一般質問も終わり
本日は議案質疑です
開会日に提出された議案に対し、委員会前に確認しておきたいことがあれば
質問する機会です
今日もいくつか質疑が出ました
明日からは3つの常任委員会に付託された議案を審議していきます
さて今日の一般質問紹介は「自転車交通編」です
これはしつこいくらい、質問していますが
地方都市で公共交通機関の整備が未熟なところは
何らかの交通手段を得なければいけません
私はそれが自転車だと思い、ずっと(9年間)提案し続けています
それでは
壇上の質問 私
続きまして毎回のように提案させて頂いている自転車交通です
昨年産業建設常任委員会の行政調査で今治市に行きました、世界的に有名となったサイクリングロード「しまなみ海道」の起点の町です
色々と気づきの多い調査でしたが、その中でも私の目にとまったのが、学生、特に高校生がサイクルヘルメットかぶり通学している風景でした
その姿を見ると、「今治は、真の意味で~自転車の町だ」と強く認識しました
また前回の質問でも述べましたが「1.5m」運動など積極的に取りいれ自転車交通を安心安全なものになるよう市として取り組まれていました
ここで伺います、西都市では他市町村に先駆け、平成28年3月に「西都市自転車安全利用促進計画」を策定されましたが、その進捗状況を伺います
壇上からの答弁
1(2)自転車交通安全
・平成28年度3月に策定した「西都市自転車安全利用推進計画」では、市内での自転車利用を促進するため「安全で快適な通行空間確保」「自転車のマナーアップ」「自転車を通じた観光振興」の3つの柱を基本に掲げ取り組んでいる
・「安全で快適な通行空間確保」では自転車通行帯の整備としてマックスバリュー前の矢羽根とブルーラインの設置、路肩除草や路面老朽化補修
・「自転車のマナーアップ」では西都地区交通安全協会に委託して市内幼稚園、保育所、小中学校、高齢者等に自転車の乗り方交通ルール等の指導を実施している
・「自転車を通じた観光振興」では妻駅西地区商店街振興組合に委託し「西都まちづくりシステム構築事業」の中で、自転車を活用した観光振興に取り組んでいる
・記紀の道での自転車通行社会実験、自転車散走やタンデム自転車イベントの開催、西都原ガイダンスセンターこのはな館でのタンデム自転車のレンタル、サイクルマップの作成、さいとマルシェで制作したサイクルラックの配布など実施している
質問席から
1(2)1
次は自転車交通です、壇上の答弁有り難うございます
毎回毎回質問していますので、答弁に苦労したのではないかと思っています
まず観光振興に伴った自転車利用についてです、今年の2月新富町に行く用事があり、座論梅あたりを走っていたら、やたら自転車が多く走っていました。役場の職員さんがルートのどこそこに立っていました
あとで聞くと児湯五町を自転車で周遊しながらグルメを楽しむ「ディスカバリーグルメライドIN児湯」という催しでした
コースも103km、81kmでロードバイクにはちょうど良い設定でした
何が言いたいかというと、各自治体が単独でなく共同で取組み始めたと言うことです、以前質問で日本遺産と自転車というテーマで西都市、宮崎市、新富町そして宮崎県でとりくんで欲しいと要望しました
知事は前向きの返答だったようですが、この日本遺産周回サイクルロードについて連携は進んでいるでしょうか
1(2)1A
・日本遺産南国宮崎の古墳景観活用協議会において、各自治体の4つの古墳群をつなぐ地域活性化事業として、自転車を活用したサイクルルートづくりの検討を行った
・ルートは西都市宮崎市新富町を巡るルートと三つの自治体を巡るルートの計4ルートを設定した
・各自治体の食やイベントを取り入れながら8回のモニターツアーを実施した
・今年度も各自治体と連携を図りルートづくりをブラッシュアップしたい
1(2)2
是非魅力的なルートづくり願います。ところで私は国文祭の総合文化祭にも参加していますが、国文祭で自転車を使った企画があるようですが、それはどのような企画でしょうか
1(2)2A
・日本遺産のまち 西都を巡るサイクルフォトラリーが西都市実行委員会にて承認された
・内容は西都原古墳群を始めとする文化財、食文化を体験できる飲食店等をチェックポイントとし、参加者は自転車で西都市内を巡り、各チェックポイントに設定された点数を集めるもの
・点数の確認のため、参加者には必ずチェックポイントで写真を撮ってもらい、その写真をSNS等で共有することも期待できる。
・歴史と文化の魅力あふれる西都市を体感でき、情報発信にもつながる企画である
1(2)3
ある程度計画ができていけば、ぜひ広報お願いします。自転車に関連してもう少し質問致します、自転車交通安全のためには自転車通行レーンの設置が必要だと思います、マックスバリュー前から県道高高線交差点まで通行レーンが出来ましたが、その後計画はあるのでしょうか
1(2)3A
・計画として「自転車安全利用促進計画」の短期的施策に基づき、粟野交差点から東側、宮崎佐土原西都自転車道までの通行レーン設置を予定している
1(2)4
少し伸びてうれしいです、自転車レーンの整備に関しては費用も掛かることから、国交省が努力義務としている自転車活用計画が策定されることで国庫補助が活用できると聞いております、是非誠意取り組んで頂きたいと思います
私がなぜ専用レーンにこだわるかというと、自転車事故が怖いからです
自転車事故では加害者側つまり自転車を運転する側ですが、高額な損害賠償の支払いを命じる判決が相次いでいます
