フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

目立つものは記事にする 継続は目立たないから記事にしない 所詮マスコミなんてそんなもの

2012年07月04日 19時14分20秒 | つぶやき
超小型車に“乗れない”自動車メーカー 官主導で市場性の視点欠落
トヨタ車体、超小型EV「コムス」発売 業界初の認定車へ
(↑リンク先はどちらもヤフー)

タケオカに任せとけそういうもんは!

別に大型メーカーに新たに求めるまでもない。現状生産体制が整ってて、何なら輸入体制(REVAはインド製)もあるタケオカを本腰入れてバックアップすれば問題はない。市場は実際そんなに大きくないから、それで十分ニーズに対応できるだろ。大手4輪メーカーが踏み込む意義なんてない。もちろん記事を読む限り、前者の記事を書いた記者がタケオカの存在を知らないことは明白な訳でね。「既に市場に超小型車は存在するが、一般に浸透しているとは言い難く、値段も100万円程度」程度は知ってりゃ書くだろ。ま、記者のレベルが低い産経だしー。
記事中「新しいジャンル」というのも意味が分からない。現状タケオカがミニカー(マイクロカー)を作っているし、道路交通法、道路運送車両法ともにちゃんと規定がある以上、新しいジャンルなどではない。普及したいなら法規制をちょっとだけ整備してやれば済む話。法律で規制かけて、ミニカー(マイクロカー)を使いづらい乗り物にした(昔は原付免許でOKだったけど、今は普通免許が必要)のは、他ならぬ国交省だろが。そんな中、儲けが出ないから、ってんでとっととコムスの生産止めて、国のバックアップが得られそうになってノコノコ帰ってきたトヨタと、その間も地道に作り続けてきたタケオカのどちらこそが記事とされるべき会社だと思っているのかね。

ちなみに交通弱者のための乗り物として推進するんであれば、ミニカー専用の駐車場を整備するとか、路側に止めても違反にならないように法整備するくらいの気概はあるんだろうな国交省。一般の駐車場を使え、となれば、交通弱者にとってのミニカーならではの実使用でのメリットなんかほとんど無いぜ。
そもそもだ。何故今ミニカーの論議かと言えば、軽自動車の税金を上げるぜ、という議論が民主党から割とマジに出てるからなのね。ミニカーの税金を据え置きにすれば、結果的に維持費がお得になる、とこういう論理のすり替え。ま、マニフェストに「自動車の税金の簡素化」はうたわれていて(取得税と重量税はホントです)、「軽だけ特別扱いって簡素な制度じゃないよね。だから軽の税金引き上げて、全体のバランスを取って(一部引き下げて全体の負担を軽減したと言い張って)簡素化しよう」と言われれば、まあ筋は通る。半分詐欺みたいなもんだけども、まあ世の中とか某党のマニフェストなんてそんなもの。
核家族化が進んでいるのに3列シートの車がファミリーカーとして売れていることからも分かるように、「万が一、人が荷物が乗るときがあったら」を考えちゃう日本人(貶したい訳でもない。長所でもあるといえばある)には、ミニカーってどうやったって大きな市場にはなるはずがない。

ぬたりは実は個人的にはこういう車好きでね。こういうので高原の観光道路とか流したら、下手なスポーツカーよりも目立てると思うんだけどもね。しかも見た人に警戒心や嫉妬を植え付けないし。ちなみにぬたりが買うなら、タケオカに頼み込んで塗色は「オリーブドラブ」にしたいなあ。男の色だぜオリーブドラブ。ま、こういうのは少数派でね。世間一般のニーズではないがな。

ま、そもそも田舎のジジイはエコだ何だと言われるまでもなく、昔からホンダのスーパーカブに乗ってるわけでね。カブで済むならカブ乗ってりゃいいんじゃないかと思うんだけどなあ。維持費、製造時の資源消費(いわゆるエコカーはこれが無茶苦茶高いって皆どれだけ分かってるんだか)、積載量、どれをとっても世界有数の使えるエコビークルなんだけどね。そういう動きはねーな。
今日の結論は、予算があるならタケオカの生産ラインに予算を突っ込め、ってことで。今やっておかないと、カブみたいに100%中国生産になっちゃうぜ。いやマジで。
コメント (2)
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