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資格マニア

2017年01月02日 | FP(ファイナンシャル・プランナー)
年末、年始のご挨拶の中で・・・

知人等に「ケアマネ」試験に合格したんだよと報告すると

皆さん、一応に「え~今、試験難しいんだよね。よく合格したね」と

誉めてくださる反面。


「資格マニア」だよね~というお声も頂きましたが・・・。



ハイ、資格。確かに少なくはないかもしれません。

医療系・・・歯科衛生士・ケアマネ(介護支援専門員)

事務系・・・簿記2級・珠算2級・ワープロ検定というものもありました。

      ファイナンシャル・プランナー(AFP)

その他・・・宅地建物取引主任士・管理業務主任者・

      マンション管理士・賃貸不動産経営管理士・

      建築物環境衛生管理技技術者(ビル管理士)
  

      損害保険募集人・マンションドクター保険診断

      住宅ローンアドバイザー

        と・・・こんな感じでしょうか? 


人様からの目は、

確かに、資格マニアに見えるかもですが・・・。


実は結構、資格と経験がミックスアップされているため私の中では生きてる資格。

というか・・・

 必要に応じて取得したという方が正しい表現のような気がします。



例えば・・・計算が早いのは珠算(暗算)のおかげ、

簿記知識のおかけで決算書の作成とチェックが可能。(マンション管理士で生かせてます)

不動産の知識と経験がマンション管理士業務で十分生かされいますし、

マンション管理の部分でも、運用の視点が生きています。


過去、不動産・ファイナンシャル・プランナー課目で

職業訓練校で講師ができたのも。やはり、資格と経験のおかげ。


建築物環境衛生管理技技術者(ビル管理士)は、3000㎡を超える建物には

必ず有資格者が1人必要な分野。


関係ないようですが・・・。複合用途の区分所有物件のコンサルでは、

有資格があることで、設備等の知識の裏付けが可能ですし。

やはり、設備が複雑な複合用途の商業ビルを兼ねた区分所有物件では

必須な知識も満載です。


地方では、複合用途の難しい区分所有物件は少ないのですが、

都市部では、駅近くの複合用途の区分所有物件も多く、運用も難しいのが特徴です。


損害保険募集人・マンションドクター保険診断、

やはり保険知識は、様々なリスクヘッジの提案として知識は必須です。



ケアマネの実働については、今後の検討課題ではありますが・・

マンション内での「孤独死」高齢化率の問題等を考えても、

高齢者の実態をさらによく知ることができる、

ケアマネで行われている「地域ケア会議」。


ここの視点をミックスアップすることで・・・

さらにマンションライフでの生活改善や

管理組合としての高齢者に対する改善が可能となるのでは?と思っております。



医療現場って結構・・閉鎖的ではないですか?

医療知識があり、かつ、ファイナンスや不動産・法律知識等もわかる人材。

必要ではないですか?


そんなかけ橋にもなれればな・・・とも思うのです。

資格マニア?いえいえ、新しい分野を切り開きます。


「ライフワーク」として、自分の知識が人の役に立ち、喜んで頂ける。

今年も邁進いたします。

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介護療養型医療施設とはどんな施設?

2017年01月02日 | ケアマネ(介護支援専門員)
介護保険制度って本当にわかりずらいですよね?

で・・・どんな施設があるのか?

なかなかその現場にいないと、わかりずらいものです。



今日は「介護療養型医療施設ってどんな施設?」についてつぶやきます。


介護型療養型医療施設とは、簡単に言えば、

「長期療養が必要な方に、看護、医学的管理下での介護や医療を提供する施設」です。


一般的には、病院や診療所内に併設されています。

平成23年度末で廃止される予定でしたが、平成29年末まで延期されています。


将来的には、介護療養型医療施設は、介護老人保健施設などへの

転換が予想されています。



介護療養型医療施設のサービス内容は?

サービスとしては、病状が安定期にある入院要介護者に対し、

療養上の管理、看護、医学的管理下における介護の世話などが挙げられます。


そしてこれらは、施設サービス計画書に基づいて提供されます。


入所すると施設のケアマネージャーさんが、施設サービス計画書を作ってくれます。


計画書は、提供の前にご家族様に同意の上で実施となるわけですね。


そして上記以外のサービスとして、忘れてならないのが「リハビリ」です。


リハビリ専門の理学療法士や作業療法士が、リハビリをしてくれるとなるようです。

まずは、入所後、リハビリの希望を施設のケアマネージャーさんに相談してみてください。




介護療養型医療施設への入所基準は?


入所基準としては、65歳以上で要介護1~5の認定を受けている事が必須条件です。


入所をご検討されている場合は、まずは在宅の介護サービスを担当されている

ケアマネージャーさんへ相談が良いかと思います。



介護療養型医療施設は、在宅介護が困難な方や、介護老人施設での入所を

断られた方が多いようです。


それだけ、介護をうけながら、医療までサポートしてくれるというわけです。


では・・介護療養型医療施設の費用や自己負担はどれぐらい?


費用は介護度に応じて異なりますが、

おおよそ1ヵ月食費・居住費等含めて「8万円から11万円」のようです。

これに別途医療費等が必要に応じて発生します。



特別養護老人ホーム(ユニット型個室)よりも、費用的には安く抑えられますね。


デメリットとしては、個室ではなく、多床室(相部屋)といったところが

挙げらるようです。


費用面に関しては、制度として「介護保険負担限度額認定証」も使えます。

限度額認定証に応じて、段階的に費用が抑えられる制度です。


お持ちで無い方は、在宅サービスを担当しているケアマネージャーさんに

聞いてみるとよいかと思います。



介護療養型医療施設への入所の手続き方法は?

入所の流れとしては、在宅サービスを担当するケアマネージャーさんと

相談になります。



その後介護療養型医療施設のソーシャルワーカー(相談員)さんとの

手続きとなります。

そこで必要な書類等をそろえていくわけですね。



場合によっては、主治医の紹介状(介護療養型医療施設のドクター宛)が

必要な場合もあります。


また、長期入院が必要な状態や、伝染病等の疾病をお持ちの方は

入所を断られるケースもありますので注意が必要です。



介護療養型医療施設は、他の介護老人施設(特養やグループホーム)よりも

医療面もカバーしてくれるし、医療面も抑えられるのでメリットは大きいですね。


でも・・デメリットも勿論あります。

病院の雰囲気が嫌だ・・・、

余暇活動(レクレーションがほとんどない・・・等。)



また特別養護老人ホームなどと異なり、終の棲家としての終身制ではありません。


状態が改善してきた場合には、退所を求められるケースもあります。



ですが、在宅での生活や、

介護老人福祉施設等での入所が困難な方の受け皿として、

社会的には必要な施設であると思います。


高齢の親御さんがいる場合、親戚や兄弟・姉妹が集まる

この時期に・・・今後どうする?なんて会話もあるかもしれませんね。


いつも側にいて、様子を伺える環境と、そうでない環境。

やはり高齢の親がいる場合は、子としては気になるものです。

健康状態や火の始末などなど・・心配の種はつきませんよね。


各行政が行っているサービスや、ボランティアなど地域資源の

活用を行うなど、意外と知られていない穴場のサービスもあるものです。


ケアマネの仕事は、こういう地域資源と医療との連携も重要な

ポイントなのです。(結構、大変そうですが・・・)

    

お節料理、食べられましたか? 

子どもが帰省するとなると・・やはり作ってしまう親心。
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