一般質問の準備をしています、また選挙も近くなりその準備もしなくてはなりません
そんなこんなで、少し疲れ気味です
選挙に弱い私ですが、自分の想いを市政に生かすためには、石にかじりついても頑張らなければいけません
ですが今は、5年後10年後の西都の姿をデザインし、一般質問に全力を尽くしたいと思っています
今日はいつもと順番を変えて、アーカイブ一般質問から書きます
救急医療についてです
最後は西都児湯医療センターについてです。
先ほど、センターの状況について説明ありがとうございました。幾つかお伺いしたいことがありますので、よろしくお願いいたします。
先ほどの説明では、6月5日には第2回の理事会が開催され、今議会に提出させていただいた貸付金に係る西都児湯医療センターの補正予算(案)の説明が行われたと、そして評議員会の意見を踏まえ6月26日に予定している理事会で再度審議され、そのときに最終決定をされる予定のことということでしたが、ということは6月5日の理事会は評議員にかける原案を確認した理事会と考えてもよかったのでしょうか。
◎市長(橋田和実君) 今、議員がおっしゃったように、評議員会に諮る前の議案として承認されたということがありまして、6月26日に評議員会が行われますけれども、そこで御意見をいただいて、そして最終的にその日にまた理事会が行われますので、そこで決定されると、そのように考えております。
◆2番(橋口登志郎君) 6月7日の宮崎日日新聞の記事に、新病院建設への調査等が計上されております。それについて御説明をお願いしたいと思います。
◎健康管理課長(中武久充君) お答えいたします。
新病院建設に係る西都児湯医療センターの補正予算に関しましては、新病院建設の必要性が施設の老朽化等によりまして、以前の西都医師会病院のときから指摘があったこと、また先般の東日本大震災が及ぼしました状況から見ても災害拠点病院として十分な機能が備わっていないこと等を踏まえまして、新病院の移転建設に係る事前調査のための経費が計上をされております。なお、この調査は今後策定をいたします基本計画等の前段となるものでございまして、医療センターに期待をされております諸機能に対する施設規模等の調査検討、それから適地の調査、住民等の意向調査などが予定をされております。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) 市民団体であります「救急医療を考える会」で活動をしていたときも、私たちの間で話題になっていました。それは、今、おっしゃられたとおり、現病院はもう古くなってきている。設備等が高度医療に追いついていないのではないか。そして、古くて狭い病院なので若くて優秀なドクターが来ないのではないか、そういった話をしていました。
また先ほど、北岡議員もおっしゃいましたけれども、平成21年3月25日です。私はまだ議員になっていませんけれども、西都市議会で充実に関する決議がなされておりました。そこの3に、「病院の建物が老朽化していることに鑑み、新病院の建設に向けて検討を始めること」とあります。私はそれを見まして、民間も議会も認識が同じだったなと思ったわけです。
先ほどの答弁に災害拠点病院としてとありました。新聞にも同じに書いてありましたけれども、この災害拠点病院としての要件をちょっと説明いただけませんでしょうか。
◎健康管理課長(中武久充君) 災害拠点病院としての要件についてお答えいたします。
災害拠点病院として必要とされる機能の要件でございますが、これは運営上の要件、それから施設及び整備上での要件など多数ございます。
その中で主なものにつきましては、災害に多発する重篤救急患者の救急医療を行うための高度の診療施設等や、応急医療器材等を備蓄する倉庫等を有していること。そして建物が耐震耐火構造であること。それから広域搬送への対応機能があること、ヘリポートの確保などが挙げられます。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) 同じく、その一つ前の答弁の中で東日本大震災が及ぼしたと言われましたけれど、この件で県もしくは国から何かアクションがあったのでしょうか。
◎健康管理課長(中武久充君) まず、県におきましては東日本大震災を受けまして、災害拠点病院に対しましてアンケート調査が実施をされております。これは、災害拠点病院としての施設整備状況等とそれから実態把握をするために行われたものでございます。
その結果、災害拠点病院の主たる要件項目のうち、医療センターで整備をされている項目に関しましては約3割ほどでございまして、そのことからも早急な検討が必要だというふうに思っております。
◆2番(橋口登志郎君) ということは、待ったなしの状態だと思わざるを得ないと思っております。
移転先適地調査とさっき新聞にもありましたけれども、今の場所は適していないと考えておられるのでしょうか。
