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数は力

2013年09月26日 | マンション管理
『数は力』という言葉がある。

マンション管理組合での「数は力」


たまにある管理組合のご相談の中に・・

全く総会が開かれていないんです。

決算報告もなし。どんな風にお金が使われているのか全く不透明。


これ・・・誰が聞いても「おかしい」と思うのが普通の感覚。

でもマンションの中には、『おかしい』とは思いながら。

まあ、○○さんがずっとされているから、何も言わない。

(逆に「おかしい」と発言することで・・・バッシングを受けるからと)


と消極的になる方も多いもの。



区分所有法でも、標準管理規約でも集会・総会は年に1回必ず開かなければならいとしながらも。

自主管理をしている組合では、全く素通りされている所もよくあるようで。


中には、不動産会社・あるいは元ベデロッバーが売却した流れから

そのまま管理をずるずるとしている所も見かける。


不透明さ・・・。業者との癒着などなど言い出すときりがなくなる。

こんな管理組合では、「おかしい」とする正しい感覚が否定されるというありさま。


こんな時、裁判で決着つける。戦うという方法を選択するのか。

あるいは、長いものに巻かれるか。

私ならば・・・そんな所には関わらず、さっさ資産価値があるうちに売って逃げるという選択をする。



今まで何度となく、こんな相談受けたけれど。

そんな方は、国土交通省や高住協にも相談してみましたと言われる方も多いもの。

でも・・どうしようもないんです。何か方法はありませんか?と言われるけれど。


「本当にどうしょうもない管理組合ですよね」という次第。

そこに労力やお金をつぎ込むのが正しいのか。

早く別に目を向けるのが正しいのか。選ぶのはあなた次第なのです。

「あまり、頑張って」とは言えませんが・・・。

ご自分の納得いく方法をご選択くださいと。

コメント
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