三菱車、国が走行試験 正しい燃費値、6月にも公表(←リンク先はヤフーのニュース)
リコール隠しなんて問題にならないくらい大騒ぎになっちゃってる三菱自動車。まあ、事の悪質さで言えばリコール隠しの方が遙かに悪質なんだがな。リコール隠しは不具合の隠匿だが、今回のはあくまでも性能の虚偽であって、別に不具合って訳じゃない。そもそもカタログ燃費自体があてにならんにもほどがある数字だしね。もちろんあてにならんと言ってもイコールコンディションで数値出さなきゃいけない筋合いのもんではあるので悪質な行為であることは論を待たないが。
ぬたりは実は三菱という会社に対してはそんなに悪い感情を持っていない。なにしろ最初に年単位で所有した車は三菱のミラージュだったしね。パワーウィンドウがおかしくなったりエンジンがランオン(※)したり、今思えば品質は正直首を傾げるしかないが、それでも思い出補正というものは以外と強い。あちこち出掛けた思い出があるからか、他社のコンパクトカーの名前を言われても何とも思わないが、ミラージュと言われるとちょっとは心が動く。4速マニュアル搭載(平成3年車でだぜ)とか意味不明な装備内容もなんかかわいかったんだよね。三菱の発表を信じれば、このぬたりのミラージュあたりから走行抵抗や慣性抵抗の測定には不正な測定方法が行われてたらしいが。そう考えると不正の歴史も長いな。
ただし、不正な行為と言っても、発表されている「方法自体」はアメリカであれば正規なやり方。確かに不正なやり方ではあるけれども、正規にデータ収集してたならそんなに大規模な数値のズレは起こらないはず。今回発表された軽自動車の不正は、方法よりも意図的に優位なデータを届け出た(そもそも試験やってない可能性すら浮上してるけども)事の方が大きな問題であることは間違わない方がいいよ。マスコミはともかく、SNSや各ポータルのコメント豚共がそれをきちんと分かっているかは怪しいもんだがな。
斯様にぬたりは三菱の車はそんなに嫌いではなく、多少は弁護したい気持ちが無いでは無いんだけど、偽装の内容があまりにも小悪党的所行なので、ちょっと弁護のしようがない。
でもまあどのみちぬたりが必要以上に感情を害する必要もないな。そもそも車好きなら三菱の品質に関して疑わないやつはモグリ。上記のように、ぬたりも身を持って三菱の品質は学んでいる。その弱点を理解しても欲しいだけの魅力を感じて買う、というのが姿勢だから、おそらく多くの車好きは良くて苦笑、悪くて失笑、って感じで、騙された、と騒ぐ人はほとんどいないんじゃないかと。簡単に言えば、「三菱ならば、さもありなん」程度(おい)。そのくせ自動車評論家は「信じていたのに騙された」とか書く人いると思うけど、ただの嘘つきかメーカーの提灯記事しか書く能がないかのどちらだから、そういう事書く人は軽蔑していいよ。
今回の件は、今世に出ているekワゴンとデイズの燃費を不当に悪くしていたというわけではない。三菱は持てるリソース総動員して開発はしたはずで、結果、燃費がカタログほどは伸びていないってことで、言ってみればカタログに書かれている数字がちょこっと変わるだけ。それを気にする人はいるんだろうしそれ自体は別におかしくは無いけれども、ぬたりは車の購入時にカタログ燃費をほとんど参考にしないからあまり関係のない話だな。燃費ってのは使い方にもよるんで、カタログ燃費が多少いいからと言って実使用燃費もそれに比例して良くなるかというと、そうとも限らないしね。
