OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

新年に驚愕のビートルズ裏盤

2010-01-01 12:30:03 | Beatles

The Beatles Rock Band Songtracks (Fab 4 Ever = bootleg)

謹賀新年♪

全く暗い世相のお正月ではありますが、とにかく楽しいことを作っていくのが人生というサイケおやじは、今年の一発目にビートルズを選びました。

で、本日ご紹介のブツの元ネタは、昨年のリマスターCD騒動の陰で、ひっそりと同じ頃に発売されていた公式ゲームの「The Beatles Rock Band」から、その音源トラックだけを抜き出した海賊盤のディスク3枚セットです。

☆Disc 1
 01 I Saw Her Standing There
 02 Boys
 03 Do You Want To Know A Secret
 04 Twist And Shout
 05 I Wanna Be Your Man
 06 I Want To Hold Your Hand
 07 A Hard Day's Night
 08 Can't Buy Me Love
 09 I Feel Fine
 10 Eight Days A Week
 11 Ticket To Ride
 12 Day Tripper
 13 Drive My Car
 14 I'm Looking Through You
 15 If I Needed Someone
 16 Paperback Writer
 17 Tax Man
 18 Yellow Submarine
 19 And Your Bird Can Sing
 20 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band /
                 With A Little Help From My Friends
 21 Lucy In The Sky With Diamonds
 22 Getting Better
 23 Good Morning, Good Morning
 24 Hello Goodbye
 25 I Am The Warlus
 26 All You Need Is Love
☆Disc 2
 01 Revolution
 02 Back In The U.S.S.R.
 03 Dear Prudence
 04 While My Guitar Gently Weeps
 05 Birthday
 06 Helter Skelter
 07 Hey Bulldog
 08 Don't Let Me Down
 09 Come Together
 10 Something
 11 Oh! Darling
 12 Octopus's Garden
 13 I Want You (She's So Heavy)
 14 Here Comes The Sun
 15 The End
 16 Dig A Pony
 17 I've Got A Feeling
 18 I Me Mine
 19 Get Back
 20 Tomorrow Never Knows / Within You Without You

 私は本来、ゲームをやりませんし、このゲームそのものが日本では未発売だったらしいので、全くのノーマークだったんですが、「聴いたら、絶対に吃驚しますよ」というプート屋のお兄ちゃんの言葉に嘘はありませんでした。
 まず、ほとんどの曲に演奏スタートの合図となるカウントが聴かれます! もちろん「Tax Man」のように、公式トラックでは間延びしたようなカウントの声が、ここでは通常の勢いになっていますし、有名な「I Saw Her Standing There」にしても、別な雰囲気が濃厚です。また「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」では、例のざわめきの中からカウントが浮かび上がってくる演出が、実にリアルですよ。
 そしてさらに驚愕されられるのが、おそらく全てのトラックが新しいミックスになっていることで、微細な部分から愕然とさせられるところまで、丹念な比較検証が必要かと思いますが、例えばフェードアウトで終わるはずの「Ticket To Ride」が、その途中でいきなり終了し、続く「Day Tripper」のカウントから実に印象的なギターリフのイントロへと入っていく展開が、クセになるほどです。
 それと曲によっては拍手がダビングされた疑似ライプ仕立にされていたり、また既に述べたようにステレオミックスの定位の違いとか、音像の広がり具合が目からウロコだったり、なんと演奏の一部が公式テイクと異なっていたりするのですから、本当にハッとさせられる瞬間が多々、あるんですねぇ~♪
 中でも Disc 2 のオーラス、「Tomorrow Never Knows / Within You Without You」では「Tomorrow Never Knows」の衝撃的なリズムパターンのビートリフをベースにした「Within You Without You」という過激なサンプリングが、危険極まりない魅力として、永遠に聴いていたほどの気持良さ♪♪~♪ 実際、たまりません。
 ちなみに「All You Need Is Love」と「Oh! Darling」はゲーム本篇には未収録という注釈がありますので、これも嬉しい要注意!

☆Disc 3 Rockband Prenier Special (DVD-R)
 01 The Beatles Rockband Premier
 02 ET Exclusive TV
 03 Preview
 04 The Beatles Rockband Trailer
 05 Highlights From Rockband
 06 Come Together - TV AD
 07 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band /
                 With A Little Help From My Friends
 08 Birthday
 09 Here Comes The Sun
 10 Ticket To Ride
 11 Can't Buy Me Love
 12 Oh! Darling
 13 Revolution
 14 Twist And Shout
 15 Do You Want To Know A Secret
 16 Tomorrow Never Knows / Within You Without You
 17 Hello Goodbye
 18 If I Needed Someone
 19 I Am The Warlus
 20 Dig A Pony
 21 Good Morning, Good Morning
 22 The End
 23 Rockband Instruments
 24 LA Rooftop Party (with Dahni Harrison)
 25 CD Remaster Trailer
 26 Beatles For Sale
 27 Revolver
 28 Box Of Vision

 これはゲームソフト発売に関するプレミアショウ、ポールとリンゴをメインにしたインタビュー、予告篇、そしてゲーム本篇の中身である、つまりはCGで作られたビートルズが動いて歌う名曲名演が、映像で収められています。
 ただし字幕が無いので、イマイチ、伝わり方が足りないのが本音ではありますが、ゲーム本篇のCGビートルズが賛否両論の楽しさで、あちらこちらにマニアックなところが再現されていますから、ニヤリとする場面も多々、ありますよ。

ということで、なかなか罪作りな音源集になっています。

もちろん、ご紹介したのはプートですから、本篇ゲームで楽しむのが本来の姿なんでしょうが、既に述べたようにゲームをやらない自分のような者にとっては、これで嬉しさの極北なのでした。

ある意味ではリマスターCDよりも楽しいブツとして、心に留めていただければ幸いです。

今年は昨年以上に、暗く厳しい世相になる予感がしておりますが、とにかく幾分なりとも、拙プログが皆様の心の糧になれますよう、日々の精進を重ねる所存でございます。

本年もよろしくお願い致します。

コメント (4)
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