松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

シャーザー投手の始球式シカト事件

2022-05-23 07:05:21 | 日記・エッセイ・コラム
 アメリカのベースボールには、メモリアルな日が多く日本人もそれなり楽しんでいることと思う。母の日は日本でも真似されているのを最近知った。おとといからはオオタニの打順が来ると、カウボーイハットに口髭を蓄えた顔がスクリーン一杯に映って、その不釣り合いさに、こっちの顔もほころぶ。

 遡ること10日前の13日、ニューヨーク・メッツ対シアトル・マリナーズ戦の試合前イベント「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」で事件が起こった。あの押しも押されもしない大投手マックス・シャーザーが始球式で在ニューヨーク日本国領事館の森総領事を前に、投球練習を止めないで、マウンドを渡さず、森氏が引き揚げるよう促される、ということが起こった。
 これはすぐにニュースになり、オレも読んだ。あのシャーザーがねえ。と、その時は思った。

 これがなぜか1週間してから、MLB公式サイトにメッツ側から正式な謝罪の声明文が掲載された。その言い訳として「我々はタイミングとプロセスのミスコミュニケーションによって問題が生じたことに全ての責任を負い・・」また戻って来て、もう1回始球式をやって欲しいような事を書いているのだった。
 そのタイミングとプロセスがどうしたって? もっとまともな言い訳しろよ。つまり結局シャーザーのわがままを許してしまって、彼はどうしようもない無礼な性格をしたメジャーリーガーだということが、日本にいる人にまで浸透してしまった、ということなのだ。

 シャーザーはサイ・ヤング賞を3回受賞しているそうだ。本気になると、手の平に唾を付け、凄い球を投げて来る。その後、天罰が下ったのか脇腹を痛めて離脱しているそうな。
 シカシ、相手が日本じゃなかったら、猛抗議して国際問題に発展したかも知れない。舐められたもんだ。
 奉仕活動にも積極的で、人格者でないとメジャーリーガーでないと思っていたが・・。ちょっと幻滅したな。MLBに。 
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火傷の、はずなんだけど。

2022-05-20 18:17:36 | 日記・エッセイ・コラム
 きのうの朝のことだ。熱湯で作った麦茶をペットボトルに入れる時、間違って左手に掛けてしまった。多分だけど、90度前後あったと思う。
 蛇口が目の前だったので、すぐ水を出して冷やした。15分をめどに、念のため、もう10分くらい。頭の隅で水道代が気になった。ナニ考えてんだ。何より体が大事。

 冷たいせいか、痛みは来なかった。ただ見た目、皮膚が赤くなっていた。神経には衝撃が走った。ショックで不整脈が2回くらい来たし、寝不足もあって頭がボーッとした。
 ただ、それ以来、何ともない。水ぶくれも出来てないし、ヒリヒリもない。さりとて普通かと言えば、そうでもない。

 差し当たり新聞紙等リサイクルが次の日だったので、ゴミステーションまで慎重に持って行った。皮膚に鋭角に当たらないよう気を付けた。朝食は、左手を使わないで食べた。皮膚が薄くなっているような気はした。
 そうしているうち、手の色が両方とも同じになって、赤みが取れていた。夕方、風呂にも入った。ただし、左手は湯舟から出したまま。ほぼ右手だけで済ました。

 不思議なのは、患部以外の場所。例えば両足の甲がヒリヒリした。夏場の日焼けのようにだ。舌もヒリヒリした。なんか、患部意外の皮膚が、ショックを共有しているような気がした。
 そこでひらめいた。治すのに必要な部品を「海外発注」しているんじゃ、なかろうか。その痛みなのでは。

 人間は皮膚のナンパーセントだかを失うと生きられないと聞いた。それじゃないかな、代替工場に発注できないと、再生が利かない。
 皮膚呼吸は人間の場合、全体の0.6%に過ぎない。呼吸だけじゃないだろう。代替生産工場じゃないのか。
 いずれ人間の体は、ヒューマニエンスで織田裕二が考えているより、もっと凄い事をしているに違いない。

