国立情報学研究所とNTTが共同開発した、国産の量子コンピューター試作機があって。
これが無償で一般公開されるそうだ。
量子コンピューターの特徴は、まず従来のコンピューターが指2本しか使えなかったのに対し、0と1のほかに、どちらでもない状態、が使えると言う点。これで指3本が使えるようになった。
そしてこの試作機は、常温の光を使うので、消費エネルギーが非常に小さいし、機械から出る発熱が小さい。その代わり長さ1kmのループを使うので、もち運びが出来ない。これはどんなスーパーコンピューターにも言えることなので、問題なし。
今回挑戦した問題は「組み合わせ最適化問題」
2,000人を、仲が悪い同士が最も少なくなるように二つに分ける。この組み合わせを一つ一つ解いて行ったら10の600乗以上。この宇宙の原子の数より多い。
それを0.005秒以下で解いた。これは理研のスーパーコンピューターの100倍のスピードだそう。
しかし理論が良く分からない。光のつぶを2,000個入れて、ぐるぐる回すそうだ。そこに問題内容を表す別の光の粒を入れてやる。すると一瞬にして、赤と青の二つのグループに分かれる。そうです。
いやー、未来っぽいわ。SFの世界だ。
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