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日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

本当の自分って何、・・・?

2010-02-22 15:28:04 | Weblog
 自分って、一体、何なのだろうか?本人自身も、よく分からない?!
 自分の父親は、小学校に入学した時、そこの校長だった。で、「次は、校長先生のお話があります、・・・」何て紹介されて、学期初めや終わりだけでなく、運動会や学芸会などで、しばしば、父の話を聞いてきた。
 家での父と、高い壇上で生徒の前で話している校長先生は、どうみても、違った感じに思えていた。
 赤ちゃんの泣きまねがとても上手で、生徒の前で、年に1回は、必ずそれをしていた。又、話が上手で、特に、「天狗と蓑(みの)」の話が面白かった。
 夜、「レクレーションに行ってくるから・・・」と言って、時々外に出ていた。パチンコに時々行っていたのである(教師は、ストレス解消に、パチンコに行く人、多い様である?)。又、隠れて煙草を吸っていた(子どもの前で吸うといろいろと言われるので)。
 体育と音楽(家で尺八を時々吹いていた)と道徳と歴史が得意で、家では、講演の原稿をよく整理していた。
 モノを大切にする人で、いらない本でも、決して捨てようとしないので、家に古本が貯まるばかりであった。
 そんな父を見て、生きる基本の裏まで、父から教わった様に思う。
 人間なんて、アンパンに例えれば、中の黒アンが自分で、外は、見せかけの自分みたいなものだ。見せかけを立派に見せて、それで無事に過ごしている人が多いと思う。タバコを吸ったり、アルコールに溺れるのが良くないことだと分かっていても、それがどうしてもセーブ出来ないのが、人間なのだ(もちろん、セーブ出来る人はいるが)。アルコールが入ると、中のアンが姿を時に出し、トラブルを起こしている。又、永いことセーブを常にしていて、それで、ストレスが高じて、心身症になったりしているケースも、実際にある。(父は、胃潰瘍で胃を3分の2切除し、天理よろづ病院で、目の手術もした。)
 その人がどんな人か、決めるのは周囲だ。自分では真面目と思っていても、周りがそうでないと言えば、そうなのだ。例え、法律上、過失が無くても。
 自分の姿を知る為には、素手で話してくれる人を持つことが大切だと思う。配偶者同士でも、お互いに遠慮して言えないともある。
 本当の自分って、どうなんだろうかなあ?過去の自分と今の自分、確かに違っていると思うけど。
*写真は、孫(私の長男)が点てたお茶を美味しそうに飲む父。


父の遺言      いろはうた(人生考)    
            