◎健康管理課長(中武久充君) 移転先調査とございますが、今、申し上げましたように災害拠点病院として機能するためには現在の敷地面積が不足することがまず考えられます。また、現在の脳神経外科、循環器内科を中心としました診療並びに救急医療体制をより充実し、地域医慮に貢献するためには、医師、病床数の増員等が必要になると、そういうふうなことを踏まえまして、西都児湯地域の住民にとって、今以上に利便性が高いところに移転することが適当であるというふうに考えております。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) 先日、これとは全く関係のない件で佐賀県の伊万里市と武雄市に行ってきました。高速道路のインターをおりたところに新築のきれいな病院があって、救急指定の病院と指定されていました。屋上に多分、救急ヘリだと思いますけれども、そういったヘリポートがあって、「ああ、こういう病院が西都のインターチェンジのそばにもできればいいな。」と思いながら見たものでした。
ところで、先ほど先進地事例調査というふうにおっしゃいましたけれども、どこか具体的な事例とかあるのでしょうか、また、この調査とは一体どういうような形で調査をされるのかお聞かせください。
◎健康管理課長(中武久充君) お答えします。
基本的には主に災害拠点病院、それから公的病院等として機能している先進地の病院であると考えておりますが、具体的にはこれからの選定というふうに考えております。また、事例調査でございますが、これは医療センターの理事等が参加をいたしまして、先進地における建設等への取り組みをはじめ、病院運営等についての事例調査というふうに考えております。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) ぜひよろしくお願いいたします。
1市5町1村、11万人の救急医療を担うこのセンターなんですけれども、このあたりの動きとか、そういったことは、ほかの関係市町村、つまり5町1村なんですが、連絡はされていますでしょうか。
◎健康管理課長(中武久充君) お答えします。
この新病院建設にかかわる意見に関しましては、周辺自治体の関係者が承認をしていらっしゃいます医療センターの理事会及び評議員会で、まず周知が図られるというふうに思っております。
また、本市におきましても関係自治体が参加をいたします、そういうふうな機会を確保いたしまして、今後の計画等につきましてご理解等を求めていきたいというふうに思っています。
以上です。
◆2番(橋口登志郎君) ぜひよろしくお願いいたします。
医療センターの重要なポイントとして、今言いましたとおり、1市5町1村の11万人の住民の救急医療を担うという面がありますけれども、ぜひ、あります。この連携を密にしていただいて、共同理解を図っていただきたいと思っております。
また、私は以前から、このセンターの性格として、先ほど北岡議員のときだったか、社会医療法人という言葉が出ましたけれども、この社会医療法人がふさわしいと考えていました。その法人格を取得するには幾つかの要件があったと思いますが、先ほど市長が述べましたけれども、そのあたりもう一度検討されているかお聞かせください。
◎健康管理課長(中武久充君) お答えします。
この社会医療法人でございますが、この社会医療法人には救急医療等の確保事業の実施の義務づけ、それから医療法人債を発行する場合の監査の義務づけ等が認定要件にあります。
また、救急医療確保事業における具体的な要件としましては、直近3カ年におきまして夜間等の救急車搬送件数が年平均750件以上、または診療報酬、いわゆる初診料でございますが、その時間外加算割合が20%以上などの実績要件が求められているところでございます。
以上です。
◆2番(橋口登志郎君) 同じような質問になると思います、申しわけないですけれども、西都市としてまた救急医療圏の住民にとって、この社会医療法人の性格、メリットをどう把握されているか、もう一度お聞かせください。
◎健康管理課長(中武久充君) お答えします。
社会医療法人は平成19年の医療法の改正によりまして創設をされました法人でございます。この地域医療の中心的な役割を担いまして、公益性の高い医療サービスを実施する医療法人として位置づけがされております。
この社会医療法人のメリットは、公益性が高い組織でありますので、救急医療や僻地医療、災害医療等の地域医療に対します社会貢献度が高い医療法人として評価をされます。また、税制面からは医療保健業に係る法人税、救急医療等事業に供する資産に関する固定資産税など非課税扱いとなり、優遇措置が受けられます。また、社会医療法人債の発行、収益事業が実施できるなどのメリットがございます。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございます。
社会医療法人という形は西都市民にとって非常に望ましい形ではないかと常に私は思っておりました。ぜひ、これが達成できるように努力を続けてほしいと考えております。
センターの魅力に、いつも言われますけれども脳外科、循環器内科などの高度医療を行うということも含めて、経理の透明化というのがあると思います。特に官民共同という形で今回行われますから、市民に開かれた、つまり情報開示というのがとても重要だと思っておりますが、いかが考えておられるでしょうか。
◎市長(橋田和実君) 官民共同型という形態でスタートしたわけでありますけれども、その形として必要なのは透明性の確保ということが大きく必要だと思っております。また経営をしっかりと安定していただくと。そしてまた、そのことによって一次救急医療、二次救急医療をしっかりとやっていただく。そして市民が安心、安全でおられるということが私は必要だと思っておりますので、そういった面でも情報開示に努めていくのは当然必要なことだと思います。
