松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ヘリ墜落事故に感じた違和感

2018-02-06 12:00:03 | 日記・エッセイ・コラム

 普通、死亡者が出るような重大事故が起きると、真っ先に誰が亡くなったかに報道の関心が集まるのに、今回はどうだろう。

 自衛隊に限らず米軍の場合もまず、被害が出た家屋や土地の損害に感心が集まる。沖縄はもっとひどい。これが海辺でなく住宅地だったら、と言って仮定の話をする。

 自衛隊員の命なんて、どうでもいいんだ。使い捨てだもんな。総理や防衛大臣が真っ先に被害者にお詫びするのは分かる。指揮系統のトップなんだからね。しかし報道は、そのままでいいのだろうか。国を守るために、言い換えればボクらのために、体を張っている隊員が仮にも二人亡くなったんだよ。

 その重さを、表明したって、いいんじゃないか。

 こういう、基本的な道徳心といったものが、欠落して聞こえるのは、どうしたもんでしょう。

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2 コメント

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Unknown (名無し)
2018-02-06 17:18:46
同じ事を思ってました。
確かに自衛隊という組織では当然改善を迫られる事にはなるかと思いますが、報道を見ていると亡くなられた自衛隊員まで悪く描かれている気がして仕方がありません。
空中分解した時点で搭乗者に非があるのか?
テスト飛行を業務としてやらされていた訳ですから、亡くなられた自衛隊員の家族からすれば辛いと思います。
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ありがとう (松美)
2018-02-07 06:36:58
今日になって、毎日新聞だったか「機長の死を悼む」記事を掲載しているらしい。防衛大を卒業したベテランで、慕われた人材だったとある。もっと大きな花束を捧げたかった。しかし一方でNHKは、墜落原因を追究しているだけだ。
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