黒鉄重工

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2010/9/1~8 部の合宿で東北・北海道を巡る旅(2010年夏合宿) 3日目(後編)

2010-09-25 20:08:28 | 旅行・イベント記

第21走者:津軽線普通 キハ48形500番台 青森15:44→三厩17:10
青森到着からは、急行「はまなす」の出発時間まで自由行動。私は津軽線に乗ってこようと思います。こんな時でないと乗ることもないでしょうし。
ちなみにこのキハ48、非冷房。今時非冷房車があるとは驚きです。



あたり一面、津軽平野が広がります。半島を走っているせいか、台風の影響か、風が強いです。雨もぱらついてるし。
沿線には写真のような防風林(?)に覆われた神社がたくさん点在していました。これは一体どういうことなのか、気になります。

途中、蟹田あたりまでは電化された路線を進みます。津軽線は元々一ローカル線にすぎなかったのですが、青函トンネル開通後は特急列車がたくさん通る重要路線へと出世しました。
が、途中の新中小国信号場からは海峡線と別れ、青函トンネルへ入る列車もそちらへ行ってしまいます。
そこから終点の三厩(みんまや)までは新中小国信号場までの高規格な線路とは打って変わって、静かなローカル線です。



三厩湾が見えれば、終点三厩はもうすぐです。



盲腸線の終点らしい小さくて静かな駅です。同業者がちらほらいたのでちょっとにぎやかだったかな?



線路の終端。






これでもなんと有人駅です。
折り返しが割とすぐで、雨も降りそうという感じだったのであまり散策できませんでした。



第22走者:津軽線普通 キハ48形500番台 三厩17:55→蟹田18:36
折り返し、蟹田行きに乗車。



特急しか停まらない駅、海峡線の津軽今別駅。本州の駅ですがJR北海道の管轄で、すぐ横にはJR東日本管轄の津軽線津軽二股駅が連絡している不思議な駅です。
北海道新幹線が出来ると、ここにも名前を変えて奥津軽駅という新幹線駅ができるそうな。安中榛名を超えそうな過疎っぷりになりそうですが・・・。



蟹田に付く頃には真っ暗。青森行き乗車まで小休止。



第23走者:津軽線普通 701系100番台 蟹田19:12→青森19:52

青森到着後はファミレスで夕食。そこのドリンクバーで22時くらいまで粘って・・・。



第24走者:急行「はまなす」 ED79+14系 青森22:42→札幌06:07
今夜の宿(?)、急行「はまなす」!青函トンネル開通に伴い1988年に登場した札幌と青森を結ぶ急行です。
急行、夜行列車、機関車牽引客車列車、座席客車連結、定期運用唯一の14系(寝台車・座席車共に)使用列車、唯一の定期客車急行などなど・・・思いついただけでこんなにものステータスが。
歴史は浅いですが、こりゃもう生きた化石ですね。



この日は需要が多いのか、B寝台車を1両増結していました。「増21号車」なんだそうです。肝心のサボがぼけてるし・・・。



発電用エンジン、うるせぇ。気動車かっ!
ちなみに、これで2010年現在の定期急行はすべて制覇してしまったことになります。
こういとも簡単にひとつの列車種別を制覇できるようになってしまうとは、寂しいですね。



寝台車で寝たいところですが、これだけの長期間の旅行になると財力的に息切れ寸前・・・指定席で。ただ、かなりの角度までリクライニングしますので、他の座席夜行と比べたら居住性は抜群。発電用エンジンも指定席車両にはないので静かです。
青森駅を発車したはまなすは、さっき乗ったばかりの津軽線を走ります。途中からは海峡線に入りいよいよ青函トンネルへ・・・!
青函トンネルは初めて通るのでおとなしく寝るわけにはいきません。



青函トンネルキター!!速いぜ速いぜ!最深部の蛍光灯もしかと見てきました。

青函トンネルを抜けたら、翌日のために寝ました。




が、函館駅で起きてしまいました。こういう時は目覚めがいいんだよね^^;ホームへ降りてついに北海道に上陸。
函館ではED79からDD51へと機関車を交換します。









いざ札幌へ。



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