◆2番(橋口登志郎君) 理事制度、評議員制度ということで広く開かれた会議で進められていると思っております。経理の透明化について、センターというのはやはり救急医療を担うわけですから、外来専用でもなく、救急車で運ばれたり、また高度医療を担っていると思います。何と言葉で言っていいかわかりませんが、よく一般店舗でいう売掛金ですね、金の未回収、その他についても、そのあたりについてもほかの一般病院比べて危険性が高いと思います。これは直接経営に響く大きな問題ですから、完全な開示が求められていると思います。いかがでしょうか。
◎健康管理課長(中武久充君) 窓口未収金に関します開示の件でございますが、医療機関における窓口未収金につきましては、直接的に病院経営に影響を及ぼす要因でございます。このような未収金に関しましては病院の理事会等におきまして、その収支決算等の報告の中で報告がされるものと思いますので、開示の対象になるというふうに考えております。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) 同じく未回収の件で、もう一つお伺いします。
平成19年度から、それが幾らあるのか、また未回収分はどのように回収に向っているのかお聞かせください。
◎健康管理課長(中武久充君) お答えします。
現在、西都児湯医療センターのほうが西都医師会のほうから委託を受けまして、医師会病院の精算業務を行っております。現在把握できる数字では、この精算業務の中の数字を把握しておりますので、それをお答えいたします。
19年度におきます未収金に関しましては84万5,798円。平成20年度51万2,177円。平成21年度110万1,132円。平成22年度84万275円でございます。なお、これは本年3月31日現在の数字でございます。
なお、未収金に関しましては現在、医療センターの職員等が戸別訪問等により回収業務に努めておられます。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) ありがとうございました。わかりました。
ところで、この未収金というのは、一体どのような状況で発生するものなんでしょうか。
◎健康管理課長(中武久充君) 未収金の発生要因でございますが、これは一般的には生活困窮等、そういうふうな理由で支払う能力がない。そういうふうな場合など幾つかの要因があると思われます。
また、特に救急搬送をはじめ、診療報酬の高い治療を必要とする重篤患者につきましては自己負担額が大きくなりまして、未収金が発生しやすい状況が出てくると、そういうふうな状況もあると考えております。
◆2番(橋口登志郎君) この未収金の問題は公立病院に多いというふうに聞いたことがあります。これは最終的には市民の懐を直撃するものだと思っております。
今回のセンター、特に官民共同型なので心配をしております。何か対策は考えておられるでしょうか。
◎健康管理課長(中武久充君) お答えいたします。
この窓口の自己負担金に関しましては、健康保険法等により被保険者、いわゆる治療を受けた患者さんが医療機関に支払う義務がございます。そういう意味からは、公平公正な負担を求めるというのは当然なことというふうに思っております。
この医療センターにおきましては、患者さんに対しまして説明の中で円滑に納めていただくための事前説明をはじめとしまして、高額な医療費になる場合の保険医療福祉制度の案内、そして常に未収金が発生しない環境づくりとあわせまして職員の意識高揚に努めておられます。
以上でございます。
◆2番(橋口登志郎君) ぜひお願いいたします。最後にお話しになりました職員の意識高揚というのは非常に大事かと思っております。ぜひ頑張っていただけるようにお願いしたいと思います。
このセンターは、何度も話しますと、新しい形であってまた諸問題もある中での船出でした。ですが、将来、私たちの子どもが家庭を持つ時期になって、医療センターが存在することの恩恵を受けて、この西都での生活が安定してできる、安心して子育てできるありがたさを受け取ってほしいと思っております。そのことを心から期待して、医療センターの問題、そして私のすべての質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
次は2011年6月議会でした
さて一般質問の準備をしていると、市役所の1階ロビーに子供たちが集まっています
その時は「なんだろう?」と思ってみていたのですが 、あらためて見るとこれでした
近くによると
東京2020フラッグツアーです
フラッグツアーって何?という皆さん、これです
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/sogoseisaku/kense/kekaku/tokyo2020flagtour.html
どうやら宮崎県では西都からスタートみたいです
あさってには日向に行くので、観るなら明日です
このフラッグは作りがすごくよいです
う~Mu、素敵だ
明日も一般質問の準備頑張ります
なお私は8日木曜日に11時くらいからです
傍聴に来ていただけると幸いです