い・・・言うべきか言わざるべきか人により
     事によりけり時によりけり
ろ・・・ろこつ者いかにどんなに良いことも
     ろこつ過ぎればうらまるるのみ
は・・・恥を知れ些細な罪も罪は罪
     悪が通れば先は暗闇
に・・・人間も動物園の仲間かな
     倫理説くよりえさにとびつく
ほ・・・放任も過保護ものぞむ子にならぬ
     たずなひきしめきたえあげねば
へ・・・へたまわりへたにまわれば身が立たぬ
     関の西より東の日の出
と・・・とぶ鳥も明るい声や暗い声
     さえずる声や泣き沈む声
ち・・・散り朽ちて枯葉堆肥によみがえり
     年からにじむ声は肥かけ
り・・・りこう者ばかになりきるりこう者
     偉大なばかのりこう者かな
ぬ・・・ぬかるみに足ふみはずしのめりこみ
     ぬくにもぬけず上にあがれず
る・・・るす中に予想もしない難事あり
     いざに備えよ常日頃から
を・・・男かな女かなはてわからない
     そんな者には魅力はわかぬ
わ・・・わかるまいわかりゃすまいと思いきや
     手抜き工事の命とりかな
か・・・がっちゃんと金の重みで声通じ
     金の切れめが通話の切れめ
よ・・・よく見よやおもてもあればうらもあり
     すかして見よやへその奥まで
た・・・短期者短気は亀裂のやいばかな
     お家断絶おのれ切腹
れ・・・連勝は綱の結びに近けれど行き
     引退もすぐ横綱の道
そ・・・その気持ちそれはそれはとひと声を
     かけて通ずるおもいやりかな
つ・・・つきたての餅は思いの型になる
     冷えたあとではもう変えられぬ
ね・・・ねらわれる勇む猪撃たれるし
     豚も太れば場 
な・・・何につけ人が何事言おうとも
     神が見ている泣くな嘆くな
ら・・・来年も又来るものと思いきや
     来る人もあり来ぬ人もあり
む・・・むかしとてよきものもあり悪もあり
     悪のやからは無茶にはばたき
う・・・浮き沈み悲喜交々の世なるかな
     善もすすめば悪もはびこる
い・・・威勢よく相撲に勝った勇み足
     勝ったつもりがつい負け勝負
の・・・のぼらねばとまっちゃいない人の道
     山に車を押すが如くに
お・・・親思うその子も孫も親思い
     親にそむけば子にそむかれる
く・・・苦労せよ苦労するのも世の試練
     苦門過ぎれば幸せの門
や・・・夜間にはやたらに他家を訪うなかれ
     迎えもすればいやがりもする
ま・・・まにうけずまさかとむげに見逃すな
     子を知るも親知らざるも親
け・・・けんかすないたみつければ傷あとに
     いついつまでも残る憎しみ
ふ・・・不届きとひどくせむるなあざけるな
     彼も人間われも人間
こ・・・子どもとは自分をうつす鏡かな
     息子とは心をうつすよい息子
     娘とは母親の姿をうつす良い娘
え・・・偉くなれ人間として偉くなれ
     どえらい奴に偉い人なし
て・・・手を使え良心のままに手を使え
     あの手この手と先手を使え
あ・・・アル中の予防に禁酒週二日
     休肝二日薬よりきく
さ・・・さわるなよ蜂の巣箱に手を出せば
     手首も顔も針にさされる
き・・・金魚にも出目の金魚と駄目とあり
     出目は救われ駄目は流さる
ゆ・・・油断すなきのうの友はあすの敵
     きょうの味方があすの敵かも
め・・・めんどりにうたえというはこくなこと
     うたい出したらめんどうになる
み・・・みえっ張り張れば張るほど見苦しい
     ありのままこそ美しきかな
し・・・信ずべし疑うべきを疑って
     身のほど知るが知者の行く道
え・・・絵もうたも書も芸ごとも碁将棋も
     趣味にいかせば余生いきいき
ひ・・・批評すないつでもどこでも人前で
     人をけなしてよきことぞなし
も・・・物よりもこころにこころ向けよかし
     どん欲もののこころ貧しき
せ・・・せくでない世帯を持って嘆くより
     とくと相手の見きわめが先
す・・・住居の美トイレも奥も玄関も
     みだれなければこころやすまる
ん・・・んん-んと隠徳つめばすばらしく
     財はなくとも無財の七施
(父:満84歳、52年振りの大雪の日に、笑顔で、死去しました)

自治会長さんが、父の為に、次の詩を捧げてくれました。
「素晴らしい
  笑顔残して
   雪の夜」(自治会長 宇高流高)

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平成22年2月22日

2010-02-22 10:20:49 | Weblog
 この日、何の日?
 二月二十二日は「ニャンニャンニャン」で「猫の日」。自分の家にも、かって、猫を飼っていたなあ(小学校高学年の時から)。親猫の名前がミーで、その子をもらったので、ミーコと名付けたが。猫は、あまりかまうと嫌われる。無視すると、寄ってくる。あまりかまわない姉になつき、とてもかわいがる自分にはあまりなついてもらえなかったので、何故かなあと思っていた。
 1カ月単位になっている暦を見ると、22日の上は、15日となっている。で、ケーキの上にイチゴ(15)が載っているイメージで、「ショートケーキの日」は毎月22日となっている。ムーッ、かなりこじつけって感じがしないでもないけど。
 しかし、22222と同じ数字が5つも並ぶなんて、あまりないことだなあ。
 11月22日は、「いい夫婦の日」となっているけど、こんな感じで、「夫婦の日」を毎月22日としたらいいのになあ。
 昨日、テレビを見ていたら、夫がリストラされた家庭の悲劇が紹介されていた。リストラ後、夫婦の会話が無くなり、離婚になっているケースもある。家庭は、夫婦の絆が基礎と思うし、夫がピンチになった時、奥さんの価値が見える形で如実に出てくると思う。苦労も共にするのがいい夫婦と思うけどなあ。
 島田紳助氏が言う様に、奥さんにとっては、「なまけものの夫」、これが一番良くないかな?!しかし、中国の様に、男女の給与に差がなくて、同じ様に働けば、男性も、料理や育児も出来ないといけないなあ。
 取り敢えず、60歳過ぎの男性は、独りになっても自活できる様に、料理もそれなりに出来て、精神的にも強くなってないといけないかな。
(写真は、故ミーコ)


