山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

9条さつきの風・秘密保護法学習会予想を超える参加者

2014年02月02日 13時42分15秒 | Weblog
 2月1日(2014)、池田市の9条さつきの風主催の秘密保護法学習会があった。わたしは半月前に学習会の講師をやってほしいと頼まれ、やや躊躇しながら引き受けた。すぐに必要な書物を買い、あらためて新聞切り抜きをした。早めに準備をと思ったが、怠け者なのと田舎での姉の葬儀などがあり、正味1週間の準備となった。このブログでも秘密保護法はとりあげたが、こんど本格的に勉強するということで、国会を通過した秘密保護法を読むことからはじめた。文章にまとめるまでぎりぎりまでかかった。A4/7ページの報告文書と資料2枚。
 わたしは参加者は多くて19人くらいと思っていたが、主催者のさつきの風の垣田さんからは35人くらいの参加があるといわれ、印刷枚数を40部にふやした。結構な分厚さだった。開始時間になって話をはじめると、どんどん人数が増え、部数が足りなくて、主催者がコピーに走った。結局50人にまでおよんだ。びっくりだ。この種の集会は予定をこえてつめかけることはない。ところが報告文書が足りない、椅子がたりないということになった。
 悪法でも普通は、通ってしまえばあきらめの気分がただよい、あとはあまり盛り上がらない。しかし秘密保護法の怒りは収まらない。いまだにくすぶり、その火種はあらためて燃え上がっているではないか。東京でもアンダー20の若者が秘密保護法廃止のデモをしたら、街のおじさんオバサンがあんな若い子らががんばっていると感激して、400人で始めたデモがふくれあがって650人にもなったそうだ。日本の平和・民主主義の底力は大したものだ。秘密保護法廃止、集団的自衛権ゆるさないという炎が寒風の中で燃え始めている。沖縄・名護の市民の決意が情勢の先陣を切っている。
 学習会での話は1時間以内にと思っていたが、用意したのを全部話したら1時間半に及んでしまった。質疑討論時間を30分に縮めてしまった。参加者と心をひとつにできたので大満足。心地よい疲れを感じながら池田の街をあとにした。
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