本日で一般質問報告は最後です
議会の後,
議会報告がでて、質問の概要が報告されますが、書いている自分が言うのもなんですが、あれでは真意は伝わらないと思います
やはり議場に来て傍聴していただきたいと思います
また時間がないなら西都市のHPの市議会の項に議事録が全文出ています、そこを見ていただくと議会の様子がわかります(長文だから読むのが大変だと思うけど)
それでは報告いたします(青字は補足、私の思いを書いています)
1(2)1
市が使うお金は税金であることを忘れないでください、不開示を貫く方が行政事務の適正な遂行を阻害していることに気づいてください。これは公益上の理由による裁量的開示要件に入ります、「保護される利益に優越する公益上の理由がある場合は開示を認める」とあります。このことを忘れないでください。次は新理事長の方針と市長の考え方について伺います、新理事長の言われる「医療は患者さんのために存在する」という理念は素晴らしいものです、東米良診療所で長年僻地医療に携っておられることにも感謝しています、ここでいくつか確認したいことがあるので市長に伺います
昨日も田爪議員が取り上げましたが、公募の件の確認です
募集要項の表題には何と書かれてますか?
1(2)1A(室長)
・地方独立行政法人西都児湯医療センター理事長(院長を兼ねる)募集要項である
1(2)2
昨日も田爪議員に答弁されましたが再度聞きます、現在院長は兼任していないですよね?なぜですか
1(2)2A(市長)
・濵砂理事長は新理事長の引継ぎを受けることがなかった
・医療センターの現状を踏まえ、法人の運営管理体制を強化する必要性を感じた
・地方独立行政法人法に照らし、病院の経営と診療の業務を分離する体制整備を図られたところである
・医療センターの職員の任命権はすべて理事長にある(地方独立行政法人法第20条)
・人事は理事長の権限ないであり市としては法人の自主性、自立性を尊重すべきである
1(2)3①
市が要綱を決めたのだからそれは申し訳ないけど考え直してくださいぐらいは言ったのでしょう?伺います
1(2)3①A(市長)
・繰り返しになるが、地方独立行政法人法第20条に規定されている通り、医療センターの職員の任命権はすべて理事長にある
・人事を含む法人内の体制整備を行うことは理事長の権限の範囲である
・市としては、これらのことが法を逸脱した行為でないと考える
・法人の自主性、自立性を尊重すべき
1(2)3②
もう一つ今の答弁で理解ができないことがあるので教えてください
医療センターの職員の任命権はすべて理事長にあるといわれました、これは市長には院長に関する任命権はないことになります、それなのに公募要件で院長を兼ねると書くのは市長の権限を越えているのでないですか。この公募自体がそもそも内容に不備があり正式じゃない、つまり成立しないのではないかと答弁を聞いて思いましたが、どうですか?
1(2)3②A(市長)
・公募を実施するにあたり、当時の医療センター理事長の勤務条件と合わせたものであり、内容に不備があったとは考えていない
1(2)3③
新理事長は一代で善仁会を作り上げた力のある先生であると思っています、ですが応募したのは2名だけだったと聞いています。おかしな要件だなと思った方もいたのじゃないかと想像します。公募条件が兼任を求めないものなら、もっと多くの応募があったかもしれません。それに就任後の要綱変更はアンフェアであると考えます。ところで交募対象ポストのミッション、求められる人材のイメージが明記されてありますが、なんとうたっていますか
1(2)3A(室長)
・地方独立行政法人西都児湯医療センターは「西都児湯2次医療圏の中核病院として、また地域災害拠点病院として、地域医療の水準のさらなる向上を図り、あわせて経営の効率化等に積極的に取り組み、地域住民の健康の維持および安全安心の確保に寄与すること」を目的とし質の高い医療サービスの提供に努める
・今回の公募の対象である理事長は、当法人を代表し、長年の医療従事者としての経験と蓄積されたノウハウを活かし、地域医療機関及び西都市と密接に連携し、地域水準のさらなる向上を図り業務運営にあたるリーダーシップを発揮して業務を的確に遂行できる十分な能力を有するものを求めている
1(2)4
箇条書き的にいうと・西都児湯二次医療圏の中核病院・地域災害拠点病院・地域の医療機関及び西都市と連携・地域医療水準のさらなる向上・経営の効率化・地域住民の健康維持安心安全の確保に寄与することを目的として質の高い医療サービスの提供に努めるとあります。ここで伺います「経営の効率化」とは具体的にどういう意味ですか
1(2)4A(室長)
・ 業務の遂行により達成する成果を増やすこと
・ 具体的には中期目標に「業務運営の改善および効率化に関する事項」として「法人運営管理体制の強化」」「業務運営の改善と効率化」の項目を定め、医療センターに指示した
1(2)5
センターの財務上の黒字化、収益性は入っていないですね、残念です。・・地域医療の水準のさらなる向上とは具体的にどういうことですか?
