松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

カミナリは、本当に水蒸気の摩擦で起きるのか。

2013-08-20 10:13:47 | 学問

鹿児島の桜島の噴火の素晴らしい写真を見た。溶岩とともに降り注ぐ落雷の

稲妻が写っている写真だ。まるで花火のように美しかった。あれだけ近くで撮影

するには、確かな経験と決死の覚悟が必要だろう。

意外なことに、そのメカニズムが良く分かっていない、と書かれている。

ボクは知っている。稲妻は宇宙から来るのだ。

考えてみて下さい。雲の中で何が起きているのでしょう。普通の説明は雲の中で

水蒸気が凍った氷の粒が上昇と下降を繰り返して、その摩擦によって静電気が

発生するのだそうです。その大小で上と下に分かれて、プラス同志とマイナス同志

が集団を作るらしいです。ではなぜ、その両極間で放電しないのか。わざわざ遠い

雲と地上の間でそれは起こるのか。導電性から言っても、雲の中の方が通り道が

出来やすいはずなのに。それに、ただの摩擦であの破壊力のあるカミナリが発生する

ものだろうか。ラジオを聞いていれば分かるように、一つの雲の中で無数の落雷が

発生している。ほぼ発電所一基分に相当するでしょう。

もう一つの事実がある。NHKでよくやっていた「宇宙の渚」で起こる現象のことだ。

宇宙の渚とは成層圏と宇宙の間の、どちらともつかない場所のことだ。

そこから宇宙に向かって「スプライト」と呼ばれる発光現象が観察される。まるで

宇宙に向かってカミナリが昇っていくように見える。それは必ず雷雲の上で発生する。

結論。カミナリは、地球を取り巻くバンアレン帯から地上への、文字通りの「アース」

現象である。大気の中に電気の通りやすい道ができると、バンアレン帯に貯まった

荷電粒子と地球との間で交換が起こる。これが私の結論です。

そう考えると、高い雲(入道雲)で起きる理由も分かるし、高い噴煙の中で起きる理由

も分かるし、地球から飛び出していく理由も分かる。

雲の中でそういう現象が起きているなら、なぜ登山家から空気がピリピリするとか

感電したとか、髪の毛が逆立ったという話を聞かないのか。不思議に思いませんか。

下敷きを脇の下でこするのと同じ方法でカミナリが起こるだと?あのケタ違いの

パワーが?

10年前から言っているのですが、この膨大な自然のエネルギーを放っておく手はない。

誰かが巨大なコンデンサーを発明して、このプラズマを蓄えておく方法を開発するべきだ。

 ps.その後、火山雷の写真を集めて見た。大体は上から落ちているように見えるが

   噴煙内でとぐろを巻いているのや、噴火口から発生したように見えるカミナリも

   あった。カミナリはプラズマであり、地下深くのマグマは金属の溶けたものだから

   プラズマの巣であるとも言える。

コメント
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