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国際教養大学

2010-02-21 12:22:59 | Weblog
 2月20日(土)に、国際教養大学のことが、テレビで紹介されていた。就職率ほぼ100%、4年間でストレートに卒業出来る割合50%前後、1年間海外留学必修、講義は全て英語。
 こんなこと、公立でやろうと思えば出来ることの証明かな。大分県別府市にあるAPU(立命館アジア太平洋大学)と似ているなあと思った。
 子どもを持った親にとって、父親の勤務の関係で一番気になるのは、移転先での教育と医療らしい。
 教育も、ホントに変えようと思えば変えられるはず。日本の将来も、まず、人材養成ありきで、教育は要だ。
 APUの学生さんの場合は、東南アジアから来ている人が多く、そんな人の多くは、経済的な理由で、バイトを余儀なくしているケースが多い。この秋田にある公的な国際教養大学では、バイトする暇はないとのこと。
 そうです、大学は、優秀な人材を育てる所なんです。有名な大学に入った人よりも、大学に入ってからしっかりと真の能力を身に付けた人の方が、いいに決まってますよね。

http://www.aiu.ac.jp/japanese/
http://www.apu.ac.jp/home/

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海外旅行

2010-02-21 10:02:46 | Weblog
 かって(小児救急と言う)仕事ばかりで、滅入っていた。幸いに、(突如、辞めることになり)踏ん切りが付いた感じで、それを機会に、55歳にして、独りで海外旅行をすることになった。
 平成16年(2004年)の9月から、今の職場に就職する(翌年の8月)まで、タイ→ニュージーランド→韓国の釜山市→バングラデシュ→マレーシア→インドネシア→イタリア→カナダと一人旅した。
 55歳で、ギリギリと思った。つまり、海外旅行の経験を出来るだけ早くしておくべきだったと思ったのだ。そうしないと、(お金をあまり掛けない感じの地味な個人での)海外旅行が出来ないと思ったからだ。
 実際に行かないと分からない。経験しないと分からない。医療と同じだ。どんなにいいガイドブックを見ても、書き切れないし、大切な事を落としていることもあるし、それに、書いた人が偏見めいて書いていることもあるから。又、読む方の各人の受け止め方も違うだろうからして。
 それまでは、忙しくて、ロングステイが、なかなか実行にうつせなかった。(それまでに、短い旅行は、シンガポール、韓国、オーストラリア、カナダ、韓国の浦項市、韓国の清州市、ハワイと、7回していたが)
 仕事仕事、イライラ、トラブル、睡眠不足、仕事仕事、イライラ、トラブル、睡眠不足、高血圧、高脂血症、仕事仕事って感じで、永く年限が過ぎた・・・。
 若い時に、もっと旅行すべきだった。それも、出来れば、東南アジア中心に、個人旅行を。安いゲストハウスめいた宿泊先の方が、得るものが多いし、面白い。そこにいる人との出会いで、得るものが多い。
 若い時に、外から日本を眺めてみること、とても大切だと思います。言葉も、体当たりで覚えた方がいい。
 20歳では、20歳の感性で楽しめる。40歳では、40歳の感性で楽しめる。60歳だと、もう、60歳の感性でしか楽しめない。基礎は、若い時に培っておくべき。
 今年、(家内と一緒に)トルコ行きを決意した。5月に行くつもり。イスタンブールだけに15泊して、そこにいるトルコ人と話をしてみたい。
 トルコ語の勉強(APUの学生で、クシャダス出身のトルコの女性から、教わった事あり)を、再び始めた。

 

