松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

五城目の奥を、パトロールする。

2019-01-04 19:33:06 | 日記・エッセイ・コラム

 雪がなくなると、あまのじゃくな私は雪を見たくなる。

 五城目町の奥は、行っても行っても集落が現れる。杉沢発電所を超えて馬場目、落合、蛇喰へ到着。

 おしっこがしたいなあ。でも綺麗な雪を見ていると、汚すのがもったいない。我慢するか、と考えていた時。

 墨絵のような景色の中に、真っ赤なライトを点滅させた消防車が見えた。レスキュー隊のようだ。

 狭い悪路をものともせず、やって来た。悪路と言っても除雪は完璧だ。この界隈の町村では、五城目町は除雪が上手い。広域農道を通って来たが、秋田市側はひどかった。洗濯板が並んでいて、車が壊れそうだった。潟上市に入るとまあまあだった。井川町に入るとまた洗濯板が。その点、五城目に入ると雪は乗っているが、非常にスムーズに走ることが出来て、爽快だった。

 誰もいない孤独を破り現れたレスキュー隊は、Uターンして戻って行った。あのデカい車が旋回出来るのは、ここしかない。

 仕事始めだしな。一回りしたら、新年の顔合わせがあるだろう。

 きょうは品川ナンバーのお姉さんが校門前にいた。私が通った時、たいがい誰かを見るということは、他の時間も人がいる確率は高い。

 だよなあ。ここはもはやパワースポットと呼んでもいいんじゃないか。

コメント
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