 何にしろ、まずは専用ケトルだと思い、千円しない1.6Lのやかんを買って来た。
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そのトップギアは、どこにある。

2022-05-19 11:30:27 | 日記・エッセイ・コラム
 よく実況アナが「ここでギアを上げました」とか言っているが。その変速機は一体どこに隠しているんだよ。ギアは4速かい、5速かい。

 誰でもな。ここぞという時は、本気になるんだよ。上げた時は言うのに、ギアを下げた時はなぜ言わないんだよ。
 野球に限らず気に入ったセリフだと思うと、必ず使いたがる。
 あとな。ボールを動かす。この表現も、得意になって言いたがる。あのな。ボールというものはな。必ず動くものなんだよ。空気抵抗があるからな。ボールにスピンが掛かっていたら必ず一方向に曲がる。その兆候を見逃すから、軌道がつかめない。いい投手の球は、途中までストレートと同じ軌道を描く?
 それは気のせいだよ。必ず兆候はある。

 或る力士を注目してきたが、今場所は調子がいい。6人兄弟姉妹で。兄が2人、姉が2人、彼が居て、弟と妹。笑うと、おにぎりのような顔になる。しゃべってしまうと、たいがい失速してしまうから、我慢していた。負ける時は、土俵際でバッタリいったり、動きに付いていけなかったり。どんくさいのだが。

 ついに先頭に立ったので、もう我慢できない。これだけじゃあヒントが少なくて分からないだろうから、このままそっとしておこう
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古代神殿か、白い円柱の列。

2022-05-17 16:33:54 | 日記・エッセイ・コラム
 新聞に載った写真を見て、近くで見たい衝動にかられた。一緒に写るほど近寄れるはずはないが、せめて肉眼で大きさを実感したい。

 これは洋上風車のタワー。高さ65m。これが打ち終わった黄色の基礎部分に乗る。

 いつものようにゲートに警備員が待っていた。今日は自転車で来たから、隙を見て潜り込んでやろうかな。と、余計な考えが浮かんだ。

 「ごぐろうさまで~す」「ハイ、どうも」 「けさの新聞で見たので来てみたス。あっちの岸壁から撮ったんだべがね」「んだべな」

 ここでは、一方向からしか見られない。あっちのマリーナ側へ行ってみよう。陸上風車が全部止まっている。珍しい風景だ。

 そよ風は吹いているのになあ。訳あって止めているのかな。

 巡視船「でわ」が待機していた。こっちの角度だと、根元まで良く見える。肉眼では無理だが、望遠にすると入口が見える。

 あの入口に人が入るとすると、大体太さと大きさが想像できる。まあ灯台と似たようなものか。えっ、入道崎で28mしかないとな。やっぱり存在感あるなあ。ところで日本全国で登れる灯台は、たったの16基しかないそうだ。それは貴重だね。

 帰って来てから、ずっと体を休めていた。結構つらかったワ。砂丘を超えるのに、体力を要した。コメリの裏から火力発電所へ抜け、帰りは県立大・教育センター側から砂丘を超えた。今の体力の限界だった。
 
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最も心が痛むニュース

2022-05-16 05:48:45 | 日記・エッセイ・コラム
 私が一番こころが痛む事件は「4歳女児が父親の車にひかれて死亡」こういうニュースです。

 戦争で人が亡くなるのは、仕方がない。その数が膨大でも残虐でも、戦争という性格はそういうものだ。
 しかしこれは、この親は立ち直れないだろう。そしてこういうニュースは、不思議なくらい繰り返される。

 自分のこういう年代を振り返っても、ハッとする場面はあった。若いから神経が研ぎ澄まされているかと言えば、決してそうじゃない。気づかないうちに仕事の疲れが溜まっていて、注意力がおろそかになる。ってことは頻繁にあった。それを救っていたのが、可愛い子供の笑顔だった。

 立ち直って欲しい。長い時間が掛かるだろう。たった一つ、親子の魂を救う方法がある。
 それはなるべく早く、子供を作ることだ。その子の魂が帰ってくるかも知れない。またやり直せるかも知れない。まだ31。遅すぎることはない。
 立ち直って欲しい。急がずに。なるべく早く
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