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見方・・・

2010-02-20 09:59:59 | Weblog
 「服装がなってなく、言葉使いも、なってない!」って感じで、国母和宏選手の人格を全て否定した感じで、マスコミが非難していた。
 が、その後、彼の優しさを称える感じの内容が、放映されていた。
 そんなマスコミの盛り上げ方で、今回、スノーボードの視聴率が、20%にも達した時があったとか。
 いろんな人が、マスコミから悪者にしたてられる傾向にある。イスラム教徒が怖いと植え付けれているのと同じだ。
 人には、いろんな顔がある。職場での立場上の顔、仕事を離れての顔、宴会の時の顔、家庭での顔、いろいろ。一つだけを取り上げて、その人に烙印を押してしまうこと、怖いことだと思います。
 いろんな中傷の中で、国保選手、35.7点で8位で、青野選手の32.9点を上回った。よく頑張ったと思う。いい所は、それはそれで褒めて上げるべきだと思う。
 人は、いろんなことを経験して成長して行く。自ずから(周囲の力で)と、自ら(自分の心掛け)で、それなりに変わって行ける。(自分のことを考えても、若い時は、無茶苦茶な性格だったと思う。今も、そうだが、・・・?!)
 マスコミへ、全人格を否定する様な報道は、止めて欲しい。いつまで経っても改まらないマスコミの姿よりも、国保選手の方が、希望がもてる。まだ、若いから。

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藤田まこと氏逝く

2010-02-19 09:26:08 | Weblog
  藤田まこと氏(76歳)が亡くなった。まことに残念。
 小さい時、「当たり前だのクラッカー」何てよく言っていたなあ。彼は、歌手で芸能界入りし、お笑い番組で出演していたのに、刑事ドラマなどにも出る様になった。しかし、何といっても、彼にピッタリの役は、「必殺仕事人」の中の主演の中村主水。このシリーズ、何と、35年間も続いていて、更に、進化を続けるはずだったのだが、・・・私も、よく見ていただけに、誠に残念!!
 渥美清氏の「トラさんシリーズ」も、西田敏行氏の「釣りバカ日誌シリーズ」も、多くの日本人から、永いこと愛され続けてきた。藤田まこと氏主演の、35年間に、766人もの悪党を切り続けたこの「必殺仕事人」は、それ等に勝るとも劣らないもの、いや、多少、それ等を凌駕しているかも知れないかな。
 それが不動のものになるまでの間、彼には、いろんな出来事があった。華やかなタレントから急に仕事が無くなり、落ち込んでいた時、奥さんの仕事の関係上での3億円もの巨額の借金、それに、自分の食道ガンや肺の疾患との闘い。
 そんな中で、常に明るく前向きで、周囲への気配りを忘れず、自分なりに一生懸命に生き抜いてきた藤田まこと氏、貴方は、ホントに立派でした。お疲れさまでした。ご冥福を深くお祈り申し上げます。
 中村主水の姿、うだつの上がらない役人で、職場では、昼行燈何て感じで言われ、馬鹿にされ、家でも、婿養子で、そこでも、二人の女性に虐められ、小さな存在。
 しかし、そんな目立たない中で、彼にしかできない裏の(スゴイ)姿があった、それが、必殺仕事人。バッサバッサと大物の悪人を消して行く姿、多くの日本人の男性が(いつか、自分もこんな感じになるといいなあと)正に今、憧れる姿なのだ。
 35年間もの永い間、多くの国民に愛され続けて来た「必殺仕事人」シリーズ、これを支えた藤田まこと氏の生き方の中に、多くの人が大いに学ぶべきことがあると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=14ArEIZkoBs&feature=related

