今ガザ地区の最後の砦ラファにイスラエル軍が侵攻しようとしています。難民となった140万人が行き場を失って彷徨っているんですよ。何も感じませんか。焦土と化した街に、テントを張って頑張っていたのに。またラファの侵攻に伴って別の地区に移動せよと言われています。歩くしかない人々は死の行軍を決行するか、その場にとどまるか、選択を迫られ。
男の子が電話に出て来ました。死体の上を歩いて来たそうです。「周りを見るな。見たら銃で撃たれる」と言われました。
テント生活は劣悪で。食糧は届かない。トイレは無いから、空き地に垂れ流し。衛生状態も劣悪で、伝染病が蔓延する危険がある。
桑子アナは、このどうしようもない状況にかなりの怒りを覚えているようだ。目が何かを訴えている。
アメリカの属国である日本は、イスラエルを支持するアメリカに何も言えない。ICC(国際刑事裁判所)からネタニアフ首相に逮捕状が請求されたが、それを非難するバイデンに日本はひと言も言えない。
日本から著名人が何かメッセージを発信したという話は、全く耳に入って来ない。さびしい国です。情けなくって、腹が立つ。
ユダヤの国は、何て傲慢な国なんだろう。自分たちは選ばれた民? ふざけんじゃないよ。
イスラムの世界では、ムスリムを迫害する勢力に対して戦う事をジハード(聖戦)と呼ぶ。厄介なのは、死んだら天国へ行けると本気で思っていることだ。
それは間違いではない。死んだら必ず「あの世」へ行く。しかしそこが期待した贅沢三昧、酒池肉林の天国とはちょっと違う。
いつも夢見る世界と変わらない。日常がそこにある。自分の子が死んだり、親が殺されたり。そういうことの永遠の繰り返しになるだろう。
その階層から脱出して、次のステップに至ることが出来る人は稀だ。
生きているうちに、早く気が付いた方がいい。