■シークレット・ラブ / 八木美代子 (テイチク / ユニオン)
自粛がメインの連休明け、皆様の再始動は、いかがでございましょう。
サイケおやじは、その反動でドカドカと持ち込まれた雑多な無理難題に押しまくられております。
そこで本日の１枚は短めに、そして例によっての「この人」シリーズなんですが、主役たる八木美代子について知っている事と言えば、確か昭和57(1982)年頃から放送されていた石原プロ制作によるド派手な警察アクションドラマ「西部警察 PART-Ⅱ」にセミレギュラーとして出演していたはずで、役柄は吉行和子がママをやっていたスナックで働いていた様な記憶があるんですが、それにしても当時、堂々のアイドル路線でシングル盤を出していたとは、全くの守備範囲外でした。
もちろん、掲載の私有盤にしても、何時何処でゲットしたのかも記憶に無い、つまりは安値の纏め買いして、自宅階段下の物置に段ボール箱ごと収納してあった、結果的に聴くこともなかった死蔵盤だったんですねぇ……。
それが今回の自粛から、やらねばならない断捨離作業での再会というバチアタリは、大いに反省させられました。
なにしろＡ面に収録された「シークレット・ラブ」が作詞：中山大三郎＆作曲：鈴木邦彦から提供された、ちょいとオールディズ風味の効いた歌謡ポップスの王道路線であり、ラテンビートを巧みに入れた若草恵のアレンジが、発売された昭和56(1981)年春にしては、幾分時代遅れっぽいところが、またまた味わい深いものを感じてしまったんですねぇ～～♪
そして何よりも素晴らしいのは、八木美代子の正統派シンガーとしての清涼な声質と伸びやかな節回しですよっ！
いゃ～～、今まで聴かなかったのは、本当にバチアタリでありました。
よぉ～しっ！
これから八木美代子を集めるぞぉ～～っ！
ど～か皆様にも、お楽しみいただきとうございます <(_ _)>
あっ、そうでした、急に思い出したんですが、前述した「西部警察 PART-Ⅱ」には、ロマンポルノの大スタアである山科ゆりが、なんとっ！ 蕎麦屋の店員役で出演していたような、聊か曖昧な記憶が蘇ってまいりました。
うむ、今夜は録画保存してある「西部警察」シリーズを鑑賞する他はない気分です。
失礼致しました。
