春となり
少し前から妻と「桜を見せに行きたいね」と話していました
木曜日は父も母もデイサービスお休みの日なので
今日と決めていたのですが
早朝目が覚めると(木曜日は早朝勉強会の日です)雨が降っています
残念だけど、だめかと思っていたら
気持ちが通じたのか、お昼前から天気が良くなりました
お昼過ぎ、ランチを兼ねて宮崎県桜の名所西都原に行きました(家から近いし、父母に負担をかけないと思い)
気温も丁度良く、桜もほぼ満開、菜の花とのコントラストよく
気持ちの良い一日でした
妻がスマホで撮って妹や娘たちに写真を送りました
週末は
新型コロナ感染予防に気を付けながら、西都原で春を楽しんでください
夕方は新田原基地の尾山正樹司令の講演を聞きました
題名は「宮崎の安心安全ののために」というもので
現在の周辺国との状況や
国防についてお話を伺いました
国防は「抑止力」をいかにして持つかが大事であり、そのための三本柱である「強化、日米同盟、安全保障」を学びました
また自衛隊では「女性が輝く職場は、皆が輝く職場」を合言葉に運営を行っているようです
私たち地方議員も国を守るという事をいつも頭に入れておかねばならないと思います
大切な学びを得ました、尾山司令ありがとうございました
さて一般質問の報告ができませんでしたが、再開します
今日は人口減少対策、そのうちの少子化対策についてです
檀上からの質問を載せてわかりやすくします
次は人口減少対策です、これは国も地方も同じ問題を抱えています
その際、よく10年後20年後は人口がこれだけ少なくなり、大変な状況になるという事をベースに施策を述べていることが多いです、日本全体が少子高齢化に向かっている状況では、ある面しょうがないかなと思うところでもありますが、私はもっと夢を持ちたい
一昨年産業建設常任委員会で北海道の東神楽町、東川町に行政調査に行きました
あの厳しい寒さの北海道それも旭川に近い内地の自治体ですが、すごく積極的な施策を打ち出していました
合言葉ではないが、多分心では思っていたに違いがありません、それは「地域間競争に打ち勝つ」、他の自治体がやっていないことをあぶりだし、それを強みにするという施策でした
その結果、両町とも人口増を成し遂げています
宮崎県はSDGS調査における全国都道府県幸福度ランキングで全国一です、野村総合研究所の調査によると、成長可能性ランキングにおいて隣町宮崎市は全国8位です
宮崎の中央部に位置する西都市はすごく可能性のある自治体だと考えてもいいのではないでしょうか、それをベースに他市町村がやっていない施策を打って、地域間競争に打ち勝つ道を選んでほしいと思っています、そういったポジティブな考えからいくつか質問をします
国の少子化対策では①社会全体の意識改革 ②子供と家族を大切にするという視点に立った施策が必要とうたっていました
意識改革とは「子供をいつくしみ守り育てることは、社会の基本的な責任である」という意識改革です
子どもと家族を大切にする施策では、1,子育ては社会全体で支援する 2,親が働いている、いないに関わらず地域の子育て支援の充実 3、子供を産み育てる人が不利にならないような働き方改革 4,経済的な支援 そして 5、特別な支援を要する子供に対するもの
といった施策のことです
