山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

安倍首相、「来年の桜を見る会は中止」。それで追及を逃れられると思ったら大間違い

2019年11月13日 21時45分40秒 | Weblog

 安倍首相が、11月13日夕方、「来年の桜を見る会は中止します」といった。それに先立って、菅官房長官が「来年は中止」「招待基準の明確化や招待プロセスの透明化を検討していく」「長年の慣行で、首相官邸や与党に、招待者の推薦依頼をしていた、官邸分は首相、副総理、正副官房などに依頼していた」と発言した。

 招待者の選定には何の問題もないといっていたのだから、続ければいいのに、実態はあまりにも醜いものなのでこのままでは持たないと判断したのだろう。『赤旗』に取材された関係者があわててブログを削除したが、証拠はあまりにもたくさんあるし、これからもどんどん出てくるだろう。中止したら、世論は収まるだろう、マスメディアの幹部はいつもねんごろにしているから報道内容に手心を加えてくれるだろうと考えるのは浅はかだ。民主主義的世論が許さない。ジャガイモ、メロンを配って公職選挙法違反で辞任した大臣と同じく、安倍首相にも総理大臣を辞任し、議員も辞職してもらわなければ問題は落着しない。

 招待者の中には有名キャバクラ嬢も含まれていた。キャバクラ界の発展に功績があったということなのか。どの省が推薦したのか。安倍首相官邸とスパイ情報機関・内閣情報室、それに安倍の腰ぎんちゃく読売新聞が手を組んで、前川喜平・元文科事務次官をキャバクラ通いと買春をくり返していたかのようなでっち上げをしたことは記憶に新しい。

 ホテルニューオオタニでの「桜を見る会前夜祭」の参加費が5000円という問題について。『赤旗』は、これは政治資金パーティーだから政治資金規正法によって報告しなければならないのになされていない、違法だといっている。さらにニューオオタニのパーティーが立食だとはいえ5000円でできるのかという問題がある。超有名ホテルは高い。実費が5000円以上だったとすると、これは安倍首相による買収・供応になる。

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