壇蜜がこまち球場に凱旋登板しました。始球式だけでも見たかったです。
意味ありげに予告を本人がテレビで流していたので、気になっていました。
シカシ、グラビアアイドルが故郷に凱旋して迎えられるなどということが
未だかつてあったんだろうか。肩書きに「タレント」「女優」というのもあるが
駆け出しでしょうよ。女優業を確立して帰ってきたわけでもないのに
たいしたもんです。ブルペンでの投球練習を見れたヤクルトの選手は
ラッキーです。逆にサインもらっていたりしてな。
甲子園を見ています。それとなく。
ことしは例年にも増して「平等感」が強いです。抽選が変わりましたもんね。
しかも(応援部隊の)日程も考えて、次に入る場所を決めるという、
実に公平なやり方だと思います。高校教育はこうでなくちゃ、と言っておきましょう。
校歌も勝ったチームだけが聞けるのではなく、早い回に両方聞ける。これも
しかし校歌をほんとに聞きたい人は、どれほどいるんでしょうね。皆、似たり寄ったりで
鑑賞に値するものは皆無と言ってもいいでしょう。何年か前に一風変わった校歌が
ありましたが、あれだって奇をてらった、という印象を受けるほど、他が画一化している
証拠でしょうね。
アンパイアーの微妙なジャッジ、一日に数件に減りました。見ている方の目が
慣れてきたせいかも知れません。でもここまで「平等」を期するなら、機械を導入したら
いかがですか。ストライクゾーンを通ったかどうかなんて、センサーやカメラを設置
したら簡単でしょうよ。審判の仕事量の軽減にも役立ちますし。
あと、応援団の声援が右チャンネルから聞こえてきたのには驚きました。多分一塁側
だったと思います。笑点以外にもステレオ放送、してるんですね。
さて、言葉に関して甲子園でも不満があります。アナウンス譲の「セカンド、〇〇クン」
の「クン」が、音程が、がくんと下がる言い方、未だなじめません。関西だから名前に
アクセントが入るのは仕方がないとしても、なぜ、段差を設けるのか。
最初がそうだったからでしょうか。今じゃ田舎の学校の放送部まで浸透しています。
あとついでだから言うと「放る」と言いますよね。投げることを。
これも今じゃ田舎の学校の監督まで、投げろ、と言わずに「ほうれ」と言います。
その後ですよ、部員に関西人が増えてきたのは。
東北の強豪校の練習風景を見た(聞いた)ことがあります。関西弁が飛び交って
いました。こうなると、ふるさと紹介の映像も何だかむなしく感じます。
大変失礼しました。ここまでが前説になります。
2001年5月31日に書いたものです。