これを西都市独自の施策として具体化し、打ち出せば西都市の人口減少に歯止めがかかる一助になると考えますが、市長のお考えを伺います
・子育ては社会全体で支援するについては、民生児童員の協力のもと「こんにちは赤ちゃん事業」を実施している
・親が当たら居ているいないに関わらず、地域の子育て支援の充実については、地域の子育ての家庭に対する育児支援を行うことを目的として、西都市地域子育て支援センター事業を実施している
・地域の子供たちとその保護者が安心して生き生きと活動できるための施設として西都市児童館活動事業を実施している
・子供を産み育てる人が不利にならないような働き方改革については、県や労働局から労働関係諸施策に関する情報提供があったとき、お知らせや市のホームページに掲載するなど、市民や事業者への周知を図っている
・経済的支援については、子供の疾病治療を容易にし、子供の福祉保健の推進と健全な発育の促進を図ることを目的とし、子供医療費助成事業を実施している
・児童手当や児童扶養手当の支給や保育料の負担軽減事業などによって子育て世帯の経済的支援を行っている
・障害を持つ子供たちの療育等の支援を行うため、障害児通所支援事業を実施している
・今後もこれらの子育て支援事業を継続実施し、少子化対策の一助になればと考えている
2(1)1
次は少子化対策についてです、壇上から項目に分けての答弁ありがとうございました
それではいくつか、再度伺います
まず「こんにちは赤ちゃん」制度についてです
わたしらの世代では梓みちよさんの同名の歌を思い出します
あの歌は子供が誕生した喜びを表した歌でした
さて「今日は赤ちゃん制度」ですが、全国的に自治体で取り入れられていると聞いていますが西都市の具体的な取り組みを伺います
2(1)1A
・「こんにちは赤ちゃん事業」は乳児家庭の孤立化を防ぎ。乳児の健全な育成環境の確保を図る目的
・生後4ケ月までの乳児のいる家庭の訪問を民生委員児童委員の方々にお願いしている
・子育ての支援に関する情報提供や親子の心身の状況把握を行っている
・支援が必要な家庭には適切な支援につながるよう配慮している
2(1)2
全国的に核家族化が進んでいます、乳児をもつ家庭が孤立化になりやすい状況です、孤立化しないように取り組むことは大切だと思っています、よろしくお願いします。さて
支援が必要な家庭には適切な支援につながるよう配慮しているとのことですが、西都市内で支援が必要な家庭はどのくらいあるのでしょうか?
2(1)2A
(正確な数字は書き留めませんでした、とても少ない数字だつたと記憶しています)
2(1)3
適切な支援お願いいたします、西都市内で新しい生命希望が生まれたことをささやかながらお祝いする取り組みを提案させていただきます
ある自治体では子供が生まれると「ハッピーベル」を鳴らして。それを聞いた人が「あー素晴らしい、また新たな生命希望が誕生した」と思う取り組みです。お祝いをするという事では東川町が著名なデザイナーが制作した椅子を新生児にプレゼントしている取り組みも聞きました。
今西都市内は全戸に防災ラジオが配備されました、防災はとても大切なことですが、少し明るいお知らせとして、例えば「今月、三財地区で、あかちゃんが誕生しました、おめでとうございます」のようなお知らせをすると、西都市全体が新たな生命を喜ぶ気持ちの醸成につながると思うのですが、いかがでしょうか?