1(2)5A(室長)
・ 地域医療については地域住民が安心して暮らせるよう、地域住民の健康を支える医療体制の事であり、水準を高めること
・ 中期目標に「住民に対して提供するサービスその他業務の質の向上にかんする事項」として「医療さ^ビス」「医療の質の向上」「患者サービス」「公的医療機関としての役割」「法令順守」を定め医療センターに指示している
1(2)6
医療の質の向上も入っていますね、理事長の勤務形態はどうなっていますか
1(2)6A(室長)
・常勤である
1(2)7①
東米良診療所の勤務はどうなっていますか?
1(2)7①A(室長)
・毎週水曜日に東米良診療所での診療に当たられている
1(2)7②
常勤の定義を伺います
1(2)7②A(室長)
注意(室長の答弁が不明で、いちじ、暫時休憩しました。室長は・「法人の役員は、理事長は常勤都市、理事及び幹事は非常勤とする」として役員の身分が規定していると答え
私が「常勤の定義ですよ例えば民間だと週40時間以上勤務だとか、あるでしょう?定義はと改めて聞いたのですが、答えは定義はないとのことで終わってしまいました。私はその答えを正確に書き写していないので、ここでは省略します、詳しくは議事録が出たとき確認します
注(私の意図は、応募要項に常勤と書いてあるから、その常勤とはどういうことかと、例えば水曜日東米良診療所に行くのは常勤に反するのではないか、また勤務時間の規定はないのかと聞きたかったのですが、質問の意図が伝わらなかったようです
1(2)8
それをやられているということを記憶します。これだけの激務をやられるわけです、給与はいくら支払っているのですか?
1(2)8A(室長)
・ 地方独立行政法人西都児湯医療センター役員報酬規程第5条を読み上げます
・ 理事長の基本給は月額70万とする
・ 理事長が法人の病院長を兼務し、診療に従事する場合は、医師手当として月額40万円を支給する
・ ただし理事長自ら減額の申し出があるときはこの限りでない
1(2)9
報酬規程は理事長・院長分担しているのですか?つまり理事長専任になったのだから減収になったかですが、いかがですか?
1(2)9A(室長)
・就任時から理事長の基本給のみである
1(2)9②
週一回の東米良診療の報酬は入っているのでしょうか
1(2)9②A(室長)
・ 医療センターから支払われる役員報酬については、東米良診療所における診療の報酬は含まれていない
注(これは別組織であるから当然の答えであると思います、東米良診療所には市から指定管理料等(名称は違うかもしれないけど、何らかの運営費)が支払われているはずです、もらうならそこからでしょう)
1(2)10
募集には自己アピール文を提出することになっています、特に第二期中期目標に対する課題と対策、そして病院理念の理解と実現の部分は市民の命を預けるセンターのトップとしての考えを知ることになります、どのような文章だったのでしょうか
1(2)10A(室長)
・評価委員会の決定に基づき、非公表である
1(2)11①
前も言いましたが評価委員会は原則公開です、ただ闊達な会議ができないかもしれないと公聴については非公開であり、これは納得しますが、終了後は議事内容は公益に関することだから公開すべきです。二次医療圏10万人住民の公益です、公表してください、いかがですか?
1(2)11①A(市長)
・評価委員会の決定を尊重したい
1(2)11②
現在の常勤医、非常勤医、医師会の当番体制の現状そしてそれぞれの給与・日当はどうなってますか?
