大体この9番惑星という言い方がまず気に入りません。冥王星を準惑星に降格させたために迫力が無くなってしまいました。それまで未知の星は、第10番惑星と呼ばれていました。それがセレスのせいで、小さいから外そうという議論になって、小惑星帯のセレスと同様準惑星となってしまいました。これには悪意を感じますが、まあそれはそれとして話を進めましょう。
新しい惑星の発見というのはいつも、外側の知られた惑星の軌道が何かに影響を受けているように見えるため、その原因が未知の惑星だと考えるようになったためですね。そういう順序から言っても、冥王星は天文学の歴史上立派に惑星の権利があるというものです。今回の主張も、海王星の軌道から推定されているわけで、まだ現物は発見されていません。
今、未知の惑星候補は二つ存在します。一つは反地球「ヤハウェ」であり、今ひとつはゼカリア・シッチンの言う「ニビル」です。
でも今回、ヤハウェは当てはまらないでしょう。この惑星は地球と点対称の位置を、太陽に隠れながら運行していると思われている星です。だから木星より外側の惑星に影響を及ぼすとは考えにくいです。
そしてもう一つの惑星「ニビル」は、考古学者で言語学者のゼカリア・シッチンが粘土板文書を解読した結果、推定したものです。この惑星は長楕円軌道を描いて太陽に接近する惑星で、その周期は3600年と言われています。前前回の接近で花開いたのが、メソポタミア文明だと彼は考えています。3600年という数字は、そのたびごとに、人類が飛躍するように見えるため、出された答えです。
UFOがいるとかいないとか、宇宙人が居るとか居ないとか。そんな議論の前に、ヒトはニビルから来た神ネフィリムとアヌンナキによって、遺伝子工学を使って造り出された「外来種」との「混血」だと言ってもいい生物だとゼカリア・シッチンは考えているのです。
もともとサルから突然変異と自然淘汰によって人間が出来る確率はゼロです。ダーウィンの信奉者は、そのことを良く考えた方がいいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます