山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

真央さんと森さん発言、それに籾井発言

2014年02月27日 01時46分56秒 | Weblog
 浅田真央さんが森オリンピック組織委員長・元首相の森喜朗氏の侮辱的発言にさわやかに応えた。
 森氏の発言は、「見事にひっくりかえってしまった。あの子は、大事な時に必ず転ぶ」というもの。浅田真央さんは「人間なので失敗することもある。失敗したくてしているわけじゃない」と。その通りだ。ショートプログラムで失敗したとき、どれだけ悔しい思いをしたことだろう。森元首相の神経がわからない。彼女のすごいのはそこから立ち直って、自分の持っている最高のものをつぎの演技で表現したことだ。その実力に感嘆した。
 彼女はまた、「私は別に何とも思っていないですけど、森さんが、少し後悔しているのではないかと思います」と思いやりの発言をした。立場逆転だ。人間性の差が出た。
 従軍慰安婦や靖国神社に関する問題発言をしたNHK新会長籾井勝人氏は、発言を撤回しつつも、発言自体には問題がないとの態度は変えておらず、公共放送の責任者としての適格性を欠くことがますます明らかになった。発言以上に問題なのが、就任直後、問題発言と同時期に、10人のNHK理事全員日付のない辞表を提出させていた。自分に従わない理事はいつでも辞めさせる。しかも自分から辞職したという形で、というのだ。いやらしい権力者の発想ではないか。これではNHKは死んでしまう。安倍人脈によるNHK破壊変質工作だ。
コメント (1)
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