3回目です。
ゴジラを見るのは・・・・。
公開時、即見て「これは凄い」と思っちゃいました。
ゴジラシリーズはほぼ見ていますが、初代の怖いゴジラがよみがえりました。
そして何より、特撮が素晴らしかった。
数年前、評判が良かったので「シンゴジラ」を見ました。
映画としての筋立て、また会議のシーンなんか今までにないなと評価はしたものの・・。
私はゴジラの幼体の時の姿が玩具ぽくってダメでした。
特撮技術でもっと本物らしく(存在しないゴジラをホンモノっぽくって、おかしな表現ですが)やって欲しいと思ったのです。
今回の「ゴジラー1,0」はそこ(特撮)が素晴らしかったので、映画に入り込みましたよ。
で、妻が見たいというので一緒に観て(2回目)、その時来年(2024年)にモノクロバージョンが公開されると知って、昨日妻と見に行ったのです(3回目)。
コーラを片手に鑑賞しました
感想ですが、見るたびに評価が良くなる映画です。(話は違いますが、歳を取ってよかったと思えるのが入場券の割引です)
モノクロはカラーと違って、表現されるのがそのものの形なので、よりダイレクトに感情をつかむことができました。
ただ・・私は写真をモノクロ中心にやっているので、見始めの最初は少しトーンが詰まっているなと感じました。
モノクロ現像する時、硬調より軟調のプリントに私は仕上げていました。
多諧調フィルターを使い、0号と5号両方使いプリントしていました、モノクロプリントしていない人には「???」でしょうが、簡単に言うと全体をやわらかく仕上げて、そこに強い黒を(つぶれない範囲で)乗せていくやり方です。
で見始めたときには、もう少しやわらかく、露出も気持ち上げてと最初は感じたのですが、・・・すぐに慣れてしまいました。
慣れた後はモノクロが表現するゴジラを楽しみました。
ゴジラを見ていない方、ぜひ両方見てください、特に写真をやっている方はモノクロの描写を楽しんでくださいね。
車の中から、横断歩道に立つ男性を撮りました。彼が肩に抱えている白い袋は白く飛んでなく、黒っぽい服も黒でつぶれていないことがわかると思います。
こんな風にプリント作業をしていました。
今はデジタル現像ですが。
とにかく、同じ映画をカラーとモノクロで見られるなんて幸せですし、モノクロ写真のアートとしての評価があがってくるかもしれませんね(うれしい)。