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続・基礎力

2010-02-18 09:12:49 | Weblog
 持って生まれた遺伝子的なものと、努力などで培われた後天的なもので、人の性格や能力が出来ていると思う。
 いろんな分野でそれなりに、その2つが及ぼす割合は違うと思われるが、土台、男性と女性でも、差があり、頭が柔軟な時にそれなりに鍛えておくべきこともある。
 宮崎の辛島のサルは、芋を海水に付けて食べるが、これを初めてしたのはメスの子サル、次が、オスの子サル、次が、メスの大人のサル、で、最後に、大人のオスサルがそれをした。
 人間世界でも、子どもの結婚に関しては、父親がなかなか縦に首を振らないケースが多いと思われる。政治の世界も、高齢の政治家でなく、若い人が、それも、女性がもっと沢山進出すれば、早く変革できるのかも知れないかな?
 織田信長の時代は、人生50年、今は、人生80年、いやいや、今からは90年更には100年近くになるかも知れないかな?テロメアの短縮速度が、いろんな条件で遅くなることが証明されつつあるからだ。
 過度のストレスの持続や不眠では、速度が速くなり、適度に長期に運動することで遅くなったり、ω3系の脂肪酸をしっかりと摂ることによっても、遅くなったりするらしい(飽和脂肪酸:モノエン脂肪酸:ポリエン脂肪酸=3:4:3がいいとか、ω3系:ω6系=1:4が理想と言われて来ているが・・・)・・・。
 小さい時から、無理強いして知識を植え付けるのは、その時には、他の子と比較して成績がいい結果となっても、長い人生では、それで失っていることも多い訳で、特に人生の終わりの3分の1では、かえってマイナスになる様な気がしてならない(その時には、親は、もうこの世にはいませんが、・・・?!)。
 官僚も、狭い空間で、押し込められた感じで、褒められることが少ない中で、非難を浴びせられながら働かされれば、いいアイデアも浮かばないだろうし、それに、本人も、テロメアの短縮速度も速くなり、認知症予備群にもなるのではと思われる(そうでなくても、それまで、狭い世界で競争してきているし、事実、認知症で一番多いのは、国家公務員となっている!)。
 有給休暇をフルに取れる様に、公の機関だけでなく、多くの企業が努力するべきです。ヨーロッパでは、1カ月も取っている様ですが。
 教育を根本的に見直すべきです。有能な人材を作れば、開発途上国でのインフラ整備などで、若い人が大いに活躍出来るはずです。
 現在、医師国家試験に合格しても(それも、それなりにその受験対策をしてないと合格しないし、しかも、今は、3日間もある)、研修医が鬱状態になっている人が多くなっているし、看護師にしても、新人看護師の1割以上が、1年後に看護師を辞めている。又、教師の不登校の理由として、精神疾患が半分以上を占めていることも問題になっている。
 長女は、アメリカのカイロの大学院を昨年12月に卒業して、今年の2月から、晴れて、ニューヨークで開業。学生の時の最後の半年は、上の人が付いているだけで、ふつうのカイロプラクター並みにしていたとのこと。日本も、医学部や教育学部の在り方、根本的に見直す時期に来ていると思います。
 カナダでは、学校の先生は、一度社会に出てから教壇に立った方がいいと国民の多くが思っている様ですが?!

http://www.izumiwellness.com/

http://www24.atwiki.jp/movefrom09/pages/41.html

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精神的なものとの闘い

2010-02-17 08:52:31 | Weblog
 バンクーバー冬季五輪でのフィギュアスケート・ペアでは、川口組が惜しくもメダル逃して4位だった。中国勢は、ここでも強くて、1位と2位を独占し、永いこと金メダルを取ってきたロシア勢は、旧ソ連時代の1960年スコーバレー大会以来、13大会ぶりに金メダルを失った。
 優勝したのは、今まで銅で甘んじてきた夫婦で、つい、中国の底力を感じてしまったが、そんな思いは、自分だけではなかったはず?
 実力が均衡している中では、最後は、やはり、精神的なものの力が大きいと思う。マスコミがあまり騒ぎ過ぎると、負担になってしまう。責任を感じて、どうしても勝たないといけないと思うと、本来の力が出せなくなる。
 今は、まだ、受験シーズンだが、これも、どうしても合格しないといけないと思うと、上がってしまって、実力が出せないで終わることが多いと思う。
 精神的なプレッシャーを何度も経験して、それにも強くなるのだろうが、オリンピックの場合は、4年に1回しかない訳で、4年間、全てを同じ状態で維持することだけでも、難しいはず。
 フランスのジュベールが、ショートプログラムで、不本意な成績だった。開き直って、フリーで、4回転を3回決めて欲しい。それと、前十字縦靱帯を切って、奇跡な感じで復活した日本のエース高橋大輔氏、ショートプログラムでプルシェンコとほぼ同じスコア、素晴らしい。
 入試と同じで、オリンピックでは、メダルが皆が取れるわけではなく、そこには、他者との競争で、勝つ者と負ける者が生まれる。
 本番で、どんなにいい成績を上げても、それ以上に上げている人がいれば、負けてしまう。残酷と言えば、残酷かなあ。
 ある人が言っていたなあ、・・・「世の中には報われないものが多いが、絶対に報われるものがある。→それは、子育て、それに、配偶者を大切にすることです。」と。(よく考えて、納得・・・)


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ユーロの行方?

