世界遺産に登録されている大湯ストーンサークルから1985年に出土した板状土偶、別名「どばんくん」が、このたび精密な測量の末、3Dプリンターで復元されたというニュースがありました。
その中で、サークル館の館長が、これは人体の構造を表現したものだと、おっしゃっていました。
一見「どーもくん」かと思った方もいらっしゃるでしょう。でもこちらは、どーもくんより4000年早いです。
目の位置がほぼ同じ。口の形は違う。真ん中の縦の穴は「内蔵」を表しているそうです。ん、なに~いっ。本当か?
ま、それはいいとして。数を(子供に)教えるために作ったという仮説は、信憑性があります。表に1~5まで。裏に3個×2で6。それは本当かも知れません。
ただ、縄文人が数を数える事が出来た証拠、という言い方は、大変縄文人に失礼な気がします。こんなもん、無くたって。両手を使えば、10まで数えられるし、教えられる。舐めてんのか~。って怒られますぜ。数も知らないで、集落の集会場や物見やぐらの共同作業が出来ますか。
どーも日本人は、自分たちの祖先をバカだと思っているフシがある。祖先をバカにする事は、その末裔の自分たちを貶(おとし)める事と同じ。どんだけエラいと思ってんだあ。
それはいいとして。土版くんを調べていたら、いち早くコピー商品でお客様を喜ばす宿を見つけました。
大湯温泉・ホテル鹿角で御座います。夕食のメニューで「食べられる土版くん」が登場します。
お土産として、栃木レザー製の「どばんくん」のブローチは、いかが。