松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

稀勢の里を擁護する。立ち合いが全体、緩慢になった。

2014-09-25 09:37:35 | 日記・エッセイ・コラム

相撲は、ほとんど見なくなった。きのうは、ほかのチャンネルが、あまりに

面白くないので、仕方なくNHKを見た。するとたまたま怪物と稀勢の取組だった。

3回目に立ったのだが、その伏線がある。最初の立ち合い。稀勢が遅れて

立てなかった。2回目、怪物が突っ掛けた。明らかにわざと早く立って見せた。

3回目、棒立ちの二人の間合いが、かなり長かった。たまりかねて、稀勢の里から

先に仕切りの動作に入り、手をついた。その後、ゆうゆうと怪物が手をつき、ようやく

立った。その間、土俵下からやんや言われるものだから、大関もぺこぺこしていた。

本来、相手が大関の立ち合いに合わせるものだが、もはや相撲界の常識さえも

通じなくなってしまった。ふてぶてしいにも、ほどがある。

全体的に言えることだが、だれもかれも、相手より後から仕切ろうと、無駄な動作を

さしはさむ。それか、棒立ちの時間が無性に長い。こうなってからの相撲は、もう

見る気がしない。だから見ない。

そのあとの一番は、郷土の誇り、豪風と白鵬だった。

豪風は横綱より先に、両手をついて、待ち、見事に、はたかれた。

手を貸す横綱に会釈をし、きちんと相手を見て、下がっていった。

見習えや、モンゴル勢よ。

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