2010-02-16 09:32:21 | Weblog
 サブプライム問題で、行き場のないお金が円に流れ、円高となった。オバマ大統領は、出来る対策は全てって感じで迅速に手を打った。
 一方、ギリシャの財政問題(政権交替で、隠していた財政難が暴露された)で、ユーロの価値が落ち、ポーランドやスペインでも(ギリシャに貸し付けていることもあり)財政危機になりつつあり、EC全体の問題になりつつある。
 エッ、いつの間にって感じだが、これって、誰も予想しなかったことでは?
 ドルは円に対して、昨年9月110円台だったものが、90円前後と20%のドル安になっている。ユーロは、昨年9月160円台まであったのに、120円前後となり、30%近いユーロ安となっている。
 今から、ユーロはどう動くのだろうか?
 NHKの「クローズアップ現代」でも、この問題を扱っていた。
 「ユーロ」が導入されてから10年が経っている。初め、オーストリア、ベルギー、ドイツ、フィンランド、フランス、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポルトガル、スペインの11ヶ国。次に、ギリシャ、スロベニア、キプロス、マルタ、スロバキアが加入して、現在16ヶ国加入。
 今回の様な試練は、初めてかな?!
 「クローズアップ現代」では、加入をしていない諸国の弱小通貨が、ユーロ以上に打撃を受けて、危機的な状況となっいるとのこと。それで、デンマークやスウェーデンなどが導入の意向を表明している。
 逆に、ユーロ参加資格に達していないリトアニアなどの諸国は、ユーロ加入の道がさらに遠くなっていくのだろうか?
 「トルコはECに参加出来ますか?」とトルコ人に直接尋ねたことがある。そのトルコ人は、「参加できれば嬉しいが、宗教の違いで、難しいだろう、・・・」と言われた。
 危機に直面して、ユーロの強さが証明された感じだが、それは、その周辺の国々に対してのみだ。弱小の国を参加させれば、ユーロは、益々弱くなる運命にある。
 ところで、円高で、不況が声高に言われているが、円高で良くなっているケースもあるはず。もしも余裕な円があれば、今こそ、高い円で、ドルやユーロを買っておくって発想、間違っているのかな?仕事ばかりしてゆとりのなかった団塊世代が、今、ヨーロッパ旅行なんて、いいのではないでしょうか。

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ジュベールンの挑戦

2010-02-15 09:31:24 | Weblog
  昨日の21:00~21:49まで、NHK総合テレビで、「ミラクルボディー フィギュアスケート 4回転ジャンプ“0.7秒”の美しき支配者より」があった。以下は、その内容から引用。
 フランスのフィギャースケート選手であるブライアン・ジュベールが紹介されていた。彼は、4回転に永いこと、こだわってきている。それも、小さい時から。
 今から行われるバンクーバーでの冬季オリンピックで、4回転を3回出せば、優勝できると彼は思っている。今までは、2回が限界と思われていたが、彼は、いや、彼しか、3回もの回数で出来る人は、今のところいない。
 ロシアのプルシェンコが、引退と思われたのに、ジュベールの前に立ちはだかっている。それも3年間のブランクで。
 本番前の練習で、難しい技を他の選手に見せて、本番では、安全策を取ってそれをしないことに、ジュベールは、批判的だ。彼は、あくまでも、4回転にこだわり、それを3回することにこだわっている。自分の限界に挑戦しているのだ。
 彼の背筋力は、スバ抜けている。わずか0.7秒間に、より高く、より速くの助走を心掛けなければいけない。入る時の数cmの狂いが、成功不成功を分ける。常に、4回転に入る前の角度(42.5度)で、より高く、より速く、きれいな軸で回れる高度テクニクを持っている。
 彼は、言う、「回っている時、雲の上に漂っている感じです。この感じ、大好きなんです、・・・」と。
 そして、更に、5回転ジャンプにも挑戦しようとしている。
 正に、自分との闘いなのだ。(素晴らしい!)
 かって、太極拳の安倍先生(日本代表で出て、金メダルを取ったり、日本選手の監督をしていたこともあり)が言われていた、・・・「これが自分の限界だと思っても、それよりもそのほんのちょっと先まで挑戦する、そうすると、もっと出来る様になります。」と。挑戦が継続できること、→これが若いって証拠かな?!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%AB
 

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