フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

マイナー趣味の憂鬱

2019年08月23日 22時12分34秒 | 日記
新しいレンズも買い、思い出したように愛機ペンタックスK-5IIをいじりだしたタイミングで、スマホのビッグデータを活用されて、フェイスブック立ち上げるたんびにペンタックスの新型フィッシュアイレンズなんて言う、ぬたりにドストライクな広告見せられて悶々とする今日この頃。欲しいよう欲しいよう(旅行に行ったので今は逆さにしても鼻血も出ない)
ともあれ新しいカメラ機材を購入したもんで、手元の収納が心許なくなったぬたりは、カメラの収納ケースを購入することにした。そんなもんホムセンのプラケースに乾燥剤放り込んどけばいいのかもしれないが、まあ、たまには行っておくかと某カメラ屋さんのチェーン店に行くことにした。
それにしてもデジカメバブルがはじけて幾年月、この手のお店もすっかり寂しくなったもんで、かつてそれなりの広さを誇り、ぬたりも何度も利用した店舗は、もはや半分以上を同社が経営する子供用写真スタジオに乗っ取られており、物販スペースは寂しい限り。まあ、実際ぬたりが行ったときもスタジオの方が客が多かったし、こらもう仕方ないわな。いまやコンデジなんか誰も買わねえもん。スマホで十分。
で、プラスチック製の収納ケースなんてそもそもそんなに種類もないし、迷うまでもなく選び、さて後は、とばかりに店内の新品カメラを見ていく。コンデジはともかく一眼レフはケースの中だから触れはしないが、興味のあるものは見てるだけでも楽しいもの。ぬたりの愛機を作ったペンタックスは、今やかなり機種整理が進んでいて、まあそんなに見てて楽しいものではないんだが、おそらくブランドが潰れない限りはぬたりは一生ペンタックス使いなので、こうして定期的に眺めているのは案外有意義な時間となる。えーっと、ペンタックスの一眼レフはっと。
展示機が一つもなくて愕然とする。
売れちゃったんだろうかと弁護もしたかったのだがさにあらず。
カタログすらない。
ち、ちょっと待った。確かにペンタックスはいまやデジタル一眼ではシェア少ないですよ。デジタル化で一気に伸びたキャノン、根強い人気のニコン、ミノルタの系譜を継ぎつつ新機軸で新たなファン層を開拓するソニー。その狭間で、これと言った話題を提供できてないのは確か。せいぜい普及機で数十色のカラーバリエーションを出したくらいか。その後定着してないが。
まあ、ニコンF買えない人がこぞってSP買ってた時代ならいざ知らず、今の世の中ペンタ使いは「分かって使っている人」か「単なる珍しもん好き」のどちらか。はっきり後者であるぬたりにとって、店頭在庫がないとか扱いがぞんざい、なんてのはもう慣れっこではある。
が、カメラ屋に来て実機もカタログもない、なんてのは初めての経験だわな。ペンタックスのシェアが縮小してるのか、このチェーン店の販売体制が縮小してるのか、どっちなんかね(多分両方)

まあ、シグマとかケンコーに比べればまだマシか。店頭でそもそも見ないもんな。
コメント (2)
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