まずはスケートの印象から。真央ちゃんは直前の6分間練習でなかなか
トリプルアクセルを飛ぶタイミングが来ない。あと1分です、のアナウンスが
あってからの2度目、最後の最後にあと数十秒というタイミングで見事決めた。
その時の歓声がすさまじかった。本番での最初のジャンプ。トリプルアクセルで
微妙に足をついた次の瞬間、会場はワーッと歓声が上がったが、アナウンサー
は冷静ではなかった。「ん、あーっ!」どっちともつかない、踏ん張りようだった。
で、映画化される「かぐや姫の物語」だが、高畑監督は宮崎駿より年上にも
かかわらず、まだやる気満々のようだ。だから引退発表に関しても、自分は
信用していない、という趣旨のことを言っていた。宮崎駿が引退しようとオレには
関係がない。彼にはがっかりした。永遠のゼロの映画化に対しても、いちゃもん
つけるようなケチな根性の持ち主と分かったから。あんな思想の持ち主とは。
作品自体は良くできているから、これからも繰り返し見るだろうとは思うが。
本題に入る。「かぐや姫の物語」が封切りされるそうなので、以前書いた
竹取物語の感想文を添付したいと思う。大人になってから、あらためて読むと
意外とすんなり入ってくる。昔の言葉が方言として残っている場合もある。
「なよ竹のかぐや姫」と名付けた人を、三室戸の斎部(いんべ)の秋田という。
なにも関係ないけど、一応。
あと、「よばひ」の語源についても、すでに出てくる。
竹取物語は世界最古のひらがなによる文学だが、私はこれは時代を超越した
優れたSFコミカル小説だと思う。
※写真は通年で狂い咲きしている、一枝の「ハコネウツギ」
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