松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ボーダーランド

2017-03-07 11:19:25 | 日記・エッセイ・コラム

 1996年から1997年にかけて発行された雑誌がある。荒俣宏が責任編集した、曰く「超常世界の謎とタブーに挑戦するラディカル・マガジン」ボーダーランドだ。

 第2次大戦前、ニコラ・テスラという天才科学者がいた。彼のテスラコイルはその後どうなったのか。そのことに興味がある。テスラコイルを使った反重力実験。テスラコイルによるレーダー不可視化実験。テスラコイルによる世界通信システム。

 ニコラ・テスラは役に立たない物ばかり作っていたわけではない。トーマス・エジソンと直流・交流論争を起こしたことがある。エジソンは直流にこだわっていた。しかし今見るように、交流による電力網が世界を制覇している。先見の明はテスラにあった。

 彼の考える世界送電システム。このために高さ36mの鉄塔を立てたが、資金難のため途中で頓挫した。その安全性を訴えるため、放電する火花の前で悠然と読書をするパフォーマンスをして見せた。彼の計画を実行するには世界はまだ準備が整っていなかった。

 今ならどうだろうと考えている。地球自体が電気を起こしているんだから、これを使わない手はない。電気を起こしているから、磁場が発生し、そのために太陽の荷電粒子が閉じ込められ、両極にオーロラが発生する。

 多分テスラはこの地球自体のエネルギーを応用する方法を考えついたのだろう。テスラが死んだのが1943年。それから74年。ボクらは未だ理想と現実の間を彷徨い歩いている。

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