日本の心・さいき

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待つこと

2019-09-30 09:30:17 | Weblog
 自分の子どもの教育にしても、新入社員の教育にしても、学校での生徒の教育にしても、言えることだと思うのですが、教育では、「待つ」ことが大切ではないでしょうか。
 変化の早い時代、直ぐに結果を求める傾向にありますが、教育に関しては、直ぐには、結果が出ないこと、多いですね。
 入学試験に合格したとしても、その後、努力しなくて、留年し、更には、退学になった例、私が知る限りでも、少なからずあります。
 大学の教養部の先生が、大学に入って、初めの講義(何の講義だったか、忘れましたが)で、言っていましたが、「入る前に、頑張り過ぎているので、大学で、勉強しなくなる、そうではなくて、ゆとりを持って入って、その分、大学で勉強して欲しい・・・」と。
 教育なんて、学校を出てから、何年も経ってから出ることも、更には、第二の人生になってから、出ることもあるかと。
 そんな感じで、長い目で見ることが大切だと思います。
 桜丘中学の西郷校長先生が、教育する上で、大切な事を言われていました・・・→「多様性を認める」「個性を大切にする」、そして、「待つこと」、正に、その通りだと思います。
 周りを見ると・・・→
 子どもの教育に失敗して、「私は、お金も地位も名誉も、全て、要りません、この子さえ、まともな普通の社会人になれば・・・」と言う社長さんがいましたが・・・。
 反対に、親が起業に失敗して(それを直接見てきて、これではいけないと思い)、立派な起業家になった人、私の周りにも、少なからず、います。その父親は、既にいませんが、お金でなく、生き方を、財産として残したんですね。
 大分県では、「千代大海」の話、有名ですね。かって、パトカーで追われていた男が、相撲で優勝して、大分合同新聞に、堂々と、パトカーを先導して凱旋している写真が、第一面に堂々と掲載されていましたが。(断髪式の時、苦労を掛けた母親から、土俵の外で、髪を切ってもらっていましたが←千代大海の希望で)

 写真は、茶箱のお点前をしている長男です。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E4%BB%A3%E5%A4%A7%E6%B5%B7%E9%BE%8D%E4%BA%8C


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