ハマナスは、バラ科の植物で、花は一日で、しぼんで
しまうが、そこに赤い実が成るので、二度おいしいから
好きだ。
何気なく、毎年できるなあ、とは思っていた。
これが、ハマナスハタマフシという、「虫こぶ」だそうだ。
中身は、ハマナスハタマバチの幼虫らしい。
でも自然界は、うまくできている。この玉をつくるのは、
虫のほうじゃなくて、植物の方らしい。つまり植物に寄生
して、ハマナスの葉に奇形を作らせるそうなのだ。
宿とエサを同時に得られる、まことに賢いやり方だ。
日本海が近いことを、感じさせるし、確か
雅子様の、おしるしだったと思う。
我が家の目印でもある。