2(1)3A
・提案されたハッピーベルにつきましては、関係部署と相談して研究していきたい
2(1)4
いろいろな状況の方がおられることは理解しています、ですが喜ばしいことは市民全員でお祝いをする気持ちの醸成も大切な事だと思います。前向きに検討研究を願いします。育児支援を目的として、西都地域子育て支援センター事業の実施、そして保護者が安心して活動できる施設として西都市児童館活動事業と答弁されましたが、具体的な活動はどのようなものか伺います、まず育児という面からの、西都地域子育て支援センター事業及び西都市児童館活動事業について説明願います
2(1)4A
・西都市地域子育て支援センター事業は、地域全体で子育てを支援することを目的とする
・子育て家庭が持つ児童への不安、心配等についての相談指導、子育てサークル等への支援を実施している
・西都市児童館については、子供の心身を育成し情操を豊かにすることを目的として、地域における遊び場及び生活の援助と子育て支援を行っている
2(1)5
子供を持った親の支援として児童館があるという事ですが、ピヨピヨ学級、ピーチ学級があって、親同士悩みや育児の問題を共有する場として有効だったと聞いたことがあります、現在はいかがでしょう
2(1)5A
・令和二年度開催実績としては新型コロナウイルス対策のため、計画よりも少なく「ピヨピヨ学級」が2回「ピーチくらす」は0回だった
・乳児の保護者を対象とした離乳食講座の「ピヨピヨ学級」、妊婦とその夫を対象とした両親学級の「ピーチくらす」は、議員がおっしゃる通り、親同士の悩みや育児の問題を共有する場として有効なものだった
・次年度からは本年度10月に設置した子育て世代包括支援センターでの相談支援を充実させていく予定であり、本年度までの事業となる
2(1)6
ピーチクラスは日曜日に年3回ほど行われていたようです、答弁のように新型コロナ感染対策のために昨年は行われなかったようですが、このピーチクラスは若い夫婦が子育ての悩みを聞いてもらえる場所だったようです、そしていったんピーチクラスに行ったら垣根が低くなり、児童館等にも気軽に行けるようになったと聞いています。さてそれが次年度から世代包括支援センターに引き継ぐと答えられましたが、この「子育て世代包括支援センター」とはどのような活動をするセンターなのか、それは子育ての悩みを持つ夫婦が気軽に行ける場所になるのか、また移住者のケアには対応できるのか、そして仕事を持つ若夫婦にとって、時間が取れるのは日曜日だと思うのですが、日曜日利用できる施設についてどう考えておられるか伺います?
2(1)6A
・若い夫婦が子育ての悩みを相談できる場所としては、健康管理課が所管する「子育て世代包括支援センター」がある
・気軽に行ける場所としては西都市地域子育て支援センター「つばさ館」や西都市児童館がある
・移住した住民のケアについては、移住者専門の窓口は無いが、西都市地域子育て支援センターや西都市児童館が移住者のケアにあたれるものと考えている
・日曜利用できる施設は該当がない
2(1)7
市民が利用できる日時等は十分検討をお願いします、今年から始まるセンターの事業を注目していきたいと思います。今の若い親御さんは我々と違って、SNS等によって情報得るまた共有するようなのですが、西都市でもラインを使って情報発信を行い。結構喜ばれている話を聞いたのですが、詳しい説明をお願いします
2(1)7A
・SNSによる情報発信については、児童手当や保育所の手続き、予防接種、健診など子育て中の方に必要な情報をタイムリーに発信する目的として、平成31年3月からLINEによる情報発信を開始した
・「さいと子育て情報局」という公式アカウントにお友達登録していただくだけで西都市の子育てに関する情報がダイレクトに届くと大変好評を得ている
・窓口来庁時や広報誌などにより周知を図り、現在1038名の方に登録していただいている
・今後もPRに努め、さらに登録者を増やしていきたいと考える(これは是非さらなるPRをしていくことが移住転入者の安心につながると思います)
2(1)8
働き方改革ですが、これは国の方でも取り組んでいるようですし、全国の市議会でも話題になっているものです、全国市議会理事会において「産前産後期間明記」し産休期間に配慮した標準市議会会議規則も報告されたようです、まず議会や市が範を示し市民や事業者に周知していかねばと、私は思っています
経済的支援ですが、西都独自の取り組みまた取り組まれようとしていることがあるか伺います
2(1)8A
・西都市独自の経済支援としては、子供医療費助成事業において中学生までの子供を対象に医療費の助成を行っている
・そのうち未就学児については保険診療分の自己負担をなくした
・保育所や認定こども園における利用者負担についても西都市独自で軽減を図っている
2(1)9
子どもは宝です、そしてこのようなたとえは正しいかどうかわかりませんが、商売でも商売を成り立たせるためには投資が必要です、投資がないところに発展もありません
私は子育てを支援するのは将来の社会への投資だと思っています
そしてその投資の仕方が移住を考えている方に知っていただけると、人口減少対策の大きな原動力になると思います、それを踏まえて、次に行きます