発表を聞いて、んじゃあ燃費の計測ってどうやるんだ? とあれこれ調べられたので個人的にはとても勉強になった。室内の設備でやるんだろ、程度の認識しかなかったからね。今回は、「カタログ燃費を実燃費に近づけるために試験時に色々な負荷をかけよう」という検査側の努力の裏をかいたとも言えるわけでね。検査内容を見ると、それなりに燃費検査もあれこれと頑張って、実際に近い数値を出そうとしてるんだなあ、と感心はしたけど、それでもちっともちっとも実使用との乖離が埋まらない現状は、ホントにメーカーの開発力ってのはなあ、と感心すると同時に呆れるわ。と同時にこの程度の信頼度の数値を元に免税や増税を決めようとする国の姿勢にも呆れるが。お前らが苦労せずに得られるデータだからって検査燃費ばっかり重視して、そこに権益ぶら下げるからこういうことが起こるんだよ。
こと今回の三菱だけに限らず、カタログ燃費と実使用燃費との乖離はでかい。カタログ燃費は、定地走行→10モード→10・15モード→JC08モード、と実際に近づけるように変更してるにもかかわらず、その差は全く埋まらない(むしろ拡大傾向にある)。だから各車なんらかの試験に対する操作はしてるんだろうけれども、認められる範囲内であればこれはもう仕方ない。それでも現状だと試験の結果ばかり重視して、実際の使いやすさとかの部分を軽視してないかい? という疑念がどうしてもあるんだけどもね。これに関してはこれを契機に今後に期待するしかないしね。でもまあ、少なくとも燃費競争が落ち着くまでは無理だな。一時期のカメラの画素競争もそうだったけど、こういう分かりやすい数字ってのは、得てして使い勝手を置き去りにしてまでも無駄な競争を繰り広げちゃうものだからね。で、それのみを求めるユーザーも実際いるわけでね。でなきゃプリウスみたいな高い車がバカ売れするわけないんだし。
※
エンジンスイッチをオフにしているにも関わらず、エンジンが一種の自然発火状態となり不安定な回転がしばらく続く状態になることを言います。ぬたりのミラージュはマニュアルだったので、この状態になったら、サイドブレーキを引き、ギアを入れてクラッチを繋げることにより意図的にエンストを起こすことによって止めてた。珍しい症状だなあ、と思ってたら、知り合いが同じミラージュを買ったら全く同じ症状起こしてたのには笑ったなあ。
リコール隠しなんて問題にならないくらい大騒ぎになっちゃってる三菱自動車。まあ、事の悪質さで言えばリコール隠しの方が遙かに悪質なんだがな。リコール隠しは不具合の隠匿だが、今回のはあくまでも性能の虚偽であって、別に不具合って訳じゃない。そもそもカタログ燃費自体があてにならんにもほどがある数字だしね。もちろんあてにならんと言ってもイコールコンディションで数値出さなきゃいけない筋合いのもんではあるので悪質な行為であることは論を待たないが。
ぬたりは実は三菱という会社に対してはそんなに悪い感情を持っていない。なにしろ最初に年単位で所有した車は三菱のミラージュだったしね。パワーウィンドウがおかしくなったりエンジンがランオン(※)したり、今思えば品質は正直首を傾げるしかないが、それでも思い出補正というものは以外と強い。あちこち出掛けた思い出があるからか、他社のコンパクトカーの名前を言われても何とも思わないが、ミラージュと言われるとちょっとは心が動く。4速マニュアル搭載(平成3年車でだぜ)とか意味不明な装備内容もなんかかわいかったんだよね。三菱の発表を信じれば、このぬたりのミラージュあたりから走行抵抗や慣性抵抗の測定には不正な測定方法が行われてたらしいが。そう考えると不正の歴史も長いな。
ただし、不正な行為と言っても、発表されている「方法自体」はアメリカであれば正規なやり方。確かに不正なやり方ではあるけれども、正規にデータ収集してたならそんなに大規模な数値のズレは起こらないはず。今回発表された軽自動車の不正は、方法よりも意図的に優位なデータを届け出た(そもそも試験やってない可能性すら浮上してるけども)事の方が大きな問題であることは間違わない方がいいよ。マスコミはともかく、SNSや各ポータルのコメント豚共がそれをきちんと分かっているかは怪しいもんだがな。
斯様にぬたりは三菱の車はそんなに嫌いではなく、多少は弁護したい気持ちが無いでは無いんだけど、偽装の内容があまりにも小悪党的所行なので、ちょっと弁護のしようがない。
