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自分自身、太鼓を1人で演奏していると、次第に疲れてくる。特に、最後に15分間程休みなく打つ時、疲れてどうしようかなあと思うことが多い。そんな時、拍手があったり、歓声が上がると、不思議に頑張ろうと思って頑張れる。
仕事にしたって、ぶつぶつ文句を周りから言われてするのよりも、「先生のお陰で時間外に治してもらって、すっかりこんなに元気になりました、ありがとうございます」何て言われると、逆に患者さん側から元気をもらってもっと頑張ろうと言う気になる。
今の様に、訴訟に怯えたり、患者さんの態度にビクビクしていては、仕事が苦痛になってしまい、やる気もなくなってしまう。
仕事だから、そんなことに無関係に出来ないといけないと言われるかも知れない。しかし、自分が頑張れば他人からスゴク喜んでもらえると思うと、もっともっと頑張る気が自然に沸いてくるのは、確かなことである。
お店で料理を作る人にしても、お客さんが帰る時に、「とてもおいしかった」と言われる言葉を待っている。食べ残しをとても気にしている。一生懸命に心を込めて作った人であればある程そうだと思う。
「お父さんのお陰で、こんな生活が出来ている」と、共稼ぎをしていても、母親が子どもに言えば、それを聞いた父親は、もっともっと頑張る気になる。それが、「いいよ、私が頑張るから」と言われれば、男のメンツがなくなって元気が無くなり、夜の世界に入ってしまうことになるかも?!
人間は、やはり、人と人との間に立ってしっかりと生きられるもの。そして、他人の為と思えば、もっともっと頑張れるもの。他人が感謝の気持ちを上手に伝えることが出来るとしたら、最もいい形で頑張れることになる。特に男はそうだと思う。女の為に、命を投げ出しても頑張ろうとするのが、本当の男の姿かも知れないが、残念なことに、今は、女の人が逞しくなって、その機会が少なくつつあると思う。
「色男、金と力はなかりけり」とは、昔の人がよく言っもの。名言だと思う。