日本の心・さいき

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敬老の日

2019-09-17 09:02:54 | Weblog
 令和元年9月16日(月)は、「敬老の日」でした。
 昔、ALTのアメリカ人(私の英会話の先生)と一緒に話していた時、二人とも、「70歳まで生きればいい!」とはっきりとお互いに言ったのを覚えています(分刻みで動いていましたから)。その時には、本当に、そう思っていました。もう、その歳になってしまったんですね。
 今の日本、65歳以上の「高齢者」の人口に占める割合が、28.4%で、過去最高を更新しています。
 総務省統計局によれば、9月15日現在の高齢者人口は、3588万人で、人口に占める割合は去年より0.3ポイント増えて、28.4%となっています。1950年以降、過去最高を更新しています!また、高齢者の占める割合も世界で最も高く、2位のイタリアより5ポイント以上、上回っています。
 高齢者の就業率も年々、上がっていて、60代後半では半数近くが、70代前半では3割の人が、また、75歳以上で約1割の人が働いています。
 健康年齢を超えても、お金の為に、病気を抱えながら、無理して仕事をしている姿が目に浮かびます。
 どこの国も経験しないことを(短期間に、世界一超高齢化社会になっている)日本がどの様にして乗り切るのか、世界が注目しています。
 経済的にゆとりがあれば、体を壊してまで、仕事をしようと思わない人、多いと思います(医師で、病気で苦しんでいるのに、倒れる寸前まで、地域医療で頑張られているケース、しばしばありますが)。
 今後、ここから、日本の独特な生き方が試される気がしてなりません。
 欧米では、高齢になれば、遊んで楽しく暮らすことが当たり前って感じですが、日本人の場合、歳を取っても、他人の為に生きたいと思っている、周りを見ても、多いですね(特に、男性は)。これが、日本の強さですね。
 別に、仕事でなくても、世の中の人の為に頑張りたいと思っている人、(70歳になった私も含めて)多いと思います。退職後、地域の世話役で忙しい人、ボランティア活動に精を出す人、専門職を生かして、週1~2回、要請に応じて、仕事をしている人、多いです。
 この日本人の生き方が、今からの世界をリードして行くといいなあと願っているのですが・・・。
 日本の周りには、自分の国のことしか考えない国、多いですから・・・。


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