日本の奇祭「牛乗り」

　あいにくの小雨と霧雨の中、それでも露店には人が出ています。

　ちょうど期末考査だから、高校生のカップルも結構います。１５時前に到着すると、ちょうど行列が出発するところでした。

　牛さんを探して境内を歩くと、いました。「大きいー」と子供たちから声が上がります。

　いよいよ出発。後ろからぞろぞろ人々が付いて行きます。

　酒部屋（さかべや）に着くと、衣装を着けてもらいます。

　テレビで見る、民俗学の権威、齊藤壽胤先生ではないですか。きのうのおじさんと何やらお話ししています。

　神掛かったスサノオが現れました。「弓、弓！」お忘れないように。

　それから御幣の周りを３回まわり、道路へ出ます。

　またぞろぞろ、みんなで追いかけます。これが意外と速い。牛歩戦術なんて誰が言った？というくらい速い。

　カメラマンがカメラ担いで、走る、走る。写真の数が多いので、「くも舞い」はまた後ほど。