しんかい6500がブラジルまで出張しているらしい。見つけた大陸の痕跡は
何千万年か前だから、アトランティスとは年代が合わないと言っている。
ボクは可能性大だと思う。地質年代の測定法はかなりアバウトなところがあって
放射性年代測定法では一番信用できるのが炭素14法だ。それも前提があって
昔も今も空気中の炭素14の組成が変わらないという前提のもとで成立する。
それ以外の鉛だのストロンチウムなどは、測るたび違う値が出るという信用し
難いものだ。これでグランドキャニオンの地層を測ったら上下逆転したりするらしい。
もともと地層年代の決定に欠かせないのが、示準化石によるものだ。三葉虫が
出れば古生代でアンモナイトなら中生代というふうに。これが崩れたらみんな
コケるみたいなところがある。そもそも地層がグランドキャニオンみたいに
きれーいに「整合」していること自体が信じがたい。カンブリア紀から今まで順序
良く、しかも地層と次の地層との間に一片のチリもない、こんな重なり方が
あるはずがない。化石はどうやってできるか知ってますか。一瞬のうちに
海の底に泥と一緒に流されて、猛烈な水圧が掛かり地層と一緒に固まって
しまうのです。それ以外に植物の葉が葉脈まで綺麗に残る「化石化」の方法は
ありません。それほどの土砂が大量に流れ落ちる状況は、天変地異でも起きない
限り、めったに発生しない現象だと思います。
私は地質学を少しかじりまして、地震探査によって例えばグリーンタフの背斜構造の
背中の所に石油が溜まっている、までは本当だと思います。そうやって石油は採掘
されてきました。しかし地層の順序と生成年代に関しては疑問を持っています。
示準化石の出来方に関してもね。だからプラトンが書いたアトランティスは
今回のブラジル沖の可能性は大だと思います。
このところ日本の技術、海底掘削の成果に関しては驚くべきニュースばかりです。
その期待感が株価にも表れているような気がします。
次は何が出てくるか、楽しみです。
ps.もうひとつ、アトランティスの可能性のある場所があります。
それは南極大陸です。
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