でもまあどのみちぬたりが必要以上に感情を害する必要もないな。そもそも車好きなら三菱の品質に関して疑わないやつはモグリ。上記のように、ぬたりも身を持って三菱の品質は学んでいる。その弱点を理解しても欲しいだけの魅力を感じて買う、というのが姿勢だから、おそらく多くの車好きは良くて苦笑、悪くて失笑、って感じで、騙された、と騒ぐ人はほとんどいないんじゃないかと。簡単に言えば、「三菱ならば、さもありなん」程度(おい)。そのくせ自動車評論家は「信じていたのに騙された」とか書く人いると思うけど、ただの嘘つきかメーカーの提灯記事しか書く能がないかのどちらだから、そういう事書く人は軽蔑していいよ。
今回の件は、今世に出ているekワゴンとデイズの燃費を不当に悪くしていたというわけではない。三菱は持てるリソース総動員して開発はしたはずで、結果、燃費がカタログほどは伸びていないってことで、言ってみればカタログに書かれている数字がちょこっと変わるだけ。それを気にする人はいるんだろうしそれ自体は別におかしくは無いけれども、ぬたりは車の購入時にカタログ燃費をほとんど参考にしないからあまり関係のない話だな。燃費ってのは使い方にもよるんで、カタログ燃費が多少いいからと言って実使用燃費もそれに比例して良くなるかというと、そうとも限らないしね。
発表を聞いて、んじゃあ燃費の計測ってどうやるんだ? とあれこれ調べられたので個人的にはとても勉強になった。室内の設備でやるんだろ、程度の認識しかなかったからね。今回は、「カタログ燃費を実燃費に近づけるために試験時に色々な負荷をかけよう」という検査側の努力の裏をかいたとも言えるわけでね。検査内容を見ると、それなりに燃費検査もあれこれと頑張って、実際に近い数値を出そうとしてるんだなあ、と感心はしたけど、それでもちっともちっとも実使用との乖離が埋まらない現状は、ホントにメーカーの開発力ってのはなあ、と感心すると同時に呆れるわ。と同時にこの程度の信頼度の数値を元に免税や増税を決めようとする国の姿勢にも呆れるが。お前らが苦労せずに得られるデータだからって検査燃費ばっかり重視して、そこに権益ぶら下げるからこういうことが起こるんだよ。
こと今回の三菱だけに限らず、カタログ燃費と実使用燃費との乖離はでかい。カタログ燃費は、定地走行→10モード→10・15モード→JC08モード、と実際に近づけるように変更してるにもかかわらず、その差は全く埋まらない(むしろ拡大傾向にある)。だから各車なんらかの試験に対する操作はしてるんだろうけれども、認められる範囲内であればこれはもう仕方ない。それでも現状だと試験の結果ばかり重視して、実際の使いやすさとかの部分を軽視してないかい? という疑念がどうしてもあるんだけどもね。これに関してはこれを契機に今後に期待するしかないしね。でもまあ、少なくとも燃費競争が落ち着くまでは無理だな。一時期のカメラの画素競争もそうだったけど、こういう分かりやすい数字ってのは、得てして使い勝手を置き去りにしてまでも無駄な競争を繰り広げちゃうものだからね。で、それのみを求めるユーザーも実際いるわけでね。でなきゃプリウスみたいな高い車がバカ売れするわけないんだし。
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エンジンスイッチをオフにしているにも関わらず、エンジンが一種の自然発火状態となり不安定な回転がしばらく続く状態になることを言います。ぬたりのミラージュはマニュアルだったので、この状態になったら、サイドブレーキを引き、ギアを入れてクラッチを繋げることにより意図的にエンストを起こすことによって止めてた。珍しい症状だなあ、と思ってたら、知り合いが同じミラージュを買ったら全く同じ症状起こしてたのには笑ったなあ。