6/18の宮日新聞によれば熊本で歩道上において県立高校二年生男子生徒が前から歩いてきた高齢の男性とぶつかり、高齢の男性が死亡しております、大阪では歩道で自転車同士が衝突し車道に倒れた女性がトラックにひかれて死亡した事故が報道されていました
西都でも歩道上のグレーチングの隙間にタイヤが挟まり、損害賠償が発生した事例もありました
私も自転車に乗るのですが、自歩道つまり自転車も歩行者も使える歩道のことですが、ここを自転車で通行するのは怖いです
まず歩道は車道のように車両・自転車が安全に走れるような仕様にはなっていません、でこぼこ段差があり、濡れるとタイヤがとられるグレーチングや蓋など滑りやすい金属製品があり、また歩行者にとってスピードの違う自転車は非常に危険な物となります、自歩道だと左側通行は守られません。また巻き込み事故などの危険性も車道通行に比べると距離が近いことから増大します
毎朝交通安全で交差点にたっていますが、妻中の自転車通学生と小学校の登校グループがそのうちぶつかるのじゃないかと、心配しています
そういったことを防ぐためにも、自転車通行の多い道路、つまり自転車通学路には早めの専用レーンをお願いしたいと思います(続けて)
1(2)5 あまり考えたくないことですが、もし事故が起きた場合損害賠償が莫大になります、そこで保険加入を義務づける自治体が全国で広がっています、このことについて西都市の考えを伺います
1(2)5A
・自転車の加害事故により高額な賠償金を支払う事例がある
・保険加入を条例により義務づけている自治体がある
・昨年12月現在、条例制定により加入義務づけをしているのは6府県5政令都市、努力義務としているのは10都道府県3政令市となっている
・本市においては、他の自治体の動向を注視していきたい
1(2)6
県として加入義務をしているところがあるとのこと、西都市においても県と情報を共有して、加入促進に向かっていただけるよう要望いたします。子供達の安全に関して都農町では自転車用ヘルメット購入費補助金を一昨年から交付しております、これは行政調査で訪れた愛媛県でもそうでした、市としての考えを伺います
1(2)6A
・都農町では一昨年度より自転車を利用する児童のヘルメット着用の促進を図り、交通安全対策を推進するため、自転車用ヘルメット購入費補助金を小学校に在学する児童の保護者に対して、購入価格の1/2上限2000円、児童一人につき1回として交付している
・他の自治体でも実施しているようなので、先進地の状況を研究してまいりたい
1(2)7
是非研究をお願いします。現在中学校では工事用ヘルメットに似た物を使用していますが、中学校を卒業した子供がかぶっているのをみたことがありません。中学校の通学時だけでなく高校通学、一般に於いて使用出来るよう自転車用ヘルメットになればもっと広く安全が確保できるようになると考えます。壇上でも言いましたが今治のように高校生が自転車用ヘルメットをかぶって専用レーンを使って通学する姿をみると、自転車交通文化が浸透していると感じます、質問ではないのですが来年度妻高校が一年生から三年生までそろった新制妻高となります、遠方から自転車通学する生徒もいます。通学時の無事を祈り、学運を願う意味でお祝いの一つとしてのヘルメットもうれしいだろうなと、考えるところです
さて学生から一般に視点を変えます、市職員の自転車通勤はどのような現状でしょうか
1(2)7A
・正規職員の約1割の職員が自転車で通勤している
1(2)8
一割ですか、ところで新庁舎が計画されていますが、職員が使用できる駐車場台数に変化はありますか
1(2)8A
・職員専用という区分けはしていない
・駐車場の台数は現在は324台、整備後は391台である
1(2)9
台数は増えるけど、職員用として区分けをしない
今まで同じようには停めにくくなるのかなと思うところです。西都市での最大企業である西都市が自ら、自転車通勤を推進する事は、自転車の町西都を強くアピールすることになると思われますが、如何ですか
1(2)9A
・自転車通勤する西都職員が率先して交通ルールやマナーを遵守することで、市全体の自転車利用環境のイメージアップが図られることになれば、自転車のまち西都のアピールになると考える
1(2)10
そのためには自転車通勤手当を支給したり、夏の真っ盛りの通勤で汗をかいたときに、流せるようなシャワーブースなど設置することも推進にはよいことかなと考えます。このシャワーブースは観光客も利用できるようにすると自転車交通を推進できると思います。市長如何でしょうか?
1(2)10A
・通勤手当は、国に順じ、通勤距離が2km以上で、交通機関もしくは交通用具を使用して通勤しているものに支給している
・自転車通勤に特化した手当の支給は考えていない
・シャワーブースの設置は依然民間で小野崎通りに設置した経緯があったが、利用者が少なかったようである
・シャワーブースに関しては観光客を含め、利用者ニーズの把握に努めてまいりたい
1(2)11
自転車通勤手当は取り組んでいる自治体もあると伺っています、調査研究してください。自転車は生活習慣病の防止等の効果があるので、費用対効果はあると思います。シャワーブースは是非ニーズの把握をお願いします。これも仕事能力の増進や対人業務の清潔感など費用に見合った効果はありますし、市民とともに利用できればインバウンドなど観光にも強いツールとなる自転車利用が促進されると考えます
今日の稽古は野外は基本と中段突きと刻み突きの稽古
体育館に入ったら
平安の形を初段から5段までやり
組手稽古、テーマは飛び込んでの中段逆突き
でした