日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

ある小児科医の独り言(28)

2009-02-25 17:43:44 | Weblog
 雲仙は、かっては、温泉と言う字を使っていた。温泉と書いて、「ウンゼン」と言っていたのだ。これは意外だった。雲仙は、雲仙天草国立公園として、日本での第1号の国立公園になっている。
 更に驚いたのは、何と、ここは、ハイカラさんの避暑地だったのだ。多い時には、7月と8月だけで、外国の人が何と3万人も来ていて、それも、30カ国から来ていて、そこで商売しているおじいちゃんもおばあちゃんも、流暢に外国語を喋っていたとのこと。
 何故、大きな建物が、それも洋館風のものが多いのかなあと思っていた謎が一気に解けたのだ。それに、屋根の色も皆統一されていて、正に、フィレンツェの街をミケランジェロ広場から見ている感じにも思えてならなかった。

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ある小児科医の独り言(27)

2009-02-25 09:19:12 | Weblog
 今回の雲仙旅行で、しっかりと覚えた木の名前があった。それは、「ネジキ」。幹がねじれているのでその名前が付いているとのことで、右巻きだったり、左巻きだったりする。ねじれることで幹が強くなるらしい。
 ところが、真っ直ぐになったネジキもあり、変わりモノのネジキとなる。つまり、ネジキでは、ねじれている木が正常で、ねじれてない木が異常と言うことになるのだ。あくまでもこれはネジキの世界でのことで、他の木の世界では通用しない。
 こんなことって、世の中には多いかなあ。政治家の世界では通用するが、多くの国民には受け入れない。(日本の)教育産業の世界では常識であっても、世界の目から見れば異常。(日本の)医療のあり方、世界の目から見れば、特殊ってこと、多いかな?!
 今の日本、ちょっと変わったことをしようとすると、周りから中傷される傾向にある。目立つと、上から打たれること、多いかな。で、変な方向に突進何てことにもなりかねないかな。
 雲仙の温泉地獄では、そこで迫害された切支丹の殉教碑もあった。
 個性を伸ばし、皆と共生して生きるのは、言うは易し、行いは難しだなあ。

 

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