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シロアリの血統

2009年03月09日 | 不動産
女王シロアリの命は永遠?
日本に多いシロアリ「ヤマトシロアリ」の女王は、自分の死後の後継者となる新女王を、王と交配しない単為発生で産むことを岡山大の松浦健二准教授(昆虫生態学)らが発見。
17日から盛岡市で始まる日本生態学会で発表すると読売新聞の記事。

ヤマトシロアリの生態や遺伝子を詳しく調べたところ、女王は通常、王と交配して産卵するが、うち2~5%は単為発生で産みそれが新女王になることがわかったそうです。

巣が大きくなると、働きアリなどを増やす必要が出てくるが、女王だけでは産卵数が不足しがちになるため。新女王たちが王と交配し、家族を増やす。
20~30年生きる王に比べて女王の寿命は5~10年と短いが、分身がさらに分身を産むため、巣が存続する限り、初代女王と同じ遺伝子の女王が君臨し続けることになるそうです。

※ヤマトシロアリは北海道北部を除く日本全土に分布していて、ごく普通に見られるシロアリです。
湿った木材を好み加害個所が巣を兼ねていて、特別に加工した巣はつくりません。
主に地面から1メートル位までの建物を加害しますが、風呂場に湿気が多い、雨漏れがしている等があると2階まで加害することがあります。
大きさは羽アリで5~7mm・働きアリで4~6mm・女王は大きいもので15mm。
羽アリは4~6月の蒸し暑い日中に一斉に飛び立ちます。

シロアリの被害は物凄いですよね。
鉄筋コンリートの構造だから大丈夫なんて思っていたら、大間違いです。
1匹でもみかけたら、まずは、シロアリ駆除の業者に依頼し、床下の点検をして頂きましょう。
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