1(2)11②A(室長)
・ 現在の当直体制は常勤医の当直ぬ加え、宮崎大学から派遣されている非常勤医師や地元医師会会員によって運営されている
・ 給与は地方独立行政法人西都児湯医療センター非常勤職員給与規定に元好き適正に運用されているものと考える
1(2)12
先ほどの理事長給与は金額までしっかり答えられたのですが今回はなぜですか?じゃその内容は前理事長時代と変化はありますか
1(2)12A(室長)
・ 先ほど申し上げた両規定につきましては、一部改正が行われている
・ 適正に運用されていると考える
1(2)13①
適正はだれが判断しているのですか、変化があったということは日当が上昇したと考えてよいですね
1(2)13①A(室長)
・ 一部改正とは当直にかかる医師会の医師の給与の改定である
・ 西都市立医師会病院当時から変更がなかった
・ ・当直にかかる宮崎大学医師との給与金額に合わせた形で改正した
・ 医療センター理事会で審議され決定したと伺っている
1(2)13②
給与が上がったと理解します
センターの採算ベースを踏まえた経営方針について理事長と意思の疎通をはかっていますか
1(2)13A(市長)
・ 経営方針にとどまらず、病院運営に関しても二者協議をはじめ頻繁に意見交換を行っている
・ 十分意思疎通が図れていると考える
1(2)14①
そもそも市長はセンターの採算についてどう考えておられますか
1(2)14①A(市長)
・ 濵砂新理事長の病院経営における手腕に対し、信頼している
・ 病院の健全な経営に努めていただけると考える
1(2)14②
市長の考えを聞いています
1(2)14②A(市長)
・ ・・・(どう市長が答えたか忘れしました同じような答弁だった気がします)
(市長が病院経営をどう考えているか聞きたかったけど・・)
1(2)15
これは以前センターからいただいた2016年から2051年までの財務シュミレーションです、我々議員はこれを見て収益性と対策を判断していました(それまでセンターは収益シミレーションを提出してくれました、これからも経営状況を判断するためにも提出してもらいたいです・・・私の思い)
市長もご存じの通り今まで脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血に対応できたので大変評判の良いセンターでしたが、この疾患への対応は今からもできるのでしょうか
1(2)15A(市長)
・ 常勤医師に慰留に応じていただけるよう努めている
・ ご理解いただきたい
・ 当面手術は難しい
・ 宮崎大学と調整を図っている
1(2)16①
新聞等にも出ていましたが、退職を考えておられる先生とはどなたですか
1(2)16①A(室長)
・内科医師1名、および脳神経外科医師一名である
1(2)16②
新聞の50代の副院長、50代の呼吸器内科長のことですね、それと宮大から派遣されている脳神経外科医一名、そして開業される予定の先生一名の計4名退職されるのではないですか?
1(2)16②A(市長)
・ 常勤医師に慰留に応じていただけるよう努めている
・ 宮崎大学から派遣されている医師については文書による通知は来ていない
・ 開業を予定されている医師については、救急医療対策調査特別委員会委員長に報告している
・ 開業までは常勤医として勤務している
1(2)17①
・・・私は10数年前の救急病院の危機時代を思い出します、何度も述べましたが市民活動として救急医療の再建にかかわってきましたし、あの時県議だった市長や浜砂現県議にも相談し県議会へのパイプを作ってもらいました。あの時はほぼ単身で飛び回っていたので助言等はありがたかったです。当時高齢化等で医師会がお手上げでした。救急病院廃止やむなしという時にたった一人で頑張ってくれたのが50代の副院長先生です、私は西都児湯住民の命を守り後遺障害から守ってくれた大恩人であると思っています。私は先生に西都市内で活躍できる新たなステージが用意できなかったのが心から残念です、市長、恩返しできなかったことを記憶してくださいね
また市長はこの一般質問の答弁で三位一体がやっとなされるというような、今まであたかも連携が取れていないかのような言い方をされていたように聞こえましたが、市長はそう考えていたのですか
1(2)17①A(市長)
・地元医師会、医療センター、市の連携の重要性を申し上げている
1(2)17②
今までは連携が取れていなかったのかと聞いています
1(2)17②A(市長)
