日本の心・さいき

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APUの卒業式

2006-09-16 07:03:53 | Weblog
 昨日(9月15日)、APU(立命館 Asia Pacific University)の卒業式があった。その卒業式で、あるベンガル人が、卒業した。
 私は、2年間近く、ベンガル語を彼から教わった。そして、ダッカに行って、彼の家で15泊させてもらった。そこで大歓迎を受け、イスラム社会を体験することが出来た。
 彼から、私に招待状が来ていたが、行けずに、代わりに家内から行ってもらった。
 彼は、アメリカ資本のIT会社に就職決定している。これからはしばらく東京で研修とのこと。彼の兄も、参列していた。

 学費は、成績優秀で、ずっと無料だった様だ。しかし、彼の生活は大変で、バングラデシュの家からの仕送りがほとんどない状態で、深夜も、バイトを一生懸命に続けていた。

 式では、13時5分に開式、起立して学園歌、学長・理事長・別府市長・他の挨拶、2学部・2大学院研究科の学位記授与、卒業生・修了生代表2名の挨拶、最後には恒例という「帽子投げ」。

 カップヌードルをシャワーのお湯で食したとかの話とか、お世話になったお礼を忘れません、ここで鍛われた力を世の中に出て発揮・貢献したい、・・・代表のスピーチは、しっかり地に足のついた鼓舞する形の、明るくメリハリのあるものであった様だ。

 彼には、タイ語とインドネシア語とアラビア語とトルコ語の先生も、紹介してもらった。それで、タイ(1カ月半)に行っても、インドネシア(1カ月)に行っても、助かったこと、確かに、多かった。将来は、そんなAPUの学生さんを自宅に招いて、ホームステイのお世話をしたいなあ。

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