途中ぎんさんんとusirodaさんを追い抜いて
大野木場町民グランドエイドに向かいました。
なんと上り坂でもふたりはまだ走って登っていました。
大野木場は245.3キロ地点です。
ここの関門は13:00でしたが
ふたりは13:44に到着しました。
深江ではかなり遅れる見通しだったのに
すごいがんばりです。
ふたりとも行きたそうです。
これから先は、歩道がなくなり危険なので
意識がしっかりしていない消耗してる選手は行かせないことにしてましたが
ふたりともだいじょうぶそうです。
ぜんぜんやめる気なしです。
コーセーさんが、「すみません、関門時間をまちがってました。14:00でした!」
と言うと「そうでしょう」と、usirodaさんが返してました。
この期に及んでも、こんなジョークが飛び交い、
笑いがおこるこの大会のすごさったら・・・
usirodaさんは、「何時までいい?」とご主人に聞いてます。
ゴール予想時間は19:30くらいか?
ご主人はとてもだめだとは言えないでしょう。
そうなるとわたしとookiさん、yamasitaさんは最後までつきあえません。
ゴールは見たい。
きっとこのふたりはゴールするだろう。
でも、ここにそんな時間までいたら帰りが遅くなります。
残念です。
コーセーさんが雲仙の自然歩道は暗くなるから
国道を通るように必死にさとすのに
ぎんさんは聞きません。
「usirodaさんは俺が守る!」なんて言ってます。
「足があればいのししから逃げれるかもしれんが
そんなんじゃだめだろうが」というけど
聞く耳をもちません。
後ろでそのやりとりをおもしろそうにusirodaさんは聞いて笑ってます。
どこまでも楽しそうなusirodaさんです。
ookiさんとyamasitaさん、ダンクさんとは、
このエイドでお別れすることになりました。
コーセーさんはダンク車で一旦小浜に戻り
車をとって来ることになりました。
usirodaご主人が途中エイドしながら
雲仙まで登ります。
わたしは261.2キロ地点の小地獄入り口付近の
自然歩道から出てくるところで待つ事にしました。
見えてきました。
ぎんさんが蛇行しています。
でも、走ってます。
見ての通りの急坂を。
もうぎんさんの消耗がはげしいので
何度も溝に落ちそうになってて危ないということで
inaちゃんが伴走するそうです。
わたしは最後の声援を送って
みんなの姿を見送ると
小浜へ向かいました。
小浜では留守エイドを
東京から応援に駆けつけてたkikuchiさんが
守ってくれてました。
ぎんさんが蛇行してあぶないので
コーセーさんが車で後ろをガードして
進んでるとの連絡がありました。
ゴール到着は19時30分くらいだろうとのことでした。
名残惜しかったですが
わたしは帰途につきました。
高速道路の鳥栖JCに近づいた頃
携帯が鳴りました。
inaちゃんからの連絡で
19:18に、ぎんさんとusirodaさんが無事にゴールしたそうです。
記念写真とったりなんだかんだとてんやわんやで
連絡が遅くなったそうです。
ああ、よかった。
ほんとうによかった。
運転しながら泣いていました。