さよなら、キハ４０系。

　ＢＴＳって、凄いんだね。世界中で売れている。オレはまた狂牛病のことかと思っていたぜ。あれはＢＳＥか。ＢとＳが合っている。６７％、正解だ。

　さて、いよいよ本日が最後となった男鹿線キハ４０並びに４８。ほんとはね。男鹿線で買い物に行って、昼を食べて、帰りもキハで帰って来ようと思っていた。断念した理由は、体調が悪くて。きのう朝から絶不調だった。全身、力が入らなくて、腹が痛くて、貧血ぎみで。
　朝メシ食って寝て、昼めし食って寝て。胃の、ストンと落ちる所と十二指腸へ行く場所が凄く痛かったので、それが原因と分かった。分かれば、どうってことはない。通り過ぎるまで、我慢すればいいだけだ。そうやって、風呂にも入れた。

　さて、今日も元気が出ないので、残念だ。行こうと思った１０時半の列車を見送って、もっと残念に思った。一杯、人が乗っている。８割方埋まっているようだ。あー、あの人たちと郷愁を分かち合いたかった。

　ところで、この沿線の人たちは、あまり興味が無いようだ。理由が分かった。男鹿線にノスタルジーを感じないのだ。学生時代、お世話になった人が居ない。オレもそうだけど、学生時代はもっと古い、客車を機関車で引っ張っていた時代だ。オレは、そのあと、世話になった。社会人として通算８年、男鹿に通った。飲み会があるたび、キハで通った。退職後から今まで、やはり飲むために通っている。そういふことだよ。酒とキハは、切っても切れない仲なのだよ。

　いずれこうなることは分かっていたから、呑むたび感傷にひたっていたよ。だからスピードが遅い事は、一向に気にならなかった。新幹線こまちで、東京から帰って、秋田駅で乗り換えすることを考えてみなはれ。その落差に驚くよ。しかし安心もする。帰って来たという実感が、あの遅さから感じることが出来る。

　ミロの有難みをじっくり味わっています。弱っているせいか、美味し過ぎます。熱い牛乳にミロとココアを入れると、マ～イルド。のど越し抜群です。まるでココアと混ぜることを想定しているような溶け方。

　でも敢えて勧めません。これ以上競争相手を増やしたくない。