも言える郭の間の堀切。興味ない人には普通の山肌の写真にしか見えないだろうけど、この窪みは全部人工的に掘り下げられた物ですからね。そう考えながら現地見ると、素直にすごいと思えるんだが、写真に撮ると案外迫力が伝わらないんだよなあ。

で、詳細説明看板。これは見学コースのルート上にはなくて、少し離れたところにある。城的には追手にあたるあたりで、看板の裏手は民家。多分このお宅の私有地だった(ことによると今も)のではないかと思うな。

とにかく、それなりの山村部とは言え平成の大合併前の前橋市内にここまでの規模で保存状態の良い中世城郭跡が残っているとはホント驚き。公園化されてるわけじゃないから興味ない人が行って楽しめるもんじゃないが、興味ある人が行けば期待値低い分、かなり楽しめますな。良い経験をさせてもらったぜ。これを機に、また城跡巡り再開したいかもなあ。ネットで記載がほとんど見当たらないけども保存状態良好な城跡なんて、群馬県内まだまだあるし。

・・・とまあ、閲覧者が興味を抱きようもないネタを何日か引っ張った挙句、特にこれといって盛り上がりもなく今回のネタは終わりと言うことですね、はい。丹生城にしても嶺城にしても、下手したら地元の人だって知らねえってのね。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 古城は独り 何偲ぶ | トップ | 駅長の責務 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
流石に調べました (Sin)
2018-05-25 20:51:39
北条高広に所縁のある城なんすね。
田中氏の居城で地主さんも田中さんというのがなんともはや
>Sinさん (ぬたり)
2018-05-26 23:40:01
北条高広は上野国とは縁が深いですから、城跡めぐりしてると結構名前出てきますね。ちなみに先日のネタの丹生城だと、最後の主として小幡憲重の名前が出てきますな。

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事