・ 地元医師会、医療センター、市の連携の重要性を申し上げている
(私の思い・・同じ答えしかえってこない、今度は連携が取れるという風に述べているので(言葉は違うかもしれないが)、いままでは連携が取れていなかった、もしくは連携をとる努力を怠ったと感じます)
1(2)18
前も述べましたが、私の母が大腿部、骨盤骨折で市内の私立病院に入院したとき、肺疾患にかかったことがありました。その時その私立病院の先生とセンターの50代の呼吸器内科長の先生が連携をとっていただき治していただきました
これこそ真の意味での連携だと思いますが市長どう感じますか
1(2)18A(市長)
・これまでも申した通り、地元医師会、医療センター、市の連携が最も重要であり、そのことにより病院と診療所の連携、病院と病院の連携も充実してくると考える
1(2)19
市長が考えるより現場サイドの医師間の医療連携は取れていたのです。昨日北岡議員が公文書について述べましたが、この数年のセンターをめぐる庁議、庁内会議、センターと市長の協議、医師会との協議、懇話会会議、整備基本構想懇話会、調整会議等議事録は絶対残していただき、将来の市民の付託に応えるようにしてください、市長いかがですか
1(2)19A(市長)
・議事録の管理については、関与する法令等の規定に従って、適正に対応する
1(2)20
よろしくお願いします、永年保存してください。私はセンターの将来を不安視しています。このままだと優秀な医者がいなくなります、市民もセンターが行った医療報告会を聞き危機感を覚えて署名活動をしました、たくさんの署名は集まりましたが、残念なことに署名の願いはかなわず、結果現在のようになりました。優秀な常勤医が去り、宮崎大学との連携もうまくいかず。単に負債のみを積み上げていくセンターになるのではないかという恐れです、市長はそのあたりの恐怖は感じられるでしょうか
1(2)20A(市長)
・ 長年病院経営に携わってきた濵砂先生を理事長として迎えることができた
・ 地域医療に対する広い知見と経営の手腕、県医師会宮崎大学医学部との連携もできる方で、大きな信頼を持っている
・ 地元医師会、医療センター、市が密接に連携し三位一体で取り組みたい
1(2)21
市長は恐怖を感じていないと理解しました
時間も無くなりました、最後にします
いろいろと言いましたが、私はどんな形になったにせよ西都児湯10万人の命を守る医療センターには頑張ってほしいと思っています
ですが名医といわれる先生方の退職、先生方の補充もおぼつかない。手術に必要な麻酔科の先生はやめさせてしまった、間もなく常勤医はたった2名になりそうだ
経営状況も当然悪化している
これらは庁内会議や調整会議で決まったことを市長が変えたことから端を発し、そしてほぼ出来レースとしか思えない不透明な公募を無理やり行い、なんら過程を公表せず不透明のままにしたことによって、起こったと私は思います
小さな嘘を隠すため、またうそをつく、その繰り返しで膨れ上がり、行くも引くもできない状況になっているように感じます
突然火の粉を浴びることになった新理事長の濵砂先生が気の毒とさえ思います
こんなはずじゃなかったと思っている気がします
前にも言いましたが、新病院建設を含むセンターの充実は私が長年望んでいることです
ですが、市庁舎やコロナ対策等による市財政の悪化、収益性が見込めないセンターの医療体制の現状を鑑みると、今は新病院建設はいったんやめて、新理事長の濵砂先生に頑張っていただき、二次救急医療、災害拠点病院としてセンターを再建し、収益性の良い医療体制をしっかり確立したあと、白紙の状態から新病院計画を考え直すのがよいと思います
幸いなことに現建物は耐震補強をしていますから、しばらくは大丈夫です、どうか市長に良き判断していただけるように願っています
理事長と努力をされて、まずは医療体制の整備をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか
1(2)21A
・ 新病院の建設は多くの市民の皆様の願いである
・ 三位一体で取り組んでいく
・ 医療センターの体制整備について支援していく
1(2)22
医療体制の整備こそが今やるべきことです、(赤字を垂れ流すような医療体制だと市民の負担は計り知れません)・・・質問のすべてを終了します
質問のすべてですが、聞き損じたこと、忘れたこと等もあるかもしれませんいつも言っているように、いずれ全文が西都市のHPに載ります、そこで確認をお願いします