今日(2013・10・31)の『赤旗』は「14歳以下出産200万件 国連白書 少女の妊娠は重大問題」と題する記事を国際面に載せた。
国連人口基金は10月30日、「世界人口白書」を発表し、開発途上国で毎年730万人の少女(18歳未満)が出産しており、少女の妊娠が重大問題だと訴えた。そのうち200万件がなんと14歳未満なのだ。出産にともなう高い死亡率や長期におよぶ健康上、社会的な被害を指摘している。
彼女らの多くは学校に通うことができず、教育を受けられないため仕事にもつけない。少女の妊娠は経済的影響も大きい。しかも少女自身に選択権がなく、どうにもならない結果として妊娠する。
この記事を読んで暗澹たる気持ちになった。
途上国の多くの少女が学ぶ権利を奪われ、自分の能力を発揮する機会を奪われ、望まぬ妊娠(すべてがそうだとはいわないが)によって人間的開花を阻害されていることに思いをめぐらさざるをえなかった。
すべての世界の少女に、しっかりとした初等基礎教育を(どこかの大阪市公募校長が基礎教育のために思った英語教育ができないとだだをこねて職務を投げ出したことがあったっけ)、さらに中等普通・職業教育を、のぞむ少女には高等教育をと願わずにはおれない。
国連人口基金は10月30日、「世界人口白書」を発表し、開発途上国で毎年730万人の少女(18歳未満)が出産しており、少女の妊娠が重大問題だと訴えた。そのうち200万件がなんと14歳未満なのだ。出産にともなう高い死亡率や長期におよぶ健康上、社会的な被害を指摘している。
彼女らの多くは学校に通うことができず、教育を受けられないため仕事にもつけない。少女の妊娠は経済的影響も大きい。しかも少女自身に選択権がなく、どうにもならない結果として妊娠する。
この記事を読んで暗澹たる気持ちになった。
途上国の多くの少女が学ぶ権利を奪われ、自分の能力を発揮する機会を奪われ、望まぬ妊娠(すべてがそうだとはいわないが)によって人間的開花を阻害されていることに思いをめぐらさざるをえなかった。
すべての世界の少女に、しっかりとした初等基礎教育を(どこかの大阪市公募校長が基礎教育のために思った英語教育ができないとだだをこねて職務を投げ出したことがあったっけ)、さらに中等普通・職業教育を、のぞむ少女には高等教育をと願わずにはおれない。