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サイケおやじの生活と音楽

ついつい口ずさむのは心細いなぁ…

2020-05-25 19:27:15 | 歌謡曲

心細いな / ヘレン笹野 (EASTWORLD / 東芝)

所謂「タレント」と称する芸能人は、何が本業なのか不明な人気者が多く、殊更日系ハーフ美女であれば、それだけで価値が認められているのが、現在までの日本の常識?

ですから、そんなこんなで大勢が登場しては消えていった芸能界において、我々の記憶に刻み付けられる印象の強さという点からすれば、やはり日系ハーフ美女は得をしているんじゃないでしょうか。

本日の主役たるヘレン笹野は、昭和50年代中頃から2~3年ほどしか表立った活動はしていなかったと思うんですが、その間にはバラエティ番組のアシスタントやレポーター、グラビアアイドル、さらには歌手としてもシングル盤だけでなく、それなりに出来の良いアルバムも出していたという人気があり、それでいて案外すっぱりと芸能界を去ってしまった……。

それは全くサイケおやじの思い込みかもしれませんが、何時の間にかフェードアウトしてしまうには、勿体なかったなぁ~~、と思っているんですよ。

もちろん、全てはヘレン笹野の決断によるところですから、ファンであったとしても、それに異を唱える事は出来ないわけですが……。

で、本日掲載したシングル盤は、歌手としてのヘレン笹野が出した、おそらくは一番に有名な「心細いな」をA面に入れたヒット作で、これはジャケ写をご覧いただければ説明不要、フジテレビで放送されていたアニメ「うる星やつら」のエンディングテーマとして作詞:地恵子シュレイダー&實川翔子、作曲:小林泉美が提供のトロピカルな歌謡ポップスで、如何にもガイジン発音の節回しとキュートな歌声には妙に惹かれるものがありますねぇ~~♪

決して歌唱力に優れているとは言えませんが、星勝のアレンジは意図的にチープでシンプルな仕上がりを狙っている感じで、だからこそのライトタッチが「うる星やつら」の作品世界にはジャストミートしているんじゃ~ないでしょうか。

そして、この「心細いな」を披露する彼女をサイケおやじは当時のテレビで観ていますが、なんとなく普通っぽかったのが物足りなくて、願わくばラムちゃんみたな衣装で演じて欲しかったなぁ~~、というのが心残りであります。

ということで、話は変わりますが、どうやら新型コロナによる疫病からの緊急事態宣言は解除の方向らしく、それゆえに明日は遠方からの来客が予定されているんですが、なんだから危機感が弛みそうで、嫌な予感が……。

そんなこともあったからでしょう、今朝のサイケおやじは、ついつい「心細いな」という気持ちで、このシングル盤を取り出してしまったようです、我知らず。

いゃ~ぁ、なんとも心配性な自分を再認識しているのでした。

コメント
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