日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

ある小児科医の独り言(19)

2009-02-17 12:13:37 | Weblog
 1日があっという間に過ぎてしまう感じだ。昔は、1日が長かったなあ。小さい時、1週間先と言うと、スゴク長い様に感じでいた。
 3歳の子の1年間は、3分の1、60歳の1年間は、60分の1、となると、60歳の1年間は、3歳の子の20倍の速さで進んでいることになるのかな?!今後、そのスピードはもっともっと増して、あっという間に、気が付いたらあの世だったってことになるのかな。
 60歳だと、個人差が大きくなって(歳を取れば取るほど益々大きくなる訳だが)精神的にも肉体的にも、20歳の差が出来ていると言われている。つまり、60歳なのに、40歳の肉体と精神を持っている人がいるかと思うと、80歳の肉体に80歳の精神を持っている人もいることになるかな(残念なるかな、既に、他界されている人もいますが)。
 歳の順に亡くならない所が注目点で、寿命は、遺伝や環境やいろんな影響でそうなる訳だが、日本人の場合は、その多くが生活習慣病で亡くなっていることを考えると、やはり、自己責任のウエイトが大きいんじゃないのかなあ。
 人は、皆、最後は癌になって亡くなる運命になっているらしい。癌も、考え方によっては、生活習慣病だ。癌になったら、今までの生活を深く反省して、それ以上大きくならない様に、又、再発しない様にしないといけない訳だが、それを細かく指導しているケースって、あるのかなあ。同じ生活パターンをすれば、又、再発するのは当たり前じゃないのかな?!
 継続は力なりで、多くの事柄は、積み重ねの結果のことが多い。若い時に、不規則な生活をして、睡眠不足で、ストレス過剰状態で、喫煙・深酒、1日に1回食事を抜いたり、食べ過ぎ、運動不足何てのを繰り返していたら、病気になるのは当たり前かな。 
 病気になった時には、神様が、体を休めなさい、無理をしていますよと啓示していると思って、自己責任で休むのが自然の流れと思いますけど。
 自分の体を本当に守れるのは、自分です?!

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ある小児科医の独り言(18)

2009-02-17 08:35:25 | Weblog
 朝のNHKで、駅の売店で弁当を売っている人の話があった。彼女は、お客さんから楽しませてもらっていると言う。初めは、パート社員で、お客さんとあまり会話することなく売っていた。しばらくして、お客さんとの会話が大切と思う様になり、積極的に話し掛けて、お客さんにより喜ばれる売り方を思い付いた。
 上手にコミュニケーションを取ることで、業績は、見る見る上がり、彼女の評判は、鰻登りとなった。そして今では、6人の正社員に、70人のパートを抱えてのトップの存在にまでになってしまっている。
 彼女は、部下にまず、自分がお手本を見せる。お客さんには、「どこに行かれますか?」などの会話から始めて、旅先での最適な弁当を選べる様にアドバイスをしているのである。
 それが自然に出来て、しかも、そんな感じで売っている本人が一番喜んでいるのである。
 又、熊本市の話で、見違える様に会合などでの利用客が多くなったホテルがある。そこに有名なマネージャーが来たからである。彼は、一度名前を紹介されると、正確にその人の名前を覚え、次に来た時には、その人の名前で呼ばれるとのこと。言われた人は、驚くと同時に、そのマネージャーに、強い信頼を抱き、信者となってしまう。
 プロとは、 正に、こう言う人のことを言うのだなあ。
 自分なんて、顔をよくお互いに見ているのに、名前の出てこない人の方が圧